銚子で圧倒的なレベルを誇るお店が、銚子駅から徒歩五分のところにある『幸貴』です。我が師匠石神さんも本で紹介しています。僕も『ラーメンの本‐千葉』で推薦させてもらいました。
そんな幸貴ですが、この2月でとりあえず一度閉店することになるみたいです。とりあえず一度、というのは、銚子から別の場所に移るという意味です。まだ移転先は未定だそうですが…
というわけで、銚子で幸貴の味が楽しめるのは今のうちですよ! 千葉県内外のラーメン好きの人には是非とも食べてもらいたいですね。銚子ならではの味わいが確かにありますから!
さて、今回は若き乙女四人を引き連れての訪問です。みんな、好き勝手に注文しました。
塩、醤油、汁なし担々麺を頂きました!
この三種の中で、僕が一番推したいのは、塩ラーメンですね。美しい琥珀色のラーメンです。思わず吸い込まれそうです。鶏の旨味をギュッとつめこんだスープで、鶏油の旨味・甘みがたっぷりです。いわゆるライトな鶏白湯ラーメンっていう印象ですね。地域性問わず、かなりレベルの高い塩鶏白湯ラーメンになっています。
でも、今後、幸貴の最大の『切り札』に成りうるのが、銚子名産の醤(ひしお)を使った醤油ラーメンでしょう! この醤油ラーメンは、(二度目ですが)かなり異端な醤油ラーメンです。変わってます。好き嫌いも分かれるんじゃないかなー。スープの底に醤の固まりが沈んでいます。独特な香ばしさがあります。どこか酒っぽいというか…
汁なし担々麺は、山椒炸裂ですね。強烈な味わいです。前よりジャンクに、分かりやすくなった気がします。破壊的です。見た目も分かりやすくなり、イタリアンのようなビジュアルになっています。学生たちも、「綺麗なパスタみたい」と言ってました。
改めて、幸貴の非凡さに驚かされました。非凡です。何系でもないオンリーワンなラーメンたち。今後、どこで、どう発展していくのかは未知数ですが、オールドファンとして、幸貴を応援し続けたいと思います。
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