40代最後の日に、お仕事で勝田台方面に向かいました。
勝田台に来たら、そりゃもちろんラーメンでしょう!!✨
40代最後の日ってことで、迷わずに僕が向かったのは、
中華ソバ篤々
TOKU-TOKU
であります!!
中華ソバ篤々は、2016年9月創業のお店で、今年で9周年を迎えようとしています。
前回が2019年2月なので、6年ぶりの再訪となります…。
長い長いコロナ禍生活の1年前に来たきりになっていました。
久々なので、胸がときめきますね~~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
こちらのお店は、もはや「常時行列店✨」となっています。
一時的な人気や話題性はなくなりましたが、常時人が集まる人気店になりました。
9年の月日と共に、多くの常連さんやファンやリピーターさんを得たように思います。
人気が出たら出たで大変なのが、ラーメン屋さんでもあります。
篤々もまた、色々とルールというか、決まりを作っていますね。
こちらのお店の素敵なところは、「行列」を強制しないところです。
このボードの用紙に名前を記帳して、名前が呼ばれるのを待つシステムです。
行列嫌いの僕としては、これは本当にありがたいシステムであります。
この日は、10分くらい待ちましたかね?!
10分くらい待って、入店!!
この篤々は、なんといっても「煮干し」と「生姜」のラーメンが楽しめるお店なんですね。
動物系不使用の煮干しのお出汁のラーメンが二種用意されているお店です。
昔、これを僕は「ツートップ体制」って言ってましたね…(;´∀`)。
創業当時からずっとこのツートップ体制を貫いているお店です。
また、このお店の特徴として、「特製がイチオシ」っていうのがあります。
特製がノーマル、って言った方がいいかな?!
特製じゃないと、味わえないのが「たたみいわし」ですね。
このたたみいわしが、篤々を一躍、有名人気店に押し上げたと言っても過言じゃない?!
券売機です。
ノーマルのソバ(ラーメン)は、900円になっています。
で、特製ソバの方は、煮干しも生姜も1250円になっています。
+350円で、チャーシュー+1、のり+1、味玉、たたみいわしが加わります。
量的にはそこまで増えるわけではないので、ここに来たら是非「特製」を食べて頂きたいですね。
あと、この日は、、、
麺の変更ができました。
もち小麦入極太麺切刃8番
であります。
麺量も170gと少し多めとなっています。この麺でお願いすることにしました。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
特製煮干しソバ
トッピング全部のせ
+鶏チャーシュー柚子風味
です!
うわ~、実に6年ぶりのご対面であります。
やっぱり、この特製のヴィジュアル、圧巻だなぁ~~~。
黒い海苔と海苔の間に挟まれた「たたみいわし」がホント素敵であります。
この日は、「鶏チャーシュー3枚柚子風味」が出ていました(Xで告知されていました)。
特製で、豚チャーシュー3枚で、更に鶏チャーシューも3枚。
こりゃ、まさに「鶏豚チャーシュー麺」って言ってよいでしょう✨
チャーシュー三昧の動物系不使用の純煮干しチャーシュー麺、、、、
テンションが上がります。
zoom up!
こちらが、篤々自慢&傑作の「特製煮干しソバ」であります。
前に食べた時と、花麩の形状&デザインが違っていますね。
花麩が入るのもまた、この中華ソバ篤々のシンボルでもあります。
スープを一口飲むと、、、
「うわ~~、煮干しの姿はないのに、煮干しの姿が思い浮かんでくる味わいだ…」
って思いました。
最近、ここまで「ニボニボ」っとしたラーメン、食べてなかったな、、、とも。
いや、ホント、この数年、煮干しのお値段もかなり高騰していて、しかも、煮干しの収穫量も減っていて、煮干し界隈ではとんでもなく大変になっていると聞きます。そのせいか、最近、あんまり「煮干し」を強く打ち出したラーメン店が全然出てきてないなって思うんですよね。
そんな中、9年間、しっかりと「煮干しラーメン」を守り、作り続けてきたのが「篤々」なんですね。
煮干しの姿が目に浮かぶ味わいの、すっきりとした味わい深い煮干し醤油スープです。僕のホームの「海空土」とはまた違うベクトルの味わいで、やはり「動物系不使用」の効果がよく出ているなって思いますね。
動物系不使用ではありますが、ちゃんと「ラーメンのスープ」になっているところもまたお見事!なんですね。ヘタすると、「お蕎麦っぽいラーメン」になっちゃいそうですが、ここのはしっかり「ラーメン」になっているんです。
そして、麺です!!
今回は、通常の麺ではなく、、、
もち小麦入極太麺切刃8番
となっています。
もち小麦と言えば、あの「MENクライ」でも使われているヤツですよね?!
この麺がまた、すっごく良くて、感動しました。
麺を茹でる前に、店主さんご自身が「手揉み」をしていて、極太平打ち手揉み縮れ麺になっています。
これはまさに「東北クオリティー」を感じる素晴らしいもちもち麺でありました。
純和風煮干しスープに、このもちもちの極太平打ち縮れ麺、ものすごくじんわり多幸感に包まれます。
で、特製だと3枚入っている豚チャーシューです。
脂身はほぼないお肉ですが、これがもう驚くほどに柔らかいのです。
この柔らかさ、ホントに魅惑的というか、素敵ですね~~\(^o^)/
健康にも良さそうですし、食べた時のもちもち感も素晴らしいです。
更に、追加トッピングの「鶏チャーシュー柚子風味」も加えていきます。
一枚はそのまま食べましたが、こちらももちもちで柔らかくて美味しいです。
柚子の風味がふわっと感じられて、油断するとそのまま全部食べちゃいそうです。
スープに入れて、麺とスープと一緒に食べると「柚子煮干しラーメン味」になります。
この鶏チャーシューも脂身がないものの、ものすごく柔らかくて、食べていて心地よいです。
花麩も頂きます。
お麩が入るところも、どこか「東北のラーメン」っていう感じがしますね。
純和風煮干し醤油スープに、お麩。まさに東北スタイルのラーメンにもなっています。
そして、後半戦のクライマックスに「たたみいわし」です!!
たたみいわしをスープに浸して、麺と一緒に食べる!!!
もう、それだけで、至福の瞬間が訪れるのであります。
たたみいわしは、もともと静岡~神奈川エリアの名産で、茨城、三重、千葉でも好まれています。
いつか、このたたみいわし、10枚くらい乗ったラーメンも食べてみたいなぁ~~。
全国のラーメン店で、このたたみいわしを常時出しているお店って、ここ以外にあるのかな??(限定なら色々出しているお店、あったりするんですけどね、、、)
鶏チャーシューに添えられていた生玉ねぎをスープに投下!!
純和風煮干しスープに、玉ねぎが入ることで、また違う味世界が広がりますね。
生玉ねぎ入りの和風煮干し醤油ラーメン、美味しくないわけがありません。
若干、少しだけ、竹岡ラーメン風にも感じられるような?!?!
最後の最後に、味玉を頂きます。
ここの味玉、繊細で上品で半熟トロトロで、こだわり抜いた味玉!って感じでした。
味玉も美味しくて、もう、全部スープを飲み干してしまいました\(^o^)/
***
というわけで、、、
実に6年ぶりとなる勝田台の人気店「中華ソバ篤々」のレポでした。
いや~、やっぱり凄いなぁ…。圧巻の一杯でありました。
動物系OFFの純和風煮干し出汁の醤油ラーメン。
煮干しの姿が(見えないのに)浮かんでくる煮干しのラーメン。
…
今回、6年ぶりに篤々の特製煮干しソバを食べて、反省しました。
反省っていうか、もう謝罪ですね、、、
2017年の篤々の初レポで、僕はこう書きました。
「ラーメン店というのは、始めるのは簡単だけど、続けるのは何よりも難しいんです。果たして、そんな厳しいラーメン界で、10年、20年とやっていけるんだろうか… そういう点で、篤々のラーメンを振り返ると、僅かながらに心配になるんです」(引用元はこちら)
2017年にこう書いたわけですが、今のこの篤々の盛況ぶりを見ると、自分の認識が間違っていたと言わざるを得ません。
この頃から、篤々はスタイルを変えず、当時と同じメニューで勝負をし続けているんです。
当時は、「こういうマニア度合いの高いラーメン、一般の人に受け入れてもらえるのか?」と思ったものです。ですが、この9年で、確実に勝田台の地で、受け入れられ、愛され、支持されているのが分かります。
僕の心配は、憂慮に終わったみたいです。
いや、もしかしたら、ラーメンの「常識」が変わり、強烈なパンチや中毒性がなくともちゃんと味の分かる人が増えてきたのかもしれません。ラーメンの食べ手側も、進化したのかもしれません。
いずれにしても、当時の僕の「読み」は外れていました。
この点については、もうホントに心からお詫び申し上げます、、、(完敗です、、、)
オープンは11時~ですね。
今は夜営業なしで、昼のみの営業になっています。
月曜日と火曜日が定休日で、不定休もあるそうです。
来た時は、数人しか待っていませんでしたが、、、
お昼時になると、待ち人も多く増えます。
駅チカとはいえ、そんなに人通りの多いところじゃないのに、、、
今や、篤々は、千葉を代表する人気のラーメン屋さんになっているんですね!!
…
たたみいわし、たらふく食べたいなぁ~~。
やっぱり静岡って、たたみいわしに強い県なんですね。
酒の肴にもなるのが、たたみいわしですね!!
青海苔とたたみいわしのセットですって! これも欲しい、、、😂