2025年も全国津々浦々、色んなラーメンに出会いたいです。
その2025年早々に、水戸方面に行く機会がありました。
水戸の一つ先の「勝田駅」に降り立ちました。
過去ログを見ると、前に勝田に来たのは2007年のこと。
なので、実に18年ぶりの勝田再訪となります\(^o^)/
>18年前に書いた勝田の名店「手打ちらーめん大進」のレポはこちら!
この大進は、水戸のご当地麺「水戸スタミナ」の源流となるお店になります。
(*上の18年前の記事のコメントに、「スタミナラーメン発祥は大進ではありません」とあり、その発祥は「玄海」だと教えてもらいました。この「玄海」のレポも、この記事の次に書きます!!)
その大進のすぐ目の前に、もう一軒、水戸スタミナ麺が食べられるお店があるんです。
それが、、、
らーめん現代
という、これまた歴史のある老舗店です!
この日は大進が臨時休業ということで、迷わずにこのお店に入りました。
このお店も、創業50年くらいになる老舗の名店です。
そしてまた、激ウマの水戸スタミナラーメンを出すお店としても知られています。
なので、目の前の大進同様、行列必至の人気ラーメン店なんです。
Google mapでは11時30分~となっていますが、11時ちょっと過ぎに来たら営業していました。
しかも、11時過ぎなのに、ほぼほぼ満員御礼で、11時半には行列ができていました(平日なのに…)。
メニューは色々あります。
ラーメンは一杯700円になっています。
マーボー冷しメンも人気みたいで、注文するお客さんも多数いました。
スタミナ系も色々ありますね。
基本的には、2タイプ4バージョンかな?!
①レバー唐揚げ入りの基本の「スタミナウマミメン」
②レバー唐揚げ入りの冷しの「スタミナ冷やしメン」
③豚バラ唐揚げ入りの熱々の「肉スタミナウマミメン」
④豚バラ唐揚げ入りの冷しの「肉スタミナ冷やしメン」
ですね👆
基本は①のスタミナウマミメンですが、②~④も人気なんですって。
レバーも豚バラも「唐揚げ風」になっていて、どちらも美味しそうです。
で、基本的には「冷やしメン」が人気で、また定番となっているそうです(ただし、冬の時期は麺熱々のウマミメンもかなり出るそうです!)
僕的には、やっぱりレバーって苦手なので、④を頂きたいと思います。
他にもこんなメニューが色々と揃っています。
丼ものやチャーハン、定食など、色々あります!!
いや~、ここも一度来たくらいじゃ語れないお店ですね、、、💦
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、勝田駅前で「大進」と共栄共存してきたらーめん現代の、
肉スタミナ冷やし
です!!
すごいすごい!!!
なんだかよくわからないけど、すごい存在感ですよ、、、
冷たい麺と熱々のスタミナ餡がきれいに「セパレート」されているのが印象的です。
右側に冷たい麺、左側に熱々のスタミナ餡、なんかカレーライスみたいな感じ?!
これ、すごくよくできていて、麺は最後まで冷たいまま、残れるんです。
また、餡の方も最後まで熱々のまま、留まれるんですね。
まさに「ヒヤアツ系」の極み!みたいな感じになっています。
zoom up!
らーめん現代のスタミナ冷やし、一口食べると、、、
「うおおお!! 甘みと辛みが同時に迫りくる、甘くて辛いヒヤアツ系のあんかけスタミナ麺だ!」
って思いました。
水戸スタミナラーメンを食べるのは初めてじゃないですけど、かなり久しぶりで…
「水戸スタミナラーメンってこんなに魅惑的で美味しいラーメンだったっけ?!」
って思いましたね…(;´∀`)
甘くて辛い、そして、冷たくて熱い。
矛盾しまくる人間と同じように、二律背反する要素を二つも備えたオリジナル麺料理になっています。
これ、「スタミナラーメン」と呼んでよいのか分かりませんが、全国の中でも、ホントに唯一無二の「形式」のご当地ラーメンになっているなぁって強く思いました。
あんかけ焼きそばみたいな感じ?! あんかけラーメンっていう感じ?! でも、ラーメンと呼べるほど「スープ」が入っているわけではない?!(でも、スープは餡の下に入っているのもまた、事実なんですよね…)
最初は「甘さ」が先に来るんですが、徐々に「辛さ」が舌に伝わってくるのを感じます。
麺はこんな感じです。
水戸スタミナラーメンって、どこも「中太麺~太麺の中間くらい」の麺なんですよね。
これもまた、この水戸スタミナラーメンが全国クラスのご当地ラーメンになれた理由かもですね。
麺がとにかく太くてタフでもちもちでゴワゴワなんです。
こんな太くてハードな麺に、甘くて辛い、そしてアツアツのスタミナ餡が合わさるんだから、もう驚きです。
冷たい麺で、アツアツの餡と一緒に食べると、そこはもう「ヒヤアツの世界!」です。
そして、更に驚いたのが、「豚バラの唐揚げ」でした。
こんな美味しい豚バラ唐揚げ、食べたことがない!!っていうくらい。
甘辛スタミナ餡の中に入り込んだ、甘辛味の豚バラ唐揚げ、これはもう「完全優勝」であります。
もう「まいうー」であり、「デリシャス」であり、「エクセレント」であります!(興奮中)
こんだけ美味しいなら、「肉増し」とかあったらいいなぁ~~(あるかも?!)
あと、うずらの卵が入ってて、これもとてもかわいくて美味しくてよかったです💘
***
というわけで、、、
実に18年ぶりとなる「水戸スタミナラーメン」、大進の目の前の「らーめん現代」で味わいました!
めっちゃ美味しかったなぁ~~(n*´ω`*n)
水戸スタミナ冷やしってこんなに美味しかったか、、、って。
これはもっともっと、多くの人に知ってもらいたいらーめんですね👆
らーめん現代の肉スタミナ冷やしもすっごくすっごく美味しかったです!
またここに来て、今度は他のメニューを食べてみたいです!!
それと、、、
大進の「焼肉スタミナ冷やし」もまた食べたかったなぁ~~( ;∀;)
ま、でも、臨休ってことで、不可抗力なので致し方ありません。うん。
…
ちょうどカウンター席の真ん中に座れて、厨房の中も見れました。
目の前に、大量の「豚バラ唐揚げ」「レバー唐揚げ」が置いてあって、もうそこに飛び込みたくなりました。
また、まだ揚げてない大量の豚バラ肉もあって、「これが唐揚げになるんだ…」って思いました。
店主さんは70代くらいの方かな? 補聴器をつけていましたが、現役バリバリな感じがして、カッコよかったです💘
そして、息子さん?と思われる人がいて、その人が主に「スタミナ餡」を作っていました。
息子さんと思いましたが、話している感じだと、違うなって思いました。
これだけのお店なので、是非誰か次いで、この「らーめん現代」の暖簾を守ってほしいですね。(それは、「大進」にも言えることですよね、、、)
結論的には、「水戸スタミナラーメンは、やっぱりやっぱりとっても美味しかった!」ってことです。
18年前にも食べましたが、その時と変わらず、たくさんの人に愛されているご当地ラーメンなんだなって、再確認できました。
ご当地ラーメンが「真のご当地ラーメン」になるためには、こんな風に地元の人にこそ一番に愛されることが「条件」なんだなって思いました。観光客目当てのご当地ラーメンじゃ、なかなか定着はしません。
隣りのお客さんも、その隣のお客さんも、その隣の隣りのお客さんもみんな、この水戸・勝田エリアのお客さんっぽかったし、常連さんっぽかったんです。
全国に数多あるご当地ラーメンですが、この「水戸・勝田・ひたちなかエリアに広がるスタミナラーメン」は、本当の、ホンモノのご当地ラーメンになっているんだなって強く確信しました。
場所はこんな感じです!
勝田駅から徒歩でホントに3分くらいです!!
めっちゃ駅チカですので、県外の人でもさくっと行けると思います。車がなくても安心!
この現代の目と鼻の先にあるのが、、、、
18年前にレポートした「大進」であります!!
お店自体は健在でした!!
このお店にも立ち寄ろうかなって思ったんですが、、、
あいにく、1月23日は「臨時休業」でした( ;∀;)
残念、、、
…
さ、それでは、勝田から水戸に戻り、正真正銘、「水戸スタミナラーメン」の発祥のお店に向かうことにしましょう。
やっぱり、ご当地ラーメンの発祥のお店にこそ行かなければなりませんからね。
どんなスタミナラーメンと出会えるのでしょうか?!?!
ドキドキです…
次のラーメンもまた、楽しみにしていてくださいねー!!\(^o^)/