夜はちょっと訳あって麺魂まつい@本八幡へ。
魂麺は久々二度目の訪問。千葉ラーメン界ではかなり有名なお店で、千葉県内外からお客さんがやってくる。
僕自身,本八幡にはそう気軽に来れるわけじゃないので,自ずと回数は減る。本八幡はラーメン激戦区ではあるが,時折ふらりと立ち寄る程度だ。
さて,魂麺。まついはいわゆるニューウエイブ系のラーメン屋さん。もともとは千葉の老舗人気店「13湯麺」の二号店的な存在だったが,今や、『魂麺』そのものがブランドになりつつある。
そんな魂麺で新たな人生を切り開こうとしている人がいる。その人の頑張っているお姿を拝見し、祝福しようと思って、まついへと向かった。
魂麺にはたくさんのラーメンがあるので、どれを頼んでいいのか分からない。前回は鶏白湯ラーメンみたいのを注文したので、今回はつけ麺を食べてみようかな、と。
ここのつけ麺のスープは、魚介風味の濃厚鶏白湯スープ。スープの表面がちょっと黄ばんでいる。鶏油なのかな。すごく濃厚でパンチがあった。豚骨も入っているような気がしたが・・・ いずれにしても、動物系の強いコクがつまったつけスープだった。スープの表面と奥底でちょっと味が違っていて、結構ユニークだったかな、と。
麺はツルツルっとした麺で、つけ麺の麺としてはちょっと珍しいタイプかな。チャーシューはスープの中に入っている。このチャーシューが超トロトロで、激ウマだった。脂身だったのかな。それとも豚トロ? とろけるようなチャーシューで、正直驚いた。
ただ、つけ麺のトッピングはチャーシューと水菜とのりくらいで、ちょっと寂しかったなぁ。まぁ、シンプルはシンプルなので、いいっちゃいいんだけども。
全体的には、さすが本八幡/千葉を代表するラーメン店だけあって、完成度の高いスタイリッシュなつけ麺だった。ただ、(毎度毎度で恐縮だが)「らしさ」をあんまり感じることはなかった。普通にとても美味しい。ハイレベル程度に美味しい。だから、お客さんは次々にやってくるし、大人気店であることも十分分かる。
ただ、なんていうのかな。「これがここの味!」っていうインパクトを感じなかった。もちろん個性がないわけじゃない。これだけのレベルのつけ麺はそうそう食べられるわけではない。が、「ここでしか食べられない味」っていう域には達していないような。
とはいえ、ハイ・クオリティーのつけ麺であることには変わりない。本当に美味しかった。自分の体の調子がよかったら、もっと美味しく感じられたんだろうな。
Gさん! お仕事拝見させてもらいました。頑張っているお姿がすごくまぶしかったです。夢への第一歩が始まったんですね。黙々と、そして、きびきびと働いていて、かっこよかったです。いろいろとたいへんなこともあるでしょうけど、夢に向かって頑張っていってほしいです。また、機会があったら、食べに行きたいです。応援しています。そして、ご自身のお店でいつか究極のラーメンを食べられる日のことを願っています。つけ麺、美味しかったです。(意外とサイドメニューのミニ丼が美味しかったです!)