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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

Good-Bye 2020 and Hello 2021-波に揉まれてなお沈まず-

あけましておめでとうございます!

2021年も本ブログをどうぞよろしくお願いいたします

今年も地味に地道に一つ一つ記事を書き続けていきたいと思います。

継続は力なり

昨年1月のご挨拶の記事はこちら

***

2005年2月に何気なく始めた「ブログ」ですが…

16年経った2021年になっても、まだ続いていたりします(;^ω^)。

こんなに長く書き続けることになるとは…、思ってもみませんでした。

これも、いつも読んでくださるみなさまのおかげだと思っています。

ホント、ありがとうございますm(__)m。

Danke schön, dass Ihr immer da seid!!

おかげさまで、昨年は悲願の「4000万PV(トータル閲覧数)突破」ができました!

今現在、4200万PVを突破していて、年内に5000万PVいくかどうか?ってところですかね。

トータル訪問数(UU)も905万UUを超えていて、夢の1000万まであと少しです

何事も根気強く、地道に続けること、大事ですね。

まぁ、ただ惰性で続けるだけじゃダメかもしれませんが、、、

けど、続けないことには、何も起こるわけもなく、、、。

ブログで何かが起こるっていう時代でもないですけど、まだまだ続けていきたいと思います。

今年も、ラーメンメインで、それ以外にも適度に色んなテーマの話を盛り込みつつ…

なんだかよく分からないブログですが、お付き合い頂けると幸いです。


昨年~昨年にかけて、ホントたいへんな日々でした。

悲しいことも、苦しいことも、耐え忍ぶことも、いっぱいありました。楽しいことも、嬉しいことも少しはありました。

いずれにしても、とりあえず、2021年の1月1日、まだ(一応)元気に生きてます。45歳になっても、まだこうして生きていられている。それだけで、まずは感謝…というか、自分を褒めてあげたいと思います。

…思えば、30年以上前に、突然「不登校児」になって、「人生、お先真っ暗状態」になりました。

不登校になったら、もう「勉強的」にどうにもなりません。1週間ちょっとの欠席ならなんとかなるにしても、半年~1年、不登校を続けたら、もうまず学校の勉強に戻ることはできません(でした)。回復不能…。

よほどの天才であれば、自力で独学でもできるんでしょうけど、そうでない僕には無理な話でした。

あの頃、よく「僕の人生、どうなっちゃんだろう?」って思ってました。その後、全日制高校にも行かず、たださまよっているだけの「10代後半」。ホント、自分の人生、どうなっちゃうんだろう?って、いつもいつも不安で、心配でした。

けど、あれから30年以上が過ぎて、今、こうして、なんとかこの世界で(絶望せずに)生きていられています。曲も作り続けています。…もう、それだけで100点じゃないか?!…って。。。

あれだけ堕ちて堕ちて堕ちた人間でも、その後、どうにかこうにか凌いで、生き延びることもできるんだ…って。もちろん、その後必死になって、最後の望みである「勉強」を死ぬほどやって、視力も2.0から0.1以下にまで落ちて、頑張りましたけど、、、でも、自分一人だけの力ではないよなぁ…って。

生きるも偶然なら、死ぬのも偶然。

生まれてくるのも偶然なら、死にゆくのも偶然。

ならば、とりあえず生きていれば、生きていられれば、それだけでいいじゃん!?って。

なんか、この数年、そんな自分の過去を忘れてしまっていたような気がしています。自分なんて、たいした人間じゃないし、人様に偉そうに何か言えるような立場でもないのに、なんか、偉ぶって、調子にのって、勘違いして(そしてトラブって)…。心底、嫌になりましたね…💦

まぁ、なんであれ、2021年1月1日、今もなんとか生きていられて、人並みに生きていられて、それなりに色々やってきて、それなりに社会的にも微力ながら貢献もしてきて…。

それなりではありますが、それなりにやってこられたわけです。

それで、それだけで、もう十分なんですよね

人生なんて、結局は「泡沫」なのだから…


今年は…、色々ありますけど、まずは「研究第一」に頑張ろうと思います。

これまでの研究を踏まえつつ、しっかりと学術的に突き詰めていきたいんです。そこに全集中したいんです。

またいつかしっかり書きたいと思いますが、(色々色々いっぱい考えた結果)13年続けてきた「ドイツ語クラブ」を終了することになりました。このブログをずっと読んでくれている人なら、「あー、あれか」って思ってもらえるかと思います。

ドイツ語クラブがなくなると、(とても悲しい気持ちになりますが)色んな意味で「余裕」が出てきます。

ただ単に「旅行の準備や計画」をしなくてよいという意味だけでなく、これまでみたいな「学生たちとの深い人間関係」もなくなるという意味でもあります。「教員」としては少し寂しいですが、まぁ、きっと「そういう時期」なんだろうなと思って、割り切る(諦める)ことにしました。これまで、色濃い時間を十分すぎるほどに過ごさせてもらいました。100人近い学生と「ドイツへの夢」を一緒に叶えてきました。

…でも、それとは別に、「自分」が自分に問いかけてくるんです。「お前、このままでいいのか?」って。「このまま、終わるだけなのか?」って。で、問いかけられた方の自分は、「いや、いいわけがない」「このまま、終わっていいわけがない」と答えるんです。

「研究者(Forscher)」として…、というよりは、「学者(Akademiker)」として、きちんと「結果(Erfolg)」を出せるかどうかは、僕の中ではホントこれからだし、これからが本当の意味で、学者としてひとり立ちできるかどうかが決まってくるかな、と。

イマヌエル・カントも僕くらいの時(46歳くらい)に、後の「三批判書」の構想を描き始めています。カントは僕の一つの偉大なロールモデルになっているんです。また、ハンス・ゲオルク・ガダマーも、60歳の時に『真理と方法』を書き上げますが、そのために10年ほど表舞台から消えています。

僕も、秘かなる野望として、60歳の時に、分厚い研究書を書き上げたいというのがあります。カントやガダマーにはなれないにしても、カントやガダマーが「Sehr gut!」「Wunderbar」って言ってくれるような研究書を…。そのためには、最低でも10年は巣篭る必要があるんです。

そんなわけで、この「20年代(2021-2030)」は、自分のコアな研究に専心したいなって思うんです。まぁ、そんな甘くはないとは思いますが、これを意識して生きていかないと、「学者」としてはダメになるというか、結果として「逃げたこと」になってしまうかな、と。それは、「ポピュリズム」にのるという意味ではなく、「真理」をどこまで記述できるかという意味で、真正面からしっかり研究に向き合わないと…って。

これまで以上に、真剣に、逃げずに、きちんとした研究をしていきたいと思います。


そんなこんなで、、、

2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

ブログについては、(先述しましたが…)細々と、無理をしないで、更新を続けていきたいと思います。

ただ、研究に専念するとなると、これまでみたいに「毎日更新!」っていうのは難しくなるかな…。

まぁ、でも、それも「世の流れ」ってことで、、、

今年も、僕的には「波に揉まれてなお沈まず」の精神で頑張ります。この言葉は、尊敬する小此木先生から直接いただいた言葉です。不屈の精神ですね。

世の冷たい波に揉まれても、それでもなお沈まないで、泳ぎ続ける。…半世紀近く生きていると、ホント、「波ばかり」で、少しでも油断すると、沈んでしまいます(沈んでしまいそうです)。

これって、フランクルの「それでも人生にイエスと言う(Trotzdem Ja zum Leben sagen)」に近いかなって思います。つまりは、「無条件の人生の肯定」というか、、、。

(この数年、「反出生主義」とかっていう思想的な言葉が出てますが、生まれてくることいいとか悪いとかって、どうでもよくて、生まれてきた以上生きるしかなくて、そうなるとそれを肯定するか、否定するかしかなくて…。否定するのもいいけど、否定しようと肯定しようと、どの道、みんな死ぬわけで…。その死までは、生まれてきた人はみんな生きるしかなくて…。それ以上の「意味」ってないわけで…)。

とりあえず、まだまだ続く「コロナ禍」の中、2021年も生きていきましょう。とりあえず生きて、食べて、寝て、それぞれが「すべきこと」をしていきしょう。

今年もシャギラギラ~な感じで\(^o^)/

Dear next...

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