Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

中華そばおま屋@銚子 ネギ好き必見!「ネギバカ中華そば」が凄すぎる!

千葉県内で独自のラーメン文化をもつ銚子。

老舗の食堂やラーメン店が強烈な存在感を醸し出す一方で、新しいラーメン店も出てきています。

都内に移転してしまったけれど、「中華工房 幸貴」は本当に素敵なお店でした…。

現在、営業しているお店としては、「銚子麺屋潮」と「銚子晋ラーメン」が若手ホープですかね!?(潮はもう中堅と言ってよい!?)

そして、今回ご紹介いたします、

中華そば おま屋

が、今銚子で最も勢いのある新しいラーメン店かなと思います!!

創業1年というとってもお若いラーメン店です。

こちらのお店は、銚子駅から徒歩で行ける距離にあります!

このお店の少し先には、あの「ヤマサ醤油本社」があります。

このヤマサ醤油本社の近くには、ラーメンも食べられるフレンチレストラン「ビストロ茶葉蘭」もあったりする場所です。

地図的には、こんなところです。

お店の入り口前に階段があって、ちょっと複雑な作りになっています。

創業1年のお店とあって、暖簾もとっても綺麗です。これが古くなり、味が出てきたころに、「老舗」と呼ばれるのでしょう!!

ちなみに、こちらの店主さんは東京出身の30代の方らしいです(なぜ銚子に??という謎は残ったままです)。残念ながら、この時は不在でしたが、若くて未来ある若い23歳の店員さんが丁寧に対応してくれました。

メニューは、、、

こんな感じです!!

ラーメン各種があり、バリカタつけめん?があり、汁なし担々麺があり、汁なし煮干しそばがあり…

その中でも、一番気になったのが…

ネギバカ中華そば(850円)です!!

ラーメン+バカというと、京都の「めん馬鹿一代」を思い出します…。

超高温に熱したネギ油をラーメンにぶっかけてFIRE!ってなるラーメン…。

ここのラーメンは火こそ噴きませんが、ネギまみれの中華そばなんだとか…

あと、定食メニューが出ていますが、これは「コロナ禍」の中で生まれたんですって。

更に、注目すべきは、「フライドチキンメニュー」があることです!!

僕もずっと疑問に思っていたんです。「なんで、ラーメン屋さんにフライドチキンを用意しないんだろう?」って。ラーメンとフライドチキン(あるいはから揚げ)を用意すれば、かなり集客にいい影響があるんじゃないかなって。

このフライドチキンメニューも、コロナ禍の最中で生まれたメニューなんですって。

新型コロナは確かに「禍」ですけれど、それによって「新たなスタイル」が生まれているのもまた事実なんですよね。お店としてはより大変になっているとは思いますけど、、、、

ただ、このフライドチキンメニューは原則、予約制なんですって。食べたい人は予め電話等でオーダーしておく必要があるとのことでした。

というわけで、、、

ジャジャーン!!

ネギバカ中華そば(850円)

ミニチャーシュー丼(250円)

です!!

ネギバカ~は、チャーシューが入っていないので、ミニチャーシュー丼とセットにすると、肉が補充できてよいですね。(肉好きの意見です…)

  

ご覧ください!!

このネギまみれのまさに「ネギバカ」なヴィジュアル系ラーメンを!!

これはもう、まさに「ネギ」のヴィジュアル系ラーメンと言ってよいでしょう。

竹岡ラーメンも真っ青になりそうなほどの「刻み生玉ねぎ」がどどーんっと。

そこに、刻みネギもいっぱい入っています。

まさに「ネギざんまい」「ネギづくし」!!

そこに、「紅生姜」が入るところがこの中華そばの最大の特徴です。

zoom up!

このラーメンは、とにかくネギまみれのネギづくしです。ここまでネギまみれのラーメンは、思い返しても、これまでに見たことがありません。

で、肝心のスープですが、、、

こちらのスープは、ずばりライトな淡麗魚介醤油スープですね。わりと油分多めのスープで、東京出身の店主さんのバックボーンが垣間見える気がしました。

スープをじっくり味わうと、アゴだし(トビウオだし)っぽい感じがしました。これは煮干しや鰹節では出せない風味じゃないかな??、と。少しクセのある煮干し系スープって感じですね。ベースとなるのは、豚のゲンコツ。ゲンコツスープに乾物を加えた淡麗豚骨魚介スープでありました。

しかし、そんな繊細なスープも、この大量のネギと一緒に食べるとなると、、、

いわゆる「やり過ぎ系」なので、スープの美味しさは確かに感じるものの、そのあとすぐに「ねぎ~~~~」って、ネギと玉ねぎが自らをアピールしてくるので、魚介の旨みはそれに全部消し飛ばされてしまいます。でも、これはこれで、めっちゃ面白いっちゃ面白いです。

ただ、具という具は、ネギと玉ねぎ、それから紅生姜だけなので、途中から少し「単調さ」を感じる人もいるかもしれません。僕は、ネギと玉ねぎが大好物なので、最後まで楽しく美味しくエキサイティングに楽しむことができましたが、中には、「ここまでネギを入れなくてもよくない!?」って言う人もいるかもしれません。。。

でも、一度食べたら、このネギバカ中華そばの存在は、ずっと忘れないと思います。忘れたくても忘れられない…。(で、なんとなく、「ああ、また食べてみたい…」ってなるんですね)

アンバランス故に、記憶に残る一杯、というか、、、。

麺はこんな感じです。

わりと細めのやや縮れ麺!?

ここのラーメンの麺、通常のお店の一杯の麺よりやや多めかと思われます。

これ一杯で、かなりお腹いっぱいになりますよ。気持ち的に、1,5玉って感じ!? インパクトもさることながら、量的ににもかなり男気のある一杯でした。

それから、、、

こちらが、ノーマルの「中華そば」です。

なんか、見た目的に、東京ノスタルジックラーメン!?って感じですね。

味的には、「ネギバカ中華そば」のネギノーマルバージョン? ネギバカと違って、ちゃんとなると、メンマ、チャーシューが乗っています。

ネギが常識範囲内なので、スープの味もダイレクトに感じられます。ネギバカ~じゃないと、わりとオーソドックスで真面目でおとなしい和風魚介醤油スープって感じですね。

呑んだ後の〆にぴったりなラーメンだなぁ、と直感的に思いました。

こちらが、ミニチャーシュー丼です。(ご飯は少な目でお願いしました)

うん、結構シンプルであまり手を加えないタイプのチャーシュー丼ですね。

タレがかかっていて、少し味が濃い目になっています。

これは豚モモ肉かな?? 脂身があまりない部位で、ヘタするとパサパサチャーシューになっちゃいそうですが…。ギリギリなんとかパサパサは回避されているかな??、という感じ!?

うーん…、これなら「ミニ高菜明太丼」の方が面白かったかもしれないな…、と。

でも、お肉好きな人なら是非食べたいミニ丼であります。

最後に少し無理なお願いをしてしまいました。

ラーメン店で「コールスローサラダ」は珍しいだろ!?と思いまして…。

通常は、「要予約」なのですが、コールスローサラダだけは出せます!ってことで、、、これを頂きました。ラーメン店でコールスローサラダ!!! なんだかとっても新鮮な気持ちです。

しかも、これは完全手作り、自家製のコールスローサラダ。

これだけ立派なコールスローサラダがあるなら、ラーメンとセットのメニューが欲しいところです。

ラーメンって、「麺」があって「スープ」があって「お肉」があって…。欠けているのは、野菜なんですよね。その欠けた野菜をこのコールスローサラダで補う、というのは、健康にもいいことです。

僕が店主さんなら、このコールスローサラダはお客さんに「大プッシュ」するだろうなぁって思いました。生野菜なのでなかなか量産はできないでしょうけど、これはこのお店の大きな「売り」になるとは思います。

更に、「ラーメン」+「フライドチキン」+「コールスローサラダ」のセットなんかあったら、絶対に買いますよね。しかも、珍しいから話題にもなりそうです。

「ラーメン」+「フライドチキン」って、パーコーラーメンの鶏肉バージョンとして売れそうな気もします。嗚呼、こりゃ、もう妄想が止まりません、、、(;´・ω・)

***

というわけで、、、

1年前に銚子に登場した新店「中華そばおま屋」のレポでした!!

このお店、もっと工夫をしてオリジナリティーを追求したら、絶対に面白いお店になる!って確信しました。ネギバカ中華そばはかなりインパクト大でしたし、コールスローサラダもとっても美味しかったです。

期待を込めて言えば、まだまだ粗削りですし、まだまだ改良の余地も色々あると思います。正直、銚子の老舗のラーメン店にはまだまだ太刀打ちできないとも思います。

でも、将来、このお店が銚子を代表する可能性は多分にあるとも思います。次世代の銚子のラーメン界を牽引するパワーもあると思います。

銚子は老舗店がずらりと並んでいて、老舗店の力がとても強いエリアです。なので、まずは「味」で、どこにも負けないスープを探求すべきでしょう。もっともっと研究してほしいなと思います。チャーシューもまだまだこれから美味しくなるはずです。…っていうか、フライドチキンがあるなら、それをラーメンにぶち込むというのも十分にありだと思うんですよね。フライドチキンラーメン+コールスローサラダ、な~んてものを出したら(そしてそれが美味しかったら)、全国からお客さんがやってくると心底思います。

それから、個人的には、ここでも「天ぷらラーメン」を出してほしいなって思います。天ぷらを作るためのインフラは整っていますし、なんなら豚天(豚の天ぷら)でもいいかもしれません。「銚子」の知られざる地ラーメンである「天ぷらラーメン」、ここでもいつか是非やってもらいたいなぁって願います。

お弁当も販売しているようでした。

嗚呼、どれも美味しそうだ、、、(;;)

これがあるなら、「タン塩ラーメン」とか「焼肉ラーメン」もできますね♪

多分どこにもない「のり弁ラーメン」なんてあってもいいかもしれない。麺とスープの上に海苔を敷き詰めて、その上にのり弁の具をトッピングして、、、

このお店のラインナップを見ると、もうどれも全部が未来の可能性になってしまいますね、、、。

お持ち帰り用の中華そばもありました。一杯500円!ワンコイン!

これもいいですね~~~。

(しかし、ホント色々やってるなぁ、、、凄いです、、、)

この先に見えるのが、ヤマサ醤油本社工場です。

これ、生でみるとかなり迫力ありますよ!!

皆さんも是非、このコロナ禍が終息したら、銚子に行って、この素敵でファンキーなラーメンを食べて頂きたいと思います。コールスローサラダも是非お願いしてみてください!!

やっぱり、銚子はラーメンの町として最高です!!!\(^o^)/

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