Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ドリア発祥の【ホテルニューグランド】で遂にサリーワイルのドリアを!

遂に遂に…

遂に遂に、この日がやってきました。

ずっと念願であり悲願だった…

ホテルニューグランド

にやって来たのです!!😂😂😂

🌸🌸🌸

今回は、従妹のHさんの結婚式でやって来たのですが、僕的にはもう本当に念願悲願のニューグランドで、もう1週間ほど前から、この日が待ち遠しくて待ち遠しくて仕方ありませんでした。

ホテルニューグランドは、1926年創業の横浜の老舗のホテルですが…

実は、このニューグランド、ドリア好きにとっては「聖地」なのです。

ドリア好きの人なら、100%知っているサリー・ワイル(Saly Weil)さんが働いていたホテルであり、また、そのサリー・ワイルさんがこのホテルで生み出したのが、グラタンを日本化した「ドリア(Doria)」だったのです。

僕の愛してやまないスイスの料理人で、また僕が愛してやまないドリアを考案した偉大な料理人、それが、サリー・ワイルさんなのであります。別名、「スイス・パパ」!

ワイルさんは、1897年生まれのユダヤ系ベルン人(スイスの首都ベルンで育った人)です。僕も何度もベルンには行っていますが、まだワイルさんの家とかには行ってません(次回、絶対に探します!)。

1926年に、ワイルさんがパリで働いていた時に、日本から声がかかったと言われています。

1923年に日本では関東大震災が発生し、壊滅的な被害を受けました。その震災で倒壊した「グランドホテル」に次ぐホテルとして造られたのが「ニューグランド」だとも言われています。そのニューグランドがオープンしたのが、1926年でした。翌年の1927年に、ワイルさんは来日を果たします。そして、20年にわたって、日本の洋食文化を支えてくれたのです。

そのワイルさんが作ったドリアが食べられるのは、このホテルニューグランドの1Fにあります

コーヒーハウス ザ・カフェ

というカフェ&レストランです。

コーヒーハウス ザ・カフェのオフィシャルHPはこちら

コーヒーハウス ザ・カフェのドリアのページはこちら

こちらのお店で、あのサリー・ワイルさんが創ったオリジナルのドリアを食べることができるのです!

これまで控えめに「ドリアブロガー」と言ってきた僕ですが…

これでようやく堂々と、、、

👑ドリアブロガー👑

って名乗ることができます😂

"I'm the first Doria blogger all over the world!!"

16歳の時に出会ったレストラン・ブルの「ドリア」を食べて、その味に感動してから30年。ようやくそのドリアの発祥の地で、その生みの親であるサリー・ワイルさんのドリアを食べることができました。もう、僕にとっては、一生忘れられない一日となりそうです(従妹のHさんの結婚式×ニューグランドのドリア実食というWイベント!)。

ドリアに目覚めたブルのドリアは今も「とと幸」で食べられます

しかし…、、、

このコーヒーハウス ザ・カフェは、恐ろしいほどに超人気のカフェでありました。土日となると、常時1時間~1時間半待ちが当たり前なんですって。閉店するその時までず~~っとその状態が続いているそうです。

ドリアだけでなくて、ナポリタン(スパゲティー)やプリンアラモードもまた、このホテルニューグランドが発祥ということもあり、三つの代表的なグルメの発祥となっているので、それも当然ですね…💦

土日に来る際は、待ち時間1時間くらいを覚悟して来てください!

店内は高級の洋風老舗ホテルのカフェ&レストランとあって、すっごくハイカラでエレガントでヨーロピアンテイスト満載となっています。

ホント、ドイツやウィーンのカフェレストランか?!って思うほどに、ヨーロピアンな雰囲気が醸し出されています。

こんなに広いのに、常時1時間以上待たなきゃいけないって…💦

座席につくと、こんな感じで、、、

いや~、エレガント、極まりないですね~(;^ω^)

では、さっそくメニューを見てみましょう!

ねらいはもちろん、、、

こちらにある「シーフードドリア」であります。

こちらのシーフードドリアは、サリー・ワイルさんが考案したドリアをより贅沢によりリッチによりエレガントにしたものらしく、お値段もドリア一皿(税込)2783円となっております。

3000円近いドリアですが、こういう高級ホテルのレストランで食べる、しかも世界初となるドリアですから、当然のプライスかなって思いますね。

いったいどんなドリアなのでしょう?!

もう胸は張り裂けるその一歩手前まで来ています。

最初に作ったのは、「シュリンプ・ドリア」だったんですね。

シュリンプ=エビのドリアですね👆

他にも色々とメニューはありますが、それはまた後ほどに…

 

というわけで、、、

ジャジャジャジャーン!!!

こちらが、ホテルニューグランドのザ・カフェで頂ける世界初となる

シーフードドリア

であります!!!

ひゃ~~、、、もう泣きそうです😂

これが、サリー・ワイルさんの考案したドリアの「今」であります!!

いや、ホントに凄い、、、

凄い存在感です、、、。

ドリアというと、サイゼリヤにある「ミラノ風ドリア」から「イタリア発祥の料理」と思う人も多いかと思いますが、違います。「ベルン」生まれの「ユダヤ系スイス人」が、「フランス料理」である「グラティン」を参考にして、日本のニューグランドの厨房で体調のよくない人向けに考案したものが、このドリアなのであります!!

ドリアは、ベシャメルソース(広義のホワイトソース)と黄色いサフラン風ライス(バターライス・コンソメライス)の二つが最重要な構成要素であります。

ここのシーフードドリアには、そこに、海老と帆立がたっぷりと使われているんですね。

ただし、このニューグランドのドリアには、デフォの段階ではチーズがかけられていません。一般的には、ベシャメルソースの上にチーズを入れて、オーブンでこんがり焼く調理方法がとられていますが、ここのはチーズが入っていないんです。ただし、後述しますが、チーズは別に出されるので、「あと乗せ」となっています。

zoom up!

では、いざ実食です。

ベシャメルソースは、思ったよりもドロドロしていなくて、重くもなくて、わりとすっきりとしているというか、さらっとした食感のホワイトソースになっています。

味もそれほど強くなくて、優しい味わいというか、濃すぎず薄すぎずというバランス系の味わいになっていました。クセのない味わいと言いましょうか。チーズが入っていないせいもあるかと思いますが、、、

髙橋清一シェフ(ニューグランド総料理長)によると、「その(ドリアの)ベシャメルソースのつくりかたと味はワイルの時代から変わっていません」ということです。(神山典士、伝説の総料理長サリー・ワイル物語、p.130)

「これが、ワイルの作ったドリアの味なのか…😂」

そのソースの舌をのぞくと、、、

ライスが入っていました!!!

僕はレストランブルのドリアのライス(コンソメ入りの炊き込みバターライス)に惚れて、ドリアに惚れたんでした。なので、このワイルさん直々のこのライスを食べるのが、もうホント夢というか、念願というか…💦

なので、もうこの瞬間の僕のテンションは普通じゃなかった…💦

いったいどんなライスなんだろう?!

こちらのライス(米)は、わりと小粒のお米になっていました。

聴くと、日本米を使っているとのことでした。

少し硬めに炊かれているかな?!という感じ?!

プレーンの状態がどうなっているのかは分かりませんでしたが、洋風の炊き込みご飯にはなっているかな、と。ガーリックライスとかではなさそうです。

サフランライスのような、バターライスのような味わいに感じられました(未確認)。

味は、ベシャメルソース同様に、とても優しい味わいになっていました。そもそも、ラーメンとかチャーハンとかに比べたら、味的には弱い感じがします。が、ドリアって、高カロリーですし、(スープを飲み干さなければ)ラーメンと同じくらいの塩分が使われていると思います。小麦粉やバターや牛乳やコンソメも使っていると思うので、味は優しいですが、なかなかヘビーなライス料理かな、と。。。

具もい~~~っぱい入っています🎵

ワイルも最初から使っていたシュリンプ=エビに、ホタテが入っています。

本当に「具だくさん」で、エビとホタテがゴロゴロと入り込んでいました。

さすが、税込2783円(税抜2539円)の高級ドリアなだけはあります。

シーフードなので、最後の最後まですっきりと食べ切ることができます。

そして、『味変アイテム』となるのが、こちらの粉チーズです!!

この粉チーズをドリアに入れると、本当に味が激変するんですΣ(・□・;)!

分かりやすく言えば、A級グルメだったドリアがB級グルメになる、みたいな?!

チーズ一振りでここまで味が変わるのか?!と驚きましたね。

味変というと、ラーメン用語でありますが、ニューグランドのドリアもまた「味変アイテム」があって、二つの味を楽しめる「仕掛け」になっていました\(^o^)/

***

というわけで、、、

念願・悲願のホテルニューグランドのザ・カフェの初レポをお届けいたしました!

遂に、ワイルさん直伝のシーフードドリア、頂くことができました😂

これで、「ドリアの原点の味」を知ることができました。

ワイルさんの時代は、「シュリンプ・ドリア」って言ってて、つまりは「エビドリア」だったのですが、今は、海老&ホタテのエレガントなドリアになっている、ということも分かりました。

ただ、レシピは変えていないということなので、これがワイルさんのドリアなのでしょう。

このワイルさんのドリアと比べても、我が愛しのレストラン・ブルのドリアはとんでもなく美味しいドリアだったんだって、改めて思いました。思い出的な美化作用もあるとは思いますが、でも、やっぱりブルのドリアは最高だった…。

これからも、地味に地道に美味しいドリア探しの旅を続けていこうって思います。

美味しいドリアのお店があったら、是非是非教えてくださいね!!

全国どこへでも行きます!!🔥

あと、なんとなんと、ドリアと同じくらい大好物のピラフもあったんです

シュリンプピラフに、ステーキピラフ!!

次回、ここに来たら、もうどっちも食べちゃいたいです😂

更に、オムライスもありまして、洋食フリークにはたまらないラインナップですよ。

また、ハンバーグやウィーン風カツレツ(つまりシュニッツェル!)もあります。

本場ヨーロッパでは、仔牛の肉を使うんですよね👆

ビーフシチューや牛フィレステーキもあります。

いや~、こりゃ、全部食べたいですね~~(;^ω^)

それから、こちらのザ・カフェが発祥となっているプリンアラモード!!

このプリンアラモードも、2178円とお高いお値段になっています。

でも、きっとこちらのプリンアラモードも期待を裏切らない逸品なのでしょう。

他のお客さんを見ると、このプリンアラモードを食べている人もいっぱいいました。

春のセットメニューということで、

◙肉料理コース

◙魚料理コース

の二種が用意されていました。

これもきっときっと、予想しない美味しさなんだろうな…

桜フェアというのもありました。

こういうのは、デザートフリークさんにお任せするとしましょう。

ホテルニューグランドの1Fにある「ザ・カフェ」。

外観はこんな感じです。ホント、ベルンとかウィーンとかにありそうなお店ですね。

嗚呼、またスイス~オーストリアの旅がしたなぁ、、、

さ、いよいよ、我が従妹Hちゃんの結婚式だ!!

明日は、その結婚式グルメをご紹介いたします!!

ドリアやサリー・ワイルさんについてもっと知りたい人は是非こちらの本を!

ピラフとドリアは、日本が育てた和洋融合型のグルメですよね!!(これ、買わないと…💦)

こういうこだわりの冷凍ドリアも食べてみたいなぁ…

ホテルオークラのドリアですって!!(これも食べなければ…🔥)

コメント一覧

sehensucht
た、た、たしかに、そうですね…。

言われないと気づきませんでした。。。(;'∀')
ななし
メニューの写真と全然量が違う・・( ノД`)
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