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散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

今日も結構暑い

2010-07-19 22:06:07 | 思考錯誤
先日出かけたケルンにちなんだ話でだが、『Kunst- und Museumsbibliothek』 ケルンの美術館の中にある図書館が閉鎖の危機にあると言う話と反対署名リストが来た。
資金繰りが難しくなっているらしい。市は懐具合が寒くなると一番に切るのは文化面の中からなのだろう。
でも、こういう資産は本当はとても大事で守らねばならない物なんだけれどなあ。
なかなか良い図書館なのだ。
貴重な現代美術関係の様々な資料など公開されなくなってしまうのは大きな損失だ。
何とか歯を食いしばって守って欲しいものだとおもう。










写真はもう大分前にとったもので、この2枚の写真に映る花達はもう居ない。
このオレンジシャーベット色のへメロカリスは花が小振りで好きだが、今年は暑さであっという間に終わってしまったようだ。
今年はマダム・フィガロの二番花の蕾が沢山あがってきている。

明日は35度になるという予報。ただ今22時過ぎ28度。

今日はケルンから来客があったのでアトリエに出かけた。かんかん照りの道を10分も歩いたら汗がじわじわ噴出す。
客人たちは三人の紳士で半ズボンにサンダルというスタイルであったとは言え、暑い中をご苦労様。
この数日朝晩涼しくなったので過ごしやすいとはいえ、日中気温が急に上昇する。

だけど私は文句は言わない。。。。ことにする。

去年、一昨年夏が無いと嘆き続けた私だから、文句は言わない。


Wallraf Richartz museum in Köln

2010-07-19 08:40:22 | 美術関係











『Liebermann, Corinth, Slevogt -風景』
展がケルン、ヴァルラフ・リヒャルツ美術館で8月1日まで開催されている。

LiebermannのWannsee周辺。
白樺立ち並ぶ道に差し込む暖かな日差し、青々と茂るマロニエの木陰の空気の揺れ、夏草が真夏日の炎天下に咲き乱れる庭の匂い、庭に集う人々のささやきも聞こえる。
Corinthの風景画も面白かった。踊る木漏れ日、強いストロークで描かれた夏色の海からは波の音が聞こえる。
Liebermann等に並ぶドイツ印象派の重鎮たるSlevogtを不勉強な私は実は良く知らなかったので今回新しい発見もあって、とても楽しい鑑賞ができた。

この美術館はコレクションもなかなか素晴らしく、展示にもそれぞれ工夫が見られる。
16,17世紀の美術、印象派、後期印象派が充実している。
私の好きな美術館の一つだ。





今朝のニガウリ。何処まで育つ事か。。。?
朝晩がとても涼しく半袖のTシャツだけでは肌寒いくらいになっている。昨夜など10度以下に冷え込んでいた。
先日の37度、夜も24度などという日から極端な変化だけれどとても過ごしやすい。
まだ青空が続いているので嬉しい。