館山駅前にあるカフェ風レストラン。
リゾートホテル、オーパ・ヴィラージュのアンテナショップらしい。
2009年、このお店にユニークなラーメンが登場した。
それが、「コンソ麺」である。
文字通り、コンソメスープのラーメンなのだが、
このコンソメ、ホテルのシェフがきちんと作った本格スープだった。
オーパ・ヴィラージュはフレンチを得意としていて、
かなり本格的なフランス料理を提供していると定評。
その現役フレンチシェフがラーメンに挑戦、ということで、
これはかなり斬新のような気がする。
(元フレンチと、現フレンチとの違いは結構大きいと思うのだ)
鶏と牛を使ったスープは、立体感のある美しい色合い。
スープは三日間、しっかり煮込んだもので、香ばしさももある。
焼いた野菜の風味も入っているらしく、
その香ばしさもしっかりと感じられる。
スープを飲むと、まさにコンソメ!という感じである。
美味しいコンソメスープは本当に上品で美しい。
濁りや臭みや雑味は一切ない。
だが、コンソメスープだと、ラーメンとしてはややインパクトに欠ける。
そこで登場するのが、「オレンジ・オリーブオイル」だ。
オレンジのオリーブオイル?!?!
目から鱗だった。
それがこちら
オレンジ味のラーメンって人生初かも。
一応柑橘類だから、ラーメンに合わないことはない。
これは食べて、自分で判断するしかないかな。
ただ、オイルなので、たしかにファット感はしっかり出る。
つまり、こってり感が出てくる。
麺は、美しいストレート麺。
こんなに直線的なストレート麺って久々かも。
こちらも、フレンチのシェフらしい手入れがなされている。
これも、是非一度自分で体感してもらえたら、と思う。
こういう気遣い、なかなかいいだろうな。
女性や外国人にやさしい麺となっている。
その意味とは?!
チャーシューも他じゃない新感覚のチャーシューだった。
これ、原価とかすごいんだろうな・・・
フレンチゆえのチャーシューというか。
こちらもあえてノーコメントにしておこう。
どう判断するかは、己次第!というところだと思うので。
うずらの卵も味が付いているみたいに感じたが、
それほど外見上でははっきりと分からないかな、と。
さらに、最後の最後にさらなる仕掛けが用意されている。
こちらも、あっと驚くような仕掛けなので、秘密。
(知らないと驚くだろうから!!)
なんか、とんでもないラーメンのような気がしてきた。
Bee Hiveをさらに先鋭化、前衛化させたようなラーメンだった。
房総半島のラーメンがすごいことになっている!?!?