大門ミニツアー三軒目は現在三年目に突入の『忍八』。超老舗→超新店ときて、中堅?になろうとしている忍八に向かいました。ラーメン巡りは、こういう風に、新店から老舗まで偏らずに、色々と食べ歩くのが楽しいんだな、と再認識させられますね。全部、楽しいんですもん。
この忍八は、大門駅からすぐのところにあります。
まず、一番最初に驚くのが入口の扉です。なんか変なんです。
この扉を開けると、店内です。こういう扉のお店って、そうそうないですよね? 入るのに勇気がいります。また、扉右手に階段があり、2階もお店なんだそうです。1階はカウンターのみ。2階はテーブル席だそうです。夜は、お酒を飲むサラリーマンでにぎわうそうです。
さて、忍八。店主さんは旭川出身の方なんだそうです。ネットとかでは、旭川で修業された店主と書いてある記事もありますが、修業先ではなくて、本当の出身地なんだそうです。全然違いますよね。なので、旭川ラーメンが食べられる、というわけでもないみたいです。ご注意を☆
さて、メニューです。
つけ麺がイチオシみたいなので、そちらを注文!
トマト風味の濃厚煮干豚骨系ざらざらスープのつけ麺です。洋風じゃないところがポイント! 基本的には「またお前もか系」の濃厚動物魚介系統なんですが、違うんですよ。なんか。なんか、違う。どこのお店にも似てない、というか、味的にかなりマニアックというか。。。
その一端にあるのが、トマトという食材を投入しているところでしょう。スープの中に、トマトがたしかに入っています。なんですが、トマトを使うと洋風、イタリアン風の「なんちゃってイタリアンつけ麺」に陥りやすいんですよね。「なんだ、パスタの劣化版かよ」と思うこともしばしば。
けど、ここのつけ麺のスープは、見事に「和風」になっているんです。スープの表面に煮干しと思われる粉がキラキラと輝いています。それがまずもっての驚きでした。
ぶっちゃけ、「激ウマ~」と叫んでいいのか分かりません。とにかくマニアックなんです。どこがマニアックなのか、うまく説明できないんですが、とにかくマニアック。魚の骨なんかもかなり投入されている模様です(要確認)。凝り過ぎている側面は否めませんが、他じゃ食べられない味わいにはなっていると思います。
さらに、こんな調味料までもが、、、 方向性はイタリアンなんですかね?
とにかく、不思議なお店でした。店主さんもどこか不思議なオーラをもっていました。個人的には、すごく好きなタイプのお店です。のれんも渋かったし、味も不思議だし、魅力的なお店だなぁ、と思います。ただ、手を入れ過ぎていて、なんか雑多な感じもしたんですね。
ま、まだ3年目。昨年12月で2年が過ぎたそうです。これからですよね。この地で是非頑張って、都内を代表するお店になってもらいたいですね。
場所も素敵です。華やかな大門の路地裏。
そして、すぐ先には、「東京らあめんタワー」というお店があります。こちらにも是非行ってみたいですね。
楽しかったです。マニアックなラーメンが食べたい人は、是非こちらのつけ麺を食べてもらいたいです☆