老舗の名店の後は、超超超新店へ。(超老舗と超新店を追うのが、何気に僕の最大の楽しみだったりします。学問的にも、ギリシャ哲学と現代思想の間を行き来するのが好きだし、きっとそういう性質なんでしょう☆)
ラーメンTHANKは、2012年1月5日オープンのお店です。今年生まれたお店ですよ☆ ま、ググると、都内を代表するブロガーさんや食べログの人たちが既にたくさんレポを書いておりますが、、、 でも、都内の超超超新店ですよね。最先端を追う一部のハードコア(!?)なフリークさん以外には、まだ誰もコメントしていないので、「先入観」なく食べることができる、ジャッジも自分の舌のみ、という楽しみがあるんです。
さて、どんな新店でしょうか?!
まず惹きつけられたのは、とっても素敵な扉ですね。これ、素敵じゃないですか? ま、ラーメン店ですし、ラーメンの味が全てだとは思いますが、こういう扉を見ると、欧州かぶれの僕としては、わくわくするものがあります。ラーメン店も、いよいよこういうところにも目を配るようになったのか、と。ただ、大事なのは見た目じゃなくて、味、ですからね。僕らは味を求めて、お店にやってくるんですから。(そこら辺、ジェンダーが入っている気もしますが、、、)
メニューはこんな感じです。
中濃がイチオシみたいです。が、やはりフリーク的には特濃にいっちゃいますよね。
画像のは麺少なめです☆
お味は、鶏白湯+ベジポタという新機軸の「鶏ポタ系ラーメン」でした。特濃っていうけれど、これは特別に濃厚なスープではないです。はい。特濃と表記しない方がいいかな、と思われます。濃厚なら、ギリギリ納得できますかね。特濃という言葉のイメージと実際は大きく隔たっている気がしました。
で、スープはややザラザラっとしていますね。重たさはないです。修業先のZERO(移転)を思い浮かべると、それっぽいかなと思われますが、「そのまんま」ってわけじゃないですね。
細麺は微妙でした。悪くはないけど、印象に残らない麺というか、、、
店名にしても、ラーメンの名前にしても、方向的にも、斬新で最先端な印象を受けますが、どうも味そのものは大人しいというか、地味というか、ぱっとしないかなぁ、というのが率直な感想です。やってることは奇抜なんだけど、肝心の味は普通、というかなんというか、、、
トッピングの鶏肉は旨いです。チャーシューじゃないですよね、これ。鶏肉トッピングの新たな可能性を強く感じました。
メンマはとにかく長いです。ユニークです。が、やはりこのスープだと…
そして、最後にサプライズ。
ジャーン。
胡椒やラー油や魚粉じゃなくて、カレー粉
途中でカレー麺に変えられるんです。いわゆる「味変」ってやつですね。あるいはWテイスト。
発想は面白いんですが、、、
うーん。これまた、カレー粉を入れて失敗した気がしました。中途半端な感じが否めません。率直に、「入れなければよかった」と思ってしまった自分がいます。
アイデアはユニークで面白いと思うんですが、それに実態REALが追いついていない、というのが現状かと思われます。単純に言えば、「面白いだけ」「奇抜なだけ」という感じです。(いや、不味くは全然ないんですよ、、、ただ・・)