もう11年、お世話になり続けている稲毛のドイツ風欧州レストラン。
千葉市内では、もう老舗の超名店です。
もっともっと、千葉の人で、行ったことのない人には行ってもらいたいドイツ風レストランです。
その際は、是非「Dr.keiのブログを読んだ」とお伝えください(苦笑)。
きっと笑って(苦笑して)くれると思います(苦笑)。
さて。
今回もまた、たくさんの学生と共に、贅沢な晩餐を楽しんだのですが、、、
シェフの河合さんと話していて、ラーメンの話題になり、、、
「そうだ。今、僕が作った自家製麺があるんだよ。ちょっと待ってて」、と言って、厨房へ。
しばらくしたら、なんとなんと!!!!!
まさかまさかの「自家製麺を使用したラーメン@バーデンバーデン」!!!
うそでしょ?!?!
何度、妄想したことでしょうか。
「バーデンバーデンでラーメンがあったら、どんなラーメンなんだろう」、と。
その長年の妄想が、今、ここに。。。
世界中をわたり歩いてきたプロの料理人、河合さんが作るラーメン。
もう、これだけで、ぶっ倒れそうですよ。。。
しかも、昆布もいっぱい浮いている(その辺がラーメン店と違って面白い!)。
お味ですが、あっさりとした昔ながらの中華そばスタイルでした。
若干和風、基本的には中華、なのに、どこか洋風、という。。。(汗)
「まかない用」なので、油分や塩分は控え目。
なんですが、このスープがまた、とても深みがあって、しかも、普通じゃない!!
これまで、それこそ何千杯ものラーメンを食べていますが、なかなか味わえない味。
かえしも河合さんご自身が作ったんだとか。。。
もう、驚き。
そして、河合さんが作った自家製麺!!
この麺が、実によかったです。
見た目的には、きしめんっぽいですが、まさにきしめんっぽかったです(笑)。
弾力性があって、コシも強くて、食べていて、楽しかった。
こんな本格的なラーメンをさらっと作っちゃうなんて、、、
さすがは、河合さん。
チャーシュー変わりに、鶏肉ソテーが入っていました。これがまた旨くて旨くて。
ビックリでした。
メンマも、手間暇かけていて、美味しかったです(←ここ、ポイント!)
***
まさかまさかのラーメンに、僕はもうすごい興奮しました。
ありえないでしょ?!
ただ、残念ながら、まかない用のものをいただいたので、一般発売はありません。
それに、「販売用」のラーメンに慣れた人には、若干物足りないかな、と。
(販売用ラーメンがどれほど油分、塩分、あるいは化学調味料等が強いか、、、ということを再認)
僕も趣味でラーメンを作るけど、店で出されているラーメンはどれも、基本的に味が強いです。
今回の奇跡の「バーデンバーデンのラーメン」をいただいて、色々と考えさせられました。
さて。
今回も、「学生価格」で、たっぷりご馳走を頂きました。
いったい何人の学生がここに来たことでしょう。
こちらは、お肉の旨みがぎゅっとソースにつまったレバーと、ドイツの麺料理、シュペッツレ。
このソースが、もうまさに「バーデンバーデン」。
素人には作れないソースだよなぁ、、としみじみ。
そして、本格シュペッツレ。これもまたバーデンバーデンでしか食べられないドイツのパスタ。
グループでコースメニューで注文して、シュペッツレをお願いすれば作ってもらえると思います。
全て手作りの贅沢王風グラタン。これもまた格別の味。
ホワイトソースとチーズ、たっぷりのキノコ。たまりません。
35年の歴史の重みを感じるグラタンです。
見た目的には、カツっぽいのですが、味が全然違います。
南ドイツ~オーストリアの名物、「シュニッツェル」をバーデンバーデン風に再解釈。
つまりは、世界で唯一となるオリジナルのシュニッツェル。
これ、もう食べてみないと分からないと思います。多分、そう滅多に食べられないカツレツです。
しかも、カツレツの下には、ジャーマンポテトがしきつめられていて。
もう、贅沢そのものですよね。
そして、やはりドイツと言えば、ソーセージ、ということで。
ザウアークラウトもしっかり添えられています。
幸せでございます。。。
今年の学生たちは、みんな、しっかり+しっとりしている感じ。
誰かが突出しているわけじゃなくて、みんながしっかり+しっとりしている。
まぁ、みんな、個々それぞれ、思うことはあるだろうし、みんなが仲良しってわけでもないだろうけど。
そういう人間関係を生きて、それぞれ「個」をもっている人同士がつながる意味を感じてもらいたい。
僕のところに集まる人は、みんな、「個人主義者」が多い。
なぜなら、僕が、「個人主義者」だから(苦笑)。
僕は、「みんなでなかよく」とは絶対に言わない。個があって、薄くつながればいい。
大切なのは、誰かを「排除」しないこと。それだけ。
一番求めるのは、「個の確立」。個人で生きていける力。
日本人はほっといても、「協調性」は調教されている。いやってほどに。
日本人に必要なのは、「個」。
簡単な話で、「自分は他人と違う」、という感覚。
それがあって初めて、自分とは異なる他者をリスペクトすることができる。
…あ。
話が違う方向に行ってしまったので、このへんで。。。