それでは、連載第156夜は、再び「京都鉄道博物館」からお届けします。
旧京都駅上屋を使用した「トワイライトプラザ」は、主に「トワイライトエクスプレス」関連の展示をするため設置されました。
まず、先頭は専用機の1両、EF81 103です(写真)。敦賀のカマ、同所属の「日本海」牽引機とは、塗色以外にも変更があります。
続いては、スシ24-1です(写真)。サシ489として落成、余剰となり廃車を待っていたところ、青函トンネル開業に伴う寝台特急用食堂車として白羽の矢が立ち、24系客車に改造編入された車両です。「北斗星」にも同形が用いられました。調理室の業務用ドアが手前に見えています。
反対側からの眺め(写真)。「トワイライト」エンブレムが見えていますが、レリーフでは無くシールなのはちょっと残念でした。
調理室(写真)。引退後整備され、現在に至ります。
食事室(写真)。フランス料理は無理で、大阪発の昼食とパブタイムに使用した記憶があります。多くの人は、昼食は自宅からの持ち込み弁当で、JRも分かっていて夕方にゴミ回収を行っていました。
最末尾を飾った、スロネフ25-501(写真)。オハネフ25改造の、密閉型展望車でもあり、この部分がスイートの1番です。男一人で乗らないように。
本館南側の「車両工場」には、2両の関連車両があります。
1両は、オハ25-551です(写真)。寝台車改造のロビーカー、夜は食堂車のパブタイムにも使用されます。
そして、もう一方の末尾、電源車、カニ24-12です(写真)。青函トンネル対応改造が施されています。
いよいよ本連載もトワイライト、間もなく日没を迎えます。我ながら、よく続いたものだと思います。
それでは、次回をお楽しみに。
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