Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

真ちゃんラーメン@成田三里塚 素朴ながらにしょっぱいキレのある味!遊び心満載!

見よ!

営業チュー 

これが、三里塚を静かに賑わわせている(?)真ちゃんラーメンです
住所は成田市本三里塚207 - 3です。

日曜日、三軒目は、途中合流したブロガーの髭MANさんに教えてもらったこのお店でした!
http://navichiba.com/0476-35-7597/

もうお店の前にきた時点で、らんちばさんとkeiは超大興奮!!
(多分、この外観で興奮する人ってあんまりいないと思いますが…)

酒処とありますが、れっきとしたラーメン屋さんです!
こういう場所だと、居酒屋+飲食店である必要があるんでしょうね。
ただ、真ちゃん(店主さん)もおっしゃっていましたが、今はお酒を飲む人は限られているそうです。
飲酒運転はNGですからね。その取り締まりが厳しくなって、大打撃をくらったそうです。

それはさておき、ラーメンラーメン♪

 

ラーメンは一杯500円!! この値段がいいですよね。
なんか今じゃ、ラーメン一杯700円だとか800円だとかの時代ですが、
500円で食べられるんですよ。嬉しいですねー。
それから、なぜかつまみリスト?に書いてある岩のりラーメン(650円)が気になったのでこちらも。
3人だったので、さらにつけめん(500円)も☆ 吉と出るか凶と出るか?!

 

見てください! この完璧なヴィジュアルを!
500円だからといって侮ってはなりません。立派なチャーシューが二枚どかんと。

スープは、豚・鶏を合わせた動物系スープに醤油タレというシンプルな構成。
ですが、これがしょっぱくて、キレがあって、攻撃的なんです。
まさに、素朴でありながら、イケイケなラーメンになっていました。

色々考えるんですが、こういう味の素朴なラーメンってあんまりない気がしますね。
ま、普通に考えれば、ごく普通の昔ながらの醤油中華そばではあるんですけどね。

飲み屋さんの〆のラーメンに近い味わいといえば、いいのかな?!
でも、〆のラーメンと片付けたくない真ちゃん渾身の一杯です!

注目したいのは、ここで丁寧に作られているメンマ。
胡椒がかかっていて、味付けも結構独特です。そのままでも美味しい。

チャーシューも、突出してこそしてませんが、もりもり食べたくなる感じでした。
こういうラーメンにはやはりチャーシューがぴったりと合いますね~~。

うん。500円のラーメンとしては、完璧な出来栄えでありました。
しょっぱいラーメンが好きな人は、きっと気に入ってもらえるんじゃないかな~。
がんこ好きな僕としては、今のがんこ系よりもこっちの方ががんこを感じるなぁ。

 

こちらは、岩のりラーメン。上のラーメンに岩のりが加わったものです。

動物系の醤油ラーメンには、岩のりがほんと合いますねー。
しょっぱさの中に磯の香りが加わり、少し幅が感じられると思います。

 

つけめんは、まさかまさかのざる中華でした

ざる中華だと、う~ん、もうそのまんまなんだよなー。。。
ただ、マニア的な発想を捨てれば、普通に美味しい食べ物ですよね。
生姜が添えられていて、素朴さの中に少しジャンクさを与えることができます。

ここのざる中華がどうこうっていうんじゃないんだけど、
ざる中華っていつからあるんだろう?! つけめんよりも古い?新しい?

調べると、青森で生まれたものだということらしい?!?
http://d.hatena.ne.jp/bluesapphire/20080608/1212881496
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%96%E3%82%8B%E4%B8%AD%E8%8F%AF
http://www.m-mart.co.jp/search/cate.cgi?type=buybuyc&id=takasago&num=33

うーん、本当かな~。。。
まさかまさかのノーマークだったざる中華、、、
基本的にざるそばの麺を中華麺に変えただけなので、問題としたことがなかった・・・

ざるそば自体の発祥はかなり古いんですよね。
http://www.kurumaya-soba.com/mametisiki7.htm
18世紀には、ざるそばは食べられていたようです。

中華麺が日本に入ってきた時点で、ふと思いつきそうな感じですが、
きっと、ですが、冷やし中華の発祥の時期と近いんじゃないかな、と思っています。
…どうなんだろう?!

…ってなことを、食べながら考えちゃいました

で、僕個人的に大発見だったのがこちら。「鶏の皮炒め」♪

僕は中学時代から鶏皮が超大好物だったんです。
近所のスーパー(コーヨーって言ってました)の隣りの焼鳥屋でひたすら鶏皮を食べる日々…
鶏皮の魅力に惹かれて毎日のように鶏皮を喰ってました。
(男はみんな、そんな感じだったのかな~?!?!)

そんな鶏皮好きの僕だけに、これにはやられました。
鶏皮がめちゃめちゃいっぱいたくさん入っていて、甘旨く炒めています。
このお店にきたら、必食の逸品だと僕は思いました!!!

あー、これを肴に酒を飲みたい~~~~

すごいでしょ。営業時間もおちゃめ

とにかくインパクト系ですよ。インパクト大でした。
このお店は、味云々を超越して、カッコいい!って思いましたね。

こういうゆるくて、遊び心があって、どっしりしているお店って、
最近減ってる気がします。どこも「ビジネスライク」で「遊び」がない。
がんこの一条さんなんて、真面目に遊んで、客を煙にまいて、楽しんでいますよね。
ここの真ちゃん(店主さん)も、そういう「何か」があるんですよ。

今の若い店主さんは、とにかく硬い。商売は堅い。固い。
それでいいっていう意見もあるけど、僕はもっと遊んでいいと思う。
というか、遊びがあって面白いのがラーメンなのに、どうも教科書的になっている気がする。
ヴィジュアル系と一緒で、「いい子」な人が増えすぎている。
だって、ラーメンですよ。もっと過激に、もっとアホなことをやっていいんじゃないのかな~?!
千葉にも、昔は、意味なくドラを鳴らして盛り上がるお店があったじゃないですか。

京都の某店なんて、客の前でラーメンに炎をともして、客を仰天させてるじゃないですか。
それでいて、それが美味しさにつながっているんだから、もう何も言えない、、、

ラーメン屋はもっとバカになっていいんじゃないかなって思います。
ヴィジュアル系のバンドマンも同じ。みんな教科書通り。それって違くないか?!、と。
文化?って、最初はただのバカだったはずなんですよ。
それが、研ぎ澄まされていくなかで、つまらなくなっていく。そして衰退する。。。

もう、ラーメンも高尚な文化になりつつあるのかな?!
それじゃつまらないです。

サブカル的な要素をいつでももっていてほしいですね。
食べ手にもそれはいえていて、アホなラーメンをもっと賛美しましょうよ。
バカなことをやっているお店を盛り上げましょうよ。

僕はいつでも、バカな要素やアホな要素を大事にしていきたいと思うし、
そうでなかったら、生きててもつまらないです。

もちろん、ホンキで、マジで、真面目にバカをやるんです。
それこそが、ホイジンガが示した「遊び人=ホモ・ルーデンス」だと思います。

と、ちょっと真面目に語って、おしまい!

コメント一覧

kei
こんな古い記事に、コメントありがとうございます。

嫌な思いをされたのでしょうか? 随分と前の話なので、覚えていないのですが…。

居酒屋風だったことは覚えています。

また、よいお店があったら、是非教えてください。
オレオレ
ラーメンサギ
店主 凄く態度悪い、不愉快、あそこは、居酒屋だ。
kei

えー、そうですか? 鶏の皮炒め、すごい気になりません???

見た目的にも、ばっちりでしたよ。まぁ、なかなか入るのに勇気がいると思いますけどね。

それより、先客の若い女性二人が謎でしたよね。似つかわしくないというか・・・
髭MAN
ラーメンより先に「鶏の皮炒め食べたい!」を宣言されたのが印象的でしたw

実はそんなに期待していなかったのですが、ラーメンもそれにメンマも美味しかったですねえ。店構えに先入観は禁物でした
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