それでは、連載第410回目は、三岐鉄道ED22 2をお届けします。
ED22 2は、弘南鉄道ED22 1、松本電鉄ED301(ED22 3)と同じく信濃鉄道(現大糸線の一部)で導入された、ボールドウィン・ウエスチングハウス製の輸入電機で、国有化でED22 2と改番、後に三岐鉄道に移籍、後に引退しました。
引退後は大安駅近くで静態保存されていました(写真)。屋根付きですが、状況は見てのとおりでした。
別の機会に(写真)。ヘッドライトは落ち、窓は割れ、かなり悲惨です。
後に三岐鉄道が譲受し、整備修復の後東藤原にて静態保存されるようになりました(写真)。「いぶき502」の位置です。
一時は保存そのものが危ぶまれましたが、現在は美しい姿を取り戻しています。ただ、内部の機器は壊れているでしょうから、動態化は無理でしょう。
それでは、次回をお楽しみに。