総豊です♪
僕のブログを(「Dr.keiの研究室1」時代から)ずっと読んでくれている人は、
もはやお馴染みというか、「もー、えーやろ?!」っていうくらいに、
読まされてきた、というか、読んでいただいてきた、というか。。。
ま、それくらい愛しているお店ということで・・・
でも、個人的には結構久々。
前回が、2008年11月13日なので、約二ヶ月ぶりってことになる。
できることなら、月一で通いたいなぁと思いつつ・・・
さて、久々の総豊だが、相変わらず大人気であった。
大勝軒とかがんことか二郎とか、そういうブランドがないにもかかわらず、
おのれの実力だけで、ずっと千葉の地で頑張り続けていて、
ずっと人気を維持していて、ラーメンの改良の手も休めないで、
ホント僕の理想のラーメン屋さんだ。
大行列にはならないけど、常にお客さんがいる、
で、ずっとその状況をキープし続ける、
これほど難しいものはないはずだ。
ある程度の人気をずっと継続することは、ブレイクするより難しいのでは?
今日は総豊を教えてくれたお父さんと二人で来店。
僕はつけ麺醤油、お父さんは味噌ラーメンを注文!
つけ麺は、僕的には是非細麺で食べてもらいたいところ。
つけ麺=太麺という固定観念を外すと、ここの細麺は、
ホントつけ麺に実によく合っていて、のどごしも半端なく良い。
自家製麺ということもあって、麺を楽しむには十分すぎる。
細麺ゆえにスープとの相性もよりくっきりとしてくる。
スープにちょこっとだけ浸して、麺をむさぼり食らう。
スープがしっかりとしているので、細麺ならちょっと浸すだけで十分。
僕としては、つけ麺醤油麺細め+自家製煮玉子がBESTだ!
もちろん量に関してはもう全く問題なし。
もともとお腹一杯心ゆくままに食べてもらいたいというお店なので、
ボリュームは満点。(麺は200gからほぼエンドレスに用意してもらえる)
まだ1kg制覇した人はいないのかな?!(今度聞いてみよう)
で、今回注目すべきは「味噌ラーメン」。
上のビジュアルで気づいた人もいるかと思うが、
器が変わった。より洗練された、というか、
より和風よりになった。
ラーメンは見た目もとても大事で、こういう細かい改良が
また思わぬ効果を発揮することもあるのだ。
またトッピングの「おろし(大根)」もキメがより荒々しくなり、
市川さん(店主)のイメージにより近いラーメンになったのでは?
最近は生玉ねぎや生ねぎや生にんにくなど、
「生」のトッピングが色んなお店で出されているが、
生おろし大根を武器にしているお店ってそんなにあるわけじゃない。
っていうか、総豊がすごいのは、それをずっと前から、
自分の信念やこだわりから、他人の真似事じゃなくて、
出し続けているところだ。
もちろん真似の部分もあっていいし、そうせざるを得ない部分もあるが、
こういう自分なりのこだわりを貫き通すところが本当にカッコイイと思う。
特定の名前を挙げる気はないが、
今のラーメン業界、長いものに巻かれているお店が多くないかな、と。
「とりあえずこーしておけば、いいんじゃないかな」
という感じで、自分の意思を無視して、時代にただ合わせているだけの
お店も多いのでは?と、僕はとても危惧する。
総豊はもう10年以上、手探りを続けて、それなりに自分をもって、
しっかりと店を営業し続けているし、一本の筋を通している。
お世辞にも綺麗じゃないし、広くもないし、オシャレでもない。
でも、自分のラーメンをしっかりと作り続けている。
それがここのお客さんにしっかりと伝わっているんだと思う。
と、熱く語ってしまったが、味噌ラーメンもやはり総豊っぽい一杯なのだ。
(ただ、スープがやっぱりちょっと地味かなぁ~と思ったり・・・)
2009年も総豊を僕は応援します!!