世の中には、本当に色んなラーメンがあります。
世界中に、色んなカップ麺やインスタント麺があります。
日本国内のカップ麺やインスタント麺とは全く違う味わいがあります。
はるか異国のポーランドのインスタント麺にはホント驚きました。
…
さて、今回は、韓国のカップ麺!
韓国とは言わずと知れた「辛ラーメン」が世界中で大人気。
インスタント麺はかなり頑張っているように思います。
が、カップ麺となると、あまり見聞きしない気がします。
最近は、中国のカップ麺市場が盛り上がっていて、クオリティーも高くなっています。
韓国のカップ麺ももっと食べたいなぁ…と思っていたら、、、
宗家リアルキムチラーメン
JONGGA REAL KIMCHI RAMEN
なるものが売られていました\(^o^)/
でも、原産国名は、、、
タイって書いてあります!!(;´・ω・)
タイで生産されている韓国の企業のカップラーメンってこと!?
ネットで調べると、このカップ麺の実食レポがありました。
この記事にあるように、「リアルキムチ」つまり本当のキムチが入っていたんです。
レトルトのキムチって言えばいいのかな?
このキムチを、お湯を注ぐ前に麺の上に投入し、激辛そうなスープの素を入れます。
そして、お湯を注いで3分待ちますと、、、
ジャジャーン!!!
ジョンガリアルキムチラーメンの完成です!!\(^o^)/
It's Jongga real kimchi ramen!!
リアルキムチがなかなかのド迫力となっています。
が、具という具は、このキムチだけ…(;´・ω・)
あとは少し色落ちした刻みネギが少し入っているくらい!?
でも、このリアルキムチ故に、なかなかゴージャスな感じがしますね~。
zoom up!
スープはかなり赤々としています。
スープを飲むと、うん、辛い!(苦笑)
NONGSHIM(農心)の「辛ラーメン」よりも辛いかも…🎶
この辛さ、なかなかに刺激的です。基本的に粉の唐辛子の味わいかな、と。
ラー油は入っていないので、辛さだけがダイレクトに迫ってくる感じ!?
まぁ、でも、そこまで騒ぐほどの辛さでもないかな、とも(;´・ω・)。
リアルキムチも入っていますが、これに自分で更にキムチを足すと更によいかも!?
辛くて、キムチの味が「アクセル全開」のキムチラーメンでした。
カップ麺のカップそれ自体がわりと脆弱で、ヘナヘナになるのはちょっとあれかな…、と。
麺は、こんな感じです。
うん、普通のインスタント麺でございますね。
辛ラーメンの麺よりは細い麺かな、と。。。
待ち時間3分のインスタント麺ですからね。こうなるしかないかな、と。
日本のインスタント麺に近いというよりは、アジア各国のインスタント麺に近いタイプ。
敢えて言うのであれば、このラーメンに対抗し得るのは、エースコックの「わかめラーメン」かな?!、と。
麺もスープも具も、クオリティー的には、エースコックのわかめラーメンに匹敵する感じ!?(カップに関しては、日本の基準には至ってないかな…、と)
コンビニ等で売られている今の最新カップ麺のレベルではなくて、昭和時代の王道のカップ麺に近い感じのノスタルジー感あるカップ麺だったかなぁ、という印象でした。
***
ドメスティックでガラパゴス的な日本のカップ麺に対して、ガンガン世界侵略を続ける韓国のカップ麺、という印象があります。
日本のカップ麺こそ、もっとガンガン世界で暴れまわらなきゃいけないのに、なぜか、世界での存在感は薄い気がします。海外のスーパーに行っても、日本のカップ麺って、「脇役」っていうか、隅っこに追いやられている感じさえします。悲しいけど…。
僕は世界平和を愛する東アジア主義者の愛国者ですけど(なんじゃそりゃ…)、カップ麺においては、日本のカップ麺こそ、質的にも量的にも世界No.1だと思っています。が、実際には、それを全然感じません。韓国のカップ麺の方がはるかに存在感を醸し出しています。なんでだ!?!?…
こんな動画を見ると、これを痛感します。
韓国は、最初から世界マーケットを前提に動いている気がします。日本は国内へのアプローチは必死にやるけど、世界的にはなんか「ついで感」が半端ないというか、、、。
もちろん日清食品なんかは頑張ってるし、世界の小さな町のスーパーでも売れてなくはないけど、アピールがなんか弱すぎるというかなんというか、、、
これ、日清の英語版サイトに出てくる動画だけど、上のNONGSHIMの動画と比べると、「おいおい、売る気あるのか?」って思わざるを得ない…。YouTubeの日清食品のチャンネルを見ても、日本語ばっかり…。本当に日本語ばっか…。
本気で「世界の覇者」になろうと思っているのかどうかもあやしい…(;´・ω・)
世界と東アジアと日本を愛する僕としては、歯がゆいというか、狂おしいというか…(!?)。ガラパゴス的な超ハイクオリティーをもつ日本のカップ麺テクノロジー。なのに、世界に出ると、隅っこでちょこんと座っていい子にしているというこの悲しき敗北感…。
テクノロジー的にはこの上なく超ハイレベルなのに、人間的には、内向きでシャイであまりガツガツしたところを見せなくて大人しくて控えめで…、、、 これって損し過ぎでしょ、、、と。
ただでも「資源」がなくて、大変な国なのに…。どこかの石油原産国みたいに黙ってても大量のカネが流れてくる国じゃないのに…。
だから、テクノロジー麺、じゃなくて、テクノロジーの面で秀でてきたわけで…。でも、これからはそれをどう世界で売り込んでいくか。どう世界からカネを巻き上げるか…。今の韓国を見ていると、また日韓カップ麺戦争?を見ていると、商品そのものというよりは、その売り方において、大きく差が開いているような気がしてなりません。
音楽でも、K-POPとJ-POPで、かなり温度差があるというか…。完全に世界戦略を前提に動いているK-POPに対して、完全に内向きで国内向け(ドメスティック)なJ-POP市場。00年代に世界で少しだけ注目された日本のROCK&POPだけど、それ以降完全にK-POPに食われてしまいました…😢
日本の「商品」や「製品」のクオリティーを下げることなく、えげつない「世界戦略」をふてぶてしく描くような人材が、日本には最も必要な気がしてきました。日本人間(日本人の間)では「みんな」「調和」「ハーモニー」でいいけど、世界に出たら、えげつなく、マーケットの中でTOPを目指して、拝金主義ファーストでガンガン突き進んでいくような人材こそ、これからの日本には必要かな、と。
このカップ麺を食べながら、そんなことを考えました(;´・ω・)