


当時の様子を頭の中に思い浮かべながら埋もれた中世の街の上に立つ。
ケルン
Wallraf Richartz 美術館前のユダヤ人居住地区発掘現場。
900年代後半カロリンガー時代と検討がつけられている。
発掘されたシナゴーグは今のところドイツで最古か?
シナゴーグ辺から食物残滓も出土し、当時の裕福な生活を偲ばせ、
例えばラムの前身、鱗のある魚等、カシュルートな食物であることもわかるそうだ。
金細工職人の家や金箔作りの家がこの辺りには固まってたらしい。さぞかし賑わいのある街だったのだろう。
発掘作業は続いているがこれからこの場所がどう処理されるか未定。
現場に蓋をして地下の博物館にする案もあるが実現は難しそうだ。
対立してしまうのだろうか。
此処にユダヤ博物館を建てる予定だったそうだが、予算の都合がつかず話が一旦立ち消えになってしまった。
しかし今年の春、この計画が掘り起こされた。
ほぼ一キロにわたる遺跡回路が計画されているが、やはり予算の方は危うい秤に乗っている。
中世ユダヤ人街

発掘現場の近所の工事現場に鳩。