ドイツから帰国して翌日。
僕の帰りを待っていてくれたかのように、BUCK-TICKの新作が届きました。
バクチク現象
-New World-
この作品は、BUCK-TICKのドキュメント作品(劇場版)です。
2021年のシーンから始まります。
(これ以上書くと、ネタばれになるのでやめます)
その「完全生産限定盤」には、2023年の異空-IZORA-のライブ映像と、それからシングル『眩しくて視えない/フリーダムフリーダムパラダイスロスト』が入っています。
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『眩しくて視えない』は、ほぼほぼあっちゃんに向けた歌だと思います。
が、大切な、とてつもなく大切な「友」との別れを歌った曲になっています。
「狂いたくなる夜はもう来ない ほら 朝が来て サヨナラだ」
この言葉に、僕はぎゅっと胸が締め付けられる気持ちになりました。
すごくいい言葉だなぁって思って、、、
さすがは今井さんだ、、、😂
途中、2番目のBメロが終わったところで、「あっちゃんの歌」が入り込んできているような感じで。
何度聴いても、「これ、あっちゃんの声だよね?!」って…。
「愛だけ」というあっちゃんの声?がループしているんです。
そして、「そこにある」って声が!!
あ、『COSMOS』のあのフレーズだ!!!(ここでむちゃくちゃグッときます)
(とすると、「狂いたくなる夜はもう来ない」というのは、COSMOSの「僕を狂わせて欲しい」のリアクションってことになる?!)
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そして、最後に、「忘れられない 友よ」というところで、もう僕の涙腺は崩壊…😿
あっちゃんへのレクイエムであり、また、普遍的な別れの歌でもあり、、、
そして、「ほら 風が吹いて また会える」って歌うんですよね。
もう会えない、さよならだ、でも、また会える。
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二曲目の『フリーダム・フリーダム・パラダイスロスト』は、これまでにないくらいにポップでスコーンっと突き抜けたスピーディーな四つ打ちビート曲。
星野さんっぽい曲でもあり、また、どこか今井さんっぽさもなくはない跳ねてる曲ですね。
歌詞が今井さんで、曲が星野さん。今後、この組み合わせの曲もいっぱい出てくるのかな?!
この曲も、「蛇」という言葉が何度か出ていて、COSMOSの世界を感じさせてくれます。
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今回はこの2曲だけでしたけど、この2曲に、僕はBUCK-TICKの更なる未来が見えた気がします。
あっちゃんという唯一無二のロックスターを失ったメンバーの4人。
でも、この4人で、5人のBUCK-TICKの更なる世界を見せてくれているんです。
今のこの4人の背中に、あっちゃんが「いる」。
それを確実に感じた2曲でした。
あっちゃんはもう二度とこのバンドには戻ってきません。
でも、あっちゃんの魂を乗せた新たな歌は、僕らにこれからも届けられるんです。
今井さんと星野さんと、そしてユータさんとアニイとで。
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もう、会えない。
でも、また、会える。
それだけが、僕の頭の中でぐるぐるとまわっています。
こちらは贅沢なBlu-ray盤です。
こちらは、僕が購入したDVD盤。
この二つのどちらかを買うと、シングル2曲をCDで聴くことができます!!