精力的に活動を続ける12012、期待の新作がリリースされた。
千葉の新星堂の店員さん、イチオシってことで、
衝動買いしてしまった。
(12012は当たり外れが激しいので、買うのを躊躇していた)
しかし、今回の「As」は買って大正解だった。
ちょっとメランコリックなアップナンバーで、
メロディアスで、現代的で。
基本的な路線は変わっておらず、
12012っぽい楽曲に仕上がっている。
ヴィジュアル系の王道とも言える
疾走感溢れる楽曲は、たしかに説得力がある。
ただ、ちょっとギターの音がつまらないかな。。。
ラーメンで言えば、相変わらずの「濃厚豚骨魚介」みたいな。
これは12012だけに限った話じゃないけど、
音がかなり単一化されてきていて、
第一印象はいいんだけど、どこかぱっとしない。
ラウドなんだけど、他との違いが見えてこないっていうか。
もう少し音にこだわったほうがいいような気がする。。。
12012の音、ここにこだわりがあるともっと伸びるだろうな。
最後のサビのドラムの暴走ぶりは聴き応えあった。
ああいうドラムは普通入れないよなぁ~、と。
サビのメロのど真ん中に8分連打というフィルは珍しい。
二曲目のflowerはうって変わってラルクっぽいミドルテンポの曲。
結構風景が浮かんできて、いいかも。
僕はこれ、気に入ったなぁ~
三曲目はcrazy the city。これまた従来の12012っぽい曲で、
ハードでスピーディーでゴリゴリ。
ただ、これまでの想定範囲に収まるものだったような。