
いやぁ~!駄洒落ではありませんよ。今更ながらこんな去年の本のことをブログでアップするなんて・・・。申し訳ありません。普段ブログで偉そうな事を好き勝手に書いておりますが、しょせん私の耳は2000円の本のおまけ程度でした。
今迄イヤフォンなどほとんど使った事が無くて、「どうせたいした音は鳴らない」と高をくくっておりました。それを後押ししたのが昨年のオーディオセッションでイヤフォンの試聴会(聞き比べ)を開催しており、有名なメーカーのものや高額なものも聴き比べをしましたが、どれもドンシャリで音楽的なバランスが私の感性と合いませんでした。
ところが、今年の春にiPod touchを手に入れて、暫く間はSO○Yの7Kほどのものを使って聴いておりました。これでも付属のものや3Kのものと比べて音がやわらかく音楽性もありましたのである程度聴けると思って使っておりました。それが以前本の付録でイヤフォンが付いていた事を思い出して聴いてみたところ、SO○Yに比べて音の厚みや高域の抜けや開放感が段違いでした。
殆んどボーカル中心に聴きますので最近のお気に入りのヘイリーローレンなど


「これで十分じゃないか!」と正直思いました。他のボーカルもなんら違和感なく聴けましたのでイヤフォンをバカにしておりましたことが恥ずかしいくらいでした。
しかし、iPod touchをカミさんに渡して以前購入してあった初代のiPadを使う事になり、早速聴いてみる事にしましたがこれがどうも違うんですね?基本的にiTunesを使用しておりますので同じとばかり思っておりましたが、iPadのほうは何か歪っぽくて音抜けも悪く周波数レンジが狭まった感じがします。それに伴って洗練されていない感じもあり驚きました。ソースによっては力強く聴こえるものもあり良い意味でアナログ的な音もでる雰囲気です。しかしながら最初にiPod touchを聴いてしまうと明らかにグレードダウンが解ってしまいます。
しかし、これはあくまでもイヤフォンでの試聴であり、本格的に聴き比べをしたわけではありませんのでほんの参考程度にして置いてください。今度Rayさん宅で聴かせて頂こうと思いますのでその時にまたアップしたいと思います。
それよりもこの付録のイヤフォンが素晴らしいのでネットでこの付録のイヤフォンの事を色々調べておりましたが、相対的に感想は良くありませんでした。ダイナミックレンジが狭い、解像度が全くありません、ゆるくスピードのない低域と伸びきらないだら下がりの高域は聞くに堪えない等々散々な批評がアップされております。
確かにスピードはありませんし解像度ももう一つだと思います。特にオーディオチェックに使っている

rosset meyer geiger what happenedなどを聴くとその通りだと思いますが、こんなCDはイヤフォンンでは聴きませんよ。
それよりもぐっと心に迫ってくるボーカルを聴いているとそんなものはたいした問題では無い様に思えてきます。何より音楽性が素晴らしいと思います。何方かのブログの感想に「このような変わったバランスのイヤフォンがかえって面白いのではないか?」と言うようなことを書いておられました。確かに何がフラットバランスかと言うとそれぞれに感覚に違いがあるかもしれませんが、私にとっては決して変なバランスには聴こえませんし、それより何よりこんな音楽性のあるイヤフォンを聴いた事がありませんでした。
オーディオは決して高価なものだけが良い音がするとは限りませんし、安価なものでも音楽性が感じられるものであればそれで十分だと思います。2000円のおまけの耳で十分です。最近のオーディオ業界が低迷するのも解る気がします。普通のひとが購入できる機器が殆んど無くて雑誌をみてもとても手が出る価格ではありません。そのうえに音が変わる事を至上の喜びと感じられるオーディオマニアの多いこと、こんな事が続くようだと衰退のスピードに加速が付く一方でしょうね。何かおかしい今日この頃です。
音楽を楽しむオーディオユーザーとして、多くの人が少し頑張ったら買える金額で
良い製品を手に入れることが理想です。
メーカーはマグロの一本釣りで生き残ろうとしてる・・・
少数の高い製品が良いと思ってる耳音痴コレクター達をターゲットに
音楽性を感じれない数値でスペックを誇り音楽的にクズな製品をだしている。
いくらブランド牛を使用しても、料理人の腕次第で味は死にます。
逆に普通の牛肉でも料理人の腕が良ければブランド牛よりも美味しい料理になる。
とあるお方が、1000万のスピーカーを「あんな物買っちゃいかん!」とおっしゃってました。
2000円のオマケを素直に評価して高額の高級ヘッドフォンより良ければそれが正解!だと思います。
高価な物が全てダメだという事ではなく、あまりにもコマーシャルや雑誌の批評に乗せられすぎだと思います。
当然、無理をしても手に入れたいものも有りますが、代理店の提灯持ちの評論家や広告欲しさの雑誌の批評など信用しすぎですよね。
いくら世の中の評判が良くても自分の感性に合わないものは使ってはダメですね。
自分の存在が無くなってしまいますから。その点、大佐殿など典型的なオンリーワンですものね。使っているものは確かに高価な物ばかりですが・・・。
こんな企画があったのですね 見逃したぁ~
聴いてみたいですね♪ 探してみます♪
お気に入りに登録させていただきました
これからも宜しくお願い致します。
コメント有難うございます。
大勢多数の方が2000円のおまけ程度だと言っておられますので期待しないでくださいね。私のブログも独断と偏見で好き勝手に書いておりますので、時として友達を無くしている事も多いと思います。当たり障りの無い表現など読んでいてもつまらないですものね。