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ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

OFF会の変わりに・・・。

2014-02-19 23:07:30 | オ-ディオ
ノンノンさんの関西OFF会が延期になりましたが、予定通り椀方さんとRay邸に伺ってきました。
暫く伺っていない為か、大きくPCオーディオが進化しておりました。
私と言えばまったくその方向には進んでおらず、システムを説明されてもちんぷんかんぷんで困ったものです。

椀方さんはSONY HAP-Z1ESを導入されることが決定したようで、今から楽しみにされておりました。
拙宅だけが取り残された感じです。

Ray邸のPCオーディオは以前とは比べ物にならないくらいに進化しておりました。
非常にSN感の良いスムーズな表現で正にPCオーディオという感じでした。

通常使用に於いてはこれで充分のようにも思われますが、やはり以前の音を知っている身のつらさか「こんなもんじゃないね!」
と思ってしまいます。事実その通りでありますから致し方ありませんね。

久々のRay邸は以前にもまして低域のコントロールが効いている感じで、
曖昧な表現が皆無で時として厳しい表現に成る場合があるようにも思えます。

しかしながらこの表現は両刃の剣で強さとしなやかさが表裏一体のように思えます。
拙宅が少し甘くなったのかも知れませんね。それに、また60Hzあたりに少しピークが出来ているのか飽和寸前で余裕がない感じです。

これをコントロールしようとすると部屋自体を考えなければいけない事にも成りかねませんし、
リビングオーディオの性格上音響調整用の機器を導入するつもりもありませんので当面はこのままになりそうです。




ところで、以前簡易アースを試してみましたがあまり思って様な音が出ないこともあって、
ほったらかしにしておりましたが、amberさんのコメントを思い出して、プリアンプ周辺の上流で処理しようと試みました。

TRIODEのフォノイコに簡易アースを繋げて音出しをしてみましたが
やはり以前と同じようにSN感は増すのですが鮮度感と力感がスポイルせれるようでやはり好みの音からはかけ離れた感じです。

やはり、何もしないほうが良さそうですね。OFF会のこともありますので何とかレベルアップを図りたいのですが・・・。

再開に向けての近況!

2014-02-11 08:32:57 | オ-ディオ
完全再開とは言えませんが、取り合えず普通にCD再生に関しては元のシステムに戻りました。
アナログに関しては再開に向けて準備中です。
準備期間もかなり過ぎましたが亀足で進んでおります。

リフレッシュして戻ってきましたアンプ達は明らかに音が新しい。
特に高域の解像度は別物と言っても良いくらいです。
これは、パワーアンプによるもので、全てのMOS・FETを交換しましたので当然かもしれません。
長い期間聞き続けていますと自然に高域が衰退しても解らなくなるようです。

これ程音が変わってしまうと、モノラルアンプを使用している環境では、方チャンネルに故障が出た時には左右の音を合わせるためにも両方のメンテナンスが必要になってくるのではないかと思いました。
当然、今回の拙宅のように出力素子を全て交換するという大手術をした時に限られるとは思いますが・・・。

機械である以上経年劣化は避けられないとは思いますが、今まで結構システムを追い込んできたと思っていたのはマスターベーションであったのではないか?と少し反省をしております。

プリアンプも不調(自業自得ですが)で2回程チェックを受けましたがプリアンプ自体は入力系のクリーンアップ程度で特に部品を交換したことはなかったのですが、これも、パワーサプライを不注意の為に壊してしまい部品交換に至りました。

以上、全てのアンプのリフレッシュを終えての最初の音出しで
今までのシステムのバランスが崩れてしまって違和感を覚える結果となりました。
しかしながらこれらの違和感は、これからのステップアップを望める可能性があるもので、決して後ろ向きではありません。
期待感のほうが遥かに大きいと思えるものです。

具体的には解像度が上がった高域ですが、どう言う訳か歪みが減少しているように感じます。以前、鳴らない鳴らないとぼやいておりました、フィリッパジョルダーノも凄く良いまでもいかないけれど何とか聴ける程度のレベルまで改善されました。


思うところ「高域の歪み感の減衰は低域の影響が大きいのではないか?」と言うことです。パワーサプライがDSUからDS1.5に変わり、そのDS1.5もコンデンサー等の交換でリフレッシュされた為に低域の駆動力もアップされた感じです。

以前、低域が飽和状態であった感じがありスピーカーベースをTAOCのSCB45からウェルフロートに交換して、低域のトランジェントが大幅に改善されましたが、今回はそれでも飽和寸前で






などは、また少し苦しいところも見え隠れしております。

しかしながら量的には上記のCDよりも遥かに多いと思われるシルバーレインなどは不思議とかなりの音量でも飽和しません。


やはり、部屋自体の構造や素材に問題があるようで、詳しく調べれば飽和する近辺の周波数など解ると思いますが解ったところで機器的に周波数をフラットにするようなものは鮮度感がスポイルされるので使いたくありませんし、何とか他の方法で少しだけ改善されればと思います。

その大きな要因として、今までどれ程までの割合で動いていたのではないかと疑われる
スキャンスピークスの25cmのノンパルプ・ペーパーコーンのウーファーです。
恥ずかしながらやっと本領を発揮しだしたのではないかと思われることです。

まず、音楽自体のスケール感が全く違って聴こえます。低域のトランジェント優先で本来出なければいけない低域を殺していたのではないかと言う懸念です。低域から高域までスピードの整った再生音で尚且つ早い低音というのは非常に難しい条件で並大抵のシステムでは出ないものだと思います。

拙宅でも少しは近づけたと思っていたのは自分自身の思い込みであって、
高域、低域と再生範囲は両側に延びてそのスピードを整えるなど短期間では難しいようです。
それと、音のスピード最優先で音楽のスケール感を犠牲にしていたのではないかと思います。

CDに入っている音をそのままに再現するという大きな命題に向かってシステムを構築してきたつもりでしたが、
Ray邸で感じる圧倒的なスケールは拙宅では端から諦めていたように思います。
Ray邸のほんの一部でも近づけたらという努力をしていなかった事が原因です。

拙宅の環境でもまだまだ努力次第では可能性があると言うことを再確認できたと同時に
機器の能力を最大限に出してあげるという難しさも経験させてもらったようです。

大佐がHB-1の可能性をとことん追求されているように、少しでも機器のポテンシャルを上げて行く努力を怠らないようにしたいと思う今日この頃です。


吉田苑でTIDALを聴く!

2014-01-29 21:32:26 | オ-ディオ
これも昨年の話で申し訳ありません。九州の担当から外れて、もう出張は無いだろうと思っておりましたが、12月に1泊2日のいつものスケジュールで福岡、長崎に行ってきました。いつもながらの強行軍で9時過ぎには博多駅に着いておりまして駅前でレンタカーを借りて一路長崎へ・・・。そこで2件廻って5時前には島原についてお仕事。そこから行橋までノンストップでホテルに着いたのは11時を過ぎておりました。

その為に翌日はゆとりのスケジュールで昼過ぎに行橋を出て、いつもの平尾台を抜けるルートで小倉南のインターから博多へ・・・。
当然ながら「牧のうどん」を食べて久々に吉田苑に行ってきました。

久々なので何か聴きたい気分でしたのでリクエストをしまして、憧れのスペクトラルを聴かせて頂く事になりました。スペクトラルがどうして?と言うことを話すと其れで終わってしまいますので此処では割愛させて頂きます。








トラポは当然ながらソウルノートのCT1.0,DACは同じくsd2.0 スペクトラルのプリ・パワー スピーカーはディナのConfidence C1Signatuerと言う布陣で聴かせて頂きました。

とてもスムースで空間の広がりも十分で現代的なハイエンドの音がしておりますが何かもの足りません。いつもの吉田苑さんにきれがありません。お聞きするとスペクトラルといえども現代のハイスピードアンプに比べると遅く感じられると言うことのようです。

過去に於いてハイスピード・アンプの代名詞であったスペクトラルのことを思うと信じられません。そこでアンプをFANDAMENTALの超弩級プリLA10にNmodeのプリメインX-PM10を繋いで聴かせて頂きました。





スペクトラルに比べても明らかにハイスピードで切れがあります。これでも充分すぎる感じなのですが、以前のディナSP-SS25のイメージが強すぎるのかこのC1Signatuerはどうしても低域がゆるく感じられます。最近のディナの傾向だそうですが私にはピンと来ませんでした。


こんなものかと思いながら最後に気になっていたTIDALのことを伺うと「聴かれた事はありますか?聴かれたことがなければ聴いてみますか?」と言ってセッティングを始めてくれましたが、聴きたい半面に申し訳ないと言う気持ちもあり複雑でしたが、嫌な顔ひとつしないでわざわざセッティングをやり直してくださいました。

トラポとDACは同じソウルノートCT1.0とsd2.0 アンプはさすがにNmode X-PM10ではドライブしきれないとのことで再びスペクトラルのプリとパワーに戻しました。

あまり大きな期待もしないで聴くことになりましたが、1発目の音が出た瞬間にぶっ飛んでしまいました。此処近年これ程までのスピーカーを聴いた事がありません。いつも聴いている音とは正反対の音でしたので、心の準備が出来ないままに不意打ちにカウンターパンチをくらってノックアウト状態になってしまいました。

確かいつものフェイキーから始まったと思いますが興奮状態で何が何だかハッキリ覚えていない状態です。兎に角、何のストレスもなくスピーカーから出た音が瞬間的に空間に吸い込まれるように広がっていきます。このサイズのスピーカーが完全に空間と同化してスピーカーの存在が完全に消えています。

ブックシェルフ型なら解からなくもありませんが、決して小さくないこのサイズのスピーカーが目前から消え去り、音楽だけが部屋中を埋め尽くすように鳴っています。思わず立ち上がって部屋の隅々に移動して聴いておりましたが、どこの位置で聴いても同じようにスピーカーの存在が完全に消えており、そこにあるのは只スピーカーから放たれた音が音楽を奏でておりました。

あまりの興奮で「凄い!、凄い!」を連発していたように思います。久々に「欲しい!」と真剣に思いました。しかしながら一番安価な機種でも手が出ません。しかし、[出来るものならば所有したい!]衝動に駆られました。



ただ最後にロドガブのジャパン・ライブ「激情セッション」はあまりに普段聴いている音とはかけ離れて、スピーカーの後方いっぱいに見事に音場が広がりステージが見渡せるようです。しかしながら、ライブ会場に居て熱気に包まれる感じは全くしないで飽くまで冷静沈着にステージを後方から観察しているような錯覚を覚えます。この音場の鳴り方が正確にライブ会場を再現しているのかも知れませんが隙か嫌いかで言うと好きではありません。もう少し音楽がこちらに寄り添ってきて欲しいです。

そんな思いをしながら久々に興奮した時間が過ごせました。何時行っても丁寧な応対をして頂いて吉田苑さんのは本当に恐縮してします。尾崎さんの所とは全く違った雰囲気で出てくる音も正反対かも知れませんがオーディオに対する真摯な姿勢は共通しています。博多在住の方が羨ましく思えてきます。

大佐邸訪問とHB-X1

2014-01-28 21:36:13 | オ-ディオ
「年末年始にかけてHB-X1を借りることが出来たので聴きに来ませんか?」と言うお誘いが大佐からあり、久々に大佐邸に伺ってきました。これも、1月4日のお話で申し訳ありません。

丁度、タイミングよくヤマテツさんのブログにもその日のことが詳しくアップされておりますので、昨日に引き続き他人の力を拝借いたしました。

午後1時過ぎにお伺いする予定だったのですが色々と手間取りまして、1時間ほど遅れてしまいました。既にヤマテツさんとRayさんはHB-X1の実力を充分に堪能された感じで、特等席を譲っていただきました。

昨年のオーディオフェアーで聴いて、「これは只者ではない!」と直感で思っておりましたので、大佐宅でFMのプリパワーで聴けるのを楽しみにしておりました。

その期待が大きすぎたのか、大佐宅で聴くHB-X1は思っていた以上ではなく想定内と言ったところではないでしょうか。決してダメと言うことではなく、高いレベルでこれぐらいは鳴って当たり前だと言う事です。

現時点では大佐のハワイアンコアとは音の浸透力に大きなひらきがあると思ったのが素直な気持ちです。ただこれはヤマテツさんもブログで書かれておりましたが、大佐のハワイアンコアを聴いたことがない人にはいくら説明しても理解してもらえないと言うことです。

HB-1のデモの音しか聴いたことがない方はいくら説明しても理解できないように、全く別物(こう言ってしまうと身も蓋もありませんが)です。デモにしても例えば尾崎さんの所のように、音楽の何かやオーディオの何かを理解されているショップが鳴らす音と、失礼ながらそこのところをあまり理解されていないショップが鳴らされている音とは大きな隔たりがあります。

オーディオは面白いもので、口でいくら凄いことを言っていても、出している音がダメだと全く信用がなくなります。しかし、結構こういうマニアの方が意外と多いのです。

こう言う時は無口になってしまいますもの。私はタバコを吸いませんのでタバコを吸いに外にも出れませんし苦痛の何ものでもありません。

話が逸れてしまって申し訳ありません。しかし、このHB-X1の実力を一番理解されているのは大佐自身だと思います。HB-1ハワイアンコアをあの域まで高めた御仁ですから、HB-X1のこれからの進化が既に大佐の頭の中にはしっかりとイメージされているのだと思います。その証拠に「経済的に許せばHB-X1とハワイアンコアを両方持って聴く音楽に合わせて交互に切り替えて聴きたい!」そうです。

私と言えば「ハワイアンコアには全然及びませんね!」などとデリカシーにかけるコメントを言ってしまって、大佐のレベルまで到達していないにもかかわらず偉そうな事を言ってしまいました。

今になって思えば何と恥ずかしい事か、穴があったら入りたい気分です。今後のHB-X1の進化を見守りながら次回聴く機会があることを楽しみにしております。

こんな、素晴らしい体験をさせて頂いて有難うございます。遅ればせながら一言お礼を・・・。


オーディオに於けるスピード。

2013-08-01 23:29:52 | オ-ディオ
やっと重い腰をあげて、パワーアンプの修理を尾崎さんのところに持って行きました。

ちょうど大佐殿が居りましたので少し話をさせて頂きました。昨日聴きに行ったコンサートの打楽器の音のスピードの速さが半端ではなかった。

大佐殿はコンサートの音をいかに忠実に其れらしく再生出来ないかと日々努力されていますし大佐邸のHB-1からは素晴らしいスピードで力感と伴って音が飛んできます。

スカーッと抜けの良い音が身体を突き抜けていく快感は大口径のスピーカーからは難しいと思います。

しかし小口径であれば何でも良いかというとそうではなく、どうしても力感(エネルギー感)が不足しているものがほとんどです。

この相反する音を現時点でバランスよく再生できる可能性のあるものはやはりHB-1と言うことになるのでしょうね。

同じように低域のスピードの遅れを指摘して小口径ユニットをハイパワーアンプでドライブすることが流行りましたが、その代表とされるのがAE(アコースティックエナジー)やプラチナムで知られたフィル・ジョーンズです。

小生もプラチナムは使っていましたが100%鳴らしていたかと聞かれると自信がありません。しかしながらそれらのスピーカーどれもが今思えばスピードは速く歪みも少なかったと思いますが、何処か詰まった感じがありエネルギー感も少なく開放感がある音とは言えなかった様に思います。

今となればマジコを代表とするハイスピードで低歪みでカミソリのように切れ込みの鋭い音が好まれているようですが、どうもこのような無機質の音は生理的に合わないようで・・・。

明らかにHB-1とは出てくる音は全く違っているように思います。今流行の歪みの少ない蒸留水のような音は小生の求めている音とは違いますので流行の音を求めている方は無視して頂ければとおもいますが・・・。

話が逸れてしまいましたが大佐が言われたことで「HB-1をFMで鳴らして反則技を使っているから大佐が何を言おうとまともには聞いてもらえない」と言うことがとても気になりました。

確かに「FMそれも811で鳴らすと何でも鳴る」ということは間違っていないのですが、

はたして全てがそのように(オーディオルームがライブ会場に変身した」ようには鳴らないと思いますし、

FMを使おうがオーディオは出てきた音が紛れもない真実ですからHB-1にはそれだけのポテンシャルがあるということだと思います。

しかしながらこの事実を自分の耳で確認出来る方が大勢いるとは思えませんし、HB-1同様に誤解されている部分が殆どですね。


オーディオの定説は本当か?

2013-07-25 23:27:28 | オ-ディオ
トラポをct1.0に変えてから色々なことを思うように成ってきました。

ゴローさん推薦のハイブリッドCDです。
ゴローさんが亡くなられてからamberさんが紹介されていたので購入してみました。
amberさん宅のトラポと拙宅のSA11-S1とは比較にならないかも知れませんが・・・。
 Clarinet Classical/マルティン・フレストと仲間たち~アンコール集

Viola Classical/ヴィオラとピアノのためのソナタ集第1集~ブラームス第2番、ヴュータン、レベッカ


このCDはマルチチャンネルとSACDと通常CDの3つのレイヤーに分かれており、拙宅ではマルチの環境がないのでこれについては触れられませんが、SACDはかかりますのでこれとの比較になります。

通説として通常CDのレイヤーは音が悪いということですが、録音の良いものは通常CDの再生でも決して音は悪くないと思います。

同じ録音のハイブリッド盤とCDのみの通常盤とを持ち合わせていないので完璧な比較にはなりませんが、拙宅の環境ではしっかりと力強く再生されますが決して音の粒子が粗くなることも無く滑らかに鳴っている様に思います。

DSD特有の柔らかな表現ではありませんが、CDレイヤーの音は悪くないと思います。この件に関しても冷静に第三者に判断していただこうと思います。

Silver Rain

2013-07-24 23:14:19 | オ-ディオ
ヤマテツさんのブログに刺激を受けて小生も塗り塗りをやってしまいました。
当方はヤマテツさんもプラチナムとは違って以前にも登場したEX CONTACTです。

おおむねこの手の溶剤は処理後の傾向は似ているようです。

少し違うのはクリアーにはなりますが美音系にはならないことです。それも、個々のシステムで違ってくるのかもしれません。

ところで驚いたのがタイトルのCDである Marcus MillerのSilver Rainです。



ソウルノートの機器は電源ケーブルなども結局付属のモノがいちばんバランスが良いのでいろいろ交換しても元に戻ってしまうので最初から付属の電ケーを使用しておりました。デジタルケーブルも同様です。

今回それにEX CONTACT処理をしてしまいました。これがまたまた凄いことになってしまいました。マランツSA11-S1改もそれなりの解像度を持っておりますから、他のトラポと比較してもそれなりに鳴っておりました。

しかし今回は事情が違います。根本的に出音がまったく違います。クリアーになって解像度はあがっておりますが力強さは後退することなくむしろ増している感じです。

Silver Rainも「それなりに」と言う表現ではなく「そのように」と言う言い回しがぴったりくるくらいに実在感を伴って再現されています。

もし、我が家がマンションでなければ限界までボリュームを上げてもびくともしないような安定感があるベースが存在します。
この快感を目一杯味わえないのが残念でなりません。

何度も言うようですが世に言うハイエンドの音では決してありません。しかしながら望んでいる方向に一直線と言う感じです。

「望めば叶えられる」ぴったりの言葉です。

SOULNOTE ct1.0 その3

2013-07-14 20:41:23 | オ-ディオ
夕方、少し時間がとれたので許される範囲で音量をあげて聴きました。

どのCDを聴いてもあっけないぐらいに普通です。普通だと書くと退屈かのように聞こえますがこれがそうではありません。

何を聴いてもそれなりに聴こえます。違和感など全くありません。その上にこの安定感は何処から来るのでしょうか?

どのCDを聴いても揺るぎない安定感です。音もそうですが安心して音楽に浸っていられます。

先日のブログでも書きましたが、SOULNOTEのDAC dc1.0は時によっては音が強すぎて、ケーブルで和らげていたCDがありましたが、

今回ct1.0を導入してその鮮烈な音がより強調される危惧があったのも事実です。

しかし、時間が経つにつれて益々きつさが取れて、大地にぐーっと根を張ったような安定感がある音になってきました。

とても不思議で「今迄は何だったんだろう?」と言う思いです。あまり音が変わらないので面白みは薄れているかも知れませんが

音楽を聴く楽しさは倍増しました。

しかし、OFF会にお招きしてもオーディオ的な音の参考にはならないことが一番の心配事になってしまいました。

この音になった一番の要因はおそらくFUNDAMENTALのデジタルケーブルだとおもいます。



もっと凄い音がするケーブルもいっぱいあると思いますが、これで充分だと納得させられる何かがあるのでしょうね!

オーディオは難しい!

2013-07-09 00:36:42 | オ-ディオ
先日、久しぶりに田舎の旧友からの電話がありまたまた長時間にわたっての近況報告をしておりました。

私はと言えば、トラポを変えたばかりでそのことに終始話題を持っていきがちだったのですが、旧友はといえば音の色彩感に固執しておりまして、こればかりは譲れない領域であります。

私は色彩感があるにこしたことはありませんが、其ればかりをきにするとおのずと限られた機器しか使えないことになってしまいます。
確かにそれ以外はダメと言われれば其れまでですが、出過ぎるのも?ということになると思います。喩えて話題になったのが私がトラポを購入したお店の話になりまして、そこのお店の音は色数が少なくて味気ないもので全然ダメとの事。

確かにスピード、解像度、位相の正確性、空間表現の確かさを心情としているお店なので旧友の知り合いが表現したような音ではないのは確かです。

しかし私はそんな音がきらいではありませんので、全くダメとは思いませんし求めているものが違うのかも知れないと思っております。

HB-1の音もいままで鳴らしこんできた上様邸の音と、某オーディオショップの音とは全く別物と言っても過言ではないように、同じ機器を使用しても同じ音にはならないのと同様です。

HB-1をFMで聴くのとソニーの9100とで聴くのとでは全く違うと思うのですが9100で聴いた音がダメとも思いません。昨日伺ったようなウエスタンの5ウェイ、マルチアンプ駆動(それもウエスタンとRCAとSA-4)の音色は唯一無二の音色でした。

などなど、旧友とは双方譲らずのいつもの話でしたが、旧友が今まで試した中で一番効果のあった簡易アースの話になって、私はこれまで電源、アースの重要性を知人からさんざん聞かされたにも関わらず、全く手付かずの状況でしたので早速試してみました。

それで、旧友の話を元にネットでいろいろ検索しましたところ、こんなものが良いんじゃないかと思い製作して物がこちらです。





8リットルの果実酒のビンに木炭と水をひたひたに入れて、銅版に半田付けしたアース線を直だしにしまして、末端にバナナプラグを装着、スピーカー端子のマイナス側に設置しました。

水と木炭が馴染む為に一晩放置しまして、いよいよ音出しをしました。肝心な音はと言いますと旧友の言ったとおりで幾分ざらついていた音が歪が取れた為か滑らかに見通しが良くなって確実にSNが上がって静な音になりました。

神尾真由子のパガニーニ24のカプリース



なども引っ掛かりが少なく強い音ですが煩わしさが無いために随分と聴きやすくなりました。

定番の「つじあやの 京都バージョン」も小川のじょろじょろも鳥の囀りもハッキリと聴こえて来るのですがザワザワした感じが無くなりました。

これも、ノイズであったのでしょうね。ノイズフロアが下がったためかボリュームを上げていっても全く煩さを感じません。

ここまでは誰もが言っていた表現そのもので良い事づくめのようでしたが、


ロドガブのジャパンライブやスリーギターズなどを聴きだすと何か変です。ライブの雰囲気が半減して音に力が無くなっている様に聴こえます。

ざらついていた音がつるつるに磨きこまれて煩わしい音が無くなった変わりに雰囲気と力が無くなり鮮度感(生々しさ)も何処かに消えてしまった様に感じます。

簡易アースの製作・設置に誤りがあった為かどうだかは解りませんが、近いうちにいつもの方々にお願いをして検証して頂こうと思っております。

ということで元の仕様に戻しました。本格的に電源工事を考えておりましたがこの様に音が変わってしまうと困りますし元には戻せないのですから、慎重に取り組みたいと思います。

何方か参考にご意見を頂けたら幸いです。しかし、実際に聞いてもらわないと本当のことは解らないかも知れません。




はじめてのかめきち邸訪問!

2013-07-07 21:39:49 | オ-ディオ
本日、Rayさんとかめきち邸にお伺いいたしました。

数日前にRayさんからかめきち邸に伺う都合があるのでご一緒しませんか?とのお誘いがありまして、二つ返事でお受けいたしました。
かめきち邸はウエスタンの5ウエイをマルチアンプでドライブされており、何時かお伺いしたいと思っておりましたのでRayさんにはいつもながら感謝!感謝!です。

かめきち邸の詳しい様子はMt.T2さんのブログに書かれておりますのでそちらを参考にしていただければと思っております。

ところで私はと申しますとウエスタンと聞いてイコール ボーカルというお決まりの単純な図式のイメージしか持っておらず、実際に出てきた音のスピード、解像度、実在感に圧倒されっぱなしで「お恥ずかしいことこの上ない」というかんじでした。

特に音に鮮度があり解像度を伴いながらも滑らかで、引っ掛かりのないストリングスの音など今まで聴いたことがありません。

持込のCDやかめきちさんからの提案のレコードなどをたっぷり聴かせていただいた後に、「違うシステムも聴いてみましょうか?」
との提案がありウエスタンのフルレンジ754とドライバー(型番は忘れてしまいました)との2ウエイのシステムをRCAのアンプでドライブした音も聴かせて頂きました。

その音の浸透力のすさまじいことと言ったらありません。そのうえに透明感がこれまた半端じゃありません。どうしてこのようなヴィンテージの機器がこれ程までに鮮度感や透明感があるのが不思議でなりません。

これがウエスタンと言えば其れまでですが・・・!

とにかくこんな素晴らしい音を聴かせて頂きましたかめきちさんに感謝とお誘いいただいたRayさんに感謝!です。