ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

OFF会の変わりに・・・。

2014-02-19 23:07:30 | オ-ディオ
ノンノンさんの関西OFF会が延期になりましたが、予定通り椀方さんとRay邸に伺ってきました。
暫く伺っていない為か、大きくPCオーディオが進化しておりました。
私と言えばまったくその方向には進んでおらず、システムを説明されてもちんぷんかんぷんで困ったものです。

椀方さんはSONY HAP-Z1ESを導入されることが決定したようで、今から楽しみにされておりました。
拙宅だけが取り残された感じです。

Ray邸のPCオーディオは以前とは比べ物にならないくらいに進化しておりました。
非常にSN感の良いスムーズな表現で正にPCオーディオという感じでした。

通常使用に於いてはこれで充分のようにも思われますが、やはり以前の音を知っている身のつらさか「こんなもんじゃないね!」
と思ってしまいます。事実その通りでありますから致し方ありませんね。

久々のRay邸は以前にもまして低域のコントロールが効いている感じで、
曖昧な表現が皆無で時として厳しい表現に成る場合があるようにも思えます。

しかしながらこの表現は両刃の剣で強さとしなやかさが表裏一体のように思えます。
拙宅が少し甘くなったのかも知れませんね。それに、また60Hzあたりに少しピークが出来ているのか飽和寸前で余裕がない感じです。

これをコントロールしようとすると部屋自体を考えなければいけない事にも成りかねませんし、
リビングオーディオの性格上音響調整用の機器を導入するつもりもありませんので当面はこのままになりそうです。




ところで、以前簡易アースを試してみましたがあまり思って様な音が出ないこともあって、
ほったらかしにしておりましたが、amberさんのコメントを思い出して、プリアンプ周辺の上流で処理しようと試みました。

TRIODEのフォノイコに簡易アースを繋げて音出しをしてみましたが
やはり以前と同じようにSN感は増すのですが鮮度感と力感がスポイルせれるようでやはり好みの音からはかけ離れた感じです。

やはり、何もしないほうが良さそうですね。OFF会のこともありますので何とかレベルアップを図りたいのですが・・・。

再開に向けての近況!その2

2014-02-11 17:51:37 | よもやま話
日曜日に引き続き、今日も午前中からパワーアンプのスイッチを入れ、午後からながら聴きを続けておりました。
日曜日は本格的に聴く為に絨毯もスピーカーのネットも取り払って聴き込んでおりましたが、
きょうは最初からながら聴きのつもりでおりましたので、そんなに気合を入れず楽しんでおりました。

最初は、先日購入したFRIDE PRIDEの two too



やはり少し詰まった感じで抜けが悪い、しかし聴いていて楽しいし音楽的には良いのでこれでもう少し音が良ければ良いのになぁ!残念。

次はヤマテツお勧めのギターのアルバム



先日、上様宅で聴いた時よりの音が軽い、決して悪い意味ではなくスムーズに倍音も伸びて空間に広がっていく感じ。

そして、武満徹のNAXOS盤 日本作曲家選 「そしてそれが風であることを知った/海へ/雨の樹他」



当初から思っていたことですが音離れが非常に良くなって空間表現の幅が大きく広がっています。

先日、吉田苑で聴いたTIDALには遠く及びませんが、CDによってはなかなか良い感じでスピーカーの存在が気にならなくなります。

とても、存在が消えるとまでは言えませんが・・・。

そして、最後はT-TOC RECORDS MASTER CDR-Ⅱから KANKAWA/ORGANIST



我が家のみで味わえていたエモーショナルな表現のオープニングの影が薄れいたってスムーズな表現に変化しています。

これも不思議で低域が飽和するかな?と予想しておりましたが
予想に反してリアルなベースの音が出てきました。

続くヴィブラフォンの響きも柔らかくとてもストレスフリーに空間に広がっていきます。
どこにも誇張した感じがなくてかえって拍子抜けした音です。

加えてサックスがとても柔らかくていい感じです。

サランネットを外して絨毯も取って聴いてみたい気もしましたが、きょうはこのまま良い感じの状態でタイムアップと成りました。

CDによっては飽和するものも出てきましたが総体的に自然な状態に近づいている感じがしたので、当分はこのまま聴き込んで行こうと思います。
今日が良くても明日必ず良いとは限らないのがオーディオの不思議で難しいところですから、じっくり検証してみたいと思っています。

再開に向けての近況!

2014-02-11 08:32:57 | オ-ディオ
完全再開とは言えませんが、取り合えず普通にCD再生に関しては元のシステムに戻りました。
アナログに関しては再開に向けて準備中です。
準備期間もかなり過ぎましたが亀足で進んでおります。

リフレッシュして戻ってきましたアンプ達は明らかに音が新しい。
特に高域の解像度は別物と言っても良いくらいです。
これは、パワーアンプによるもので、全てのMOS・FETを交換しましたので当然かもしれません。
長い期間聞き続けていますと自然に高域が衰退しても解らなくなるようです。

これ程音が変わってしまうと、モノラルアンプを使用している環境では、方チャンネルに故障が出た時には左右の音を合わせるためにも両方のメンテナンスが必要になってくるのではないかと思いました。
当然、今回の拙宅のように出力素子を全て交換するという大手術をした時に限られるとは思いますが・・・。

機械である以上経年劣化は避けられないとは思いますが、今まで結構システムを追い込んできたと思っていたのはマスターベーションであったのではないか?と少し反省をしております。

プリアンプも不調(自業自得ですが)で2回程チェックを受けましたがプリアンプ自体は入力系のクリーンアップ程度で特に部品を交換したことはなかったのですが、これも、パワーサプライを不注意の為に壊してしまい部品交換に至りました。

以上、全てのアンプのリフレッシュを終えての最初の音出しで
今までのシステムのバランスが崩れてしまって違和感を覚える結果となりました。
しかしながらこれらの違和感は、これからのステップアップを望める可能性があるもので、決して後ろ向きではありません。
期待感のほうが遥かに大きいと思えるものです。

具体的には解像度が上がった高域ですが、どう言う訳か歪みが減少しているように感じます。以前、鳴らない鳴らないとぼやいておりました、フィリッパジョルダーノも凄く良いまでもいかないけれど何とか聴ける程度のレベルまで改善されました。


思うところ「高域の歪み感の減衰は低域の影響が大きいのではないか?」と言うことです。パワーサプライがDSUからDS1.5に変わり、そのDS1.5もコンデンサー等の交換でリフレッシュされた為に低域の駆動力もアップされた感じです。

以前、低域が飽和状態であった感じがありスピーカーベースをTAOCのSCB45からウェルフロートに交換して、低域のトランジェントが大幅に改善されましたが、今回はそれでも飽和寸前で






などは、また少し苦しいところも見え隠れしております。

しかしながら量的には上記のCDよりも遥かに多いと思われるシルバーレインなどは不思議とかなりの音量でも飽和しません。


やはり、部屋自体の構造や素材に問題があるようで、詳しく調べれば飽和する近辺の周波数など解ると思いますが解ったところで機器的に周波数をフラットにするようなものは鮮度感がスポイルされるので使いたくありませんし、何とか他の方法で少しだけ改善されればと思います。

その大きな要因として、今までどれ程までの割合で動いていたのではないかと疑われる
スキャンスピークスの25cmのノンパルプ・ペーパーコーンのウーファーです。
恥ずかしながらやっと本領を発揮しだしたのではないかと思われることです。

まず、音楽自体のスケール感が全く違って聴こえます。低域のトランジェント優先で本来出なければいけない低域を殺していたのではないかと言う懸念です。低域から高域までスピードの整った再生音で尚且つ早い低音というのは非常に難しい条件で並大抵のシステムでは出ないものだと思います。

拙宅でも少しは近づけたと思っていたのは自分自身の思い込みであって、
高域、低域と再生範囲は両側に延びてそのスピードを整えるなど短期間では難しいようです。
それと、音のスピード最優先で音楽のスケール感を犠牲にしていたのではないかと思います。

CDに入っている音をそのままに再現するという大きな命題に向かってシステムを構築してきたつもりでしたが、
Ray邸で感じる圧倒的なスケールは拙宅では端から諦めていたように思います。
Ray邸のほんの一部でも近づけたらという努力をしていなかった事が原因です。

拙宅の環境でもまだまだ努力次第では可能性があると言うことを再確認できたと同時に
機器の能力を最大限に出してあげるという難しさも経験させてもらったようです。

大佐がHB-1の可能性をとことん追求されているように、少しでも機器のポテンシャルを上げて行く努力を怠らないようにしたいと思う今日この頃です。


吉田苑でTIDALを聴く!

2014-01-29 21:32:26 | オ-ディオ
これも昨年の話で申し訳ありません。九州の担当から外れて、もう出張は無いだろうと思っておりましたが、12月に1泊2日のいつものスケジュールで福岡、長崎に行ってきました。いつもながらの強行軍で9時過ぎには博多駅に着いておりまして駅前でレンタカーを借りて一路長崎へ・・・。そこで2件廻って5時前には島原についてお仕事。そこから行橋までノンストップでホテルに着いたのは11時を過ぎておりました。

その為に翌日はゆとりのスケジュールで昼過ぎに行橋を出て、いつもの平尾台を抜けるルートで小倉南のインターから博多へ・・・。
当然ながら「牧のうどん」を食べて久々に吉田苑に行ってきました。

久々なので何か聴きたい気分でしたのでリクエストをしまして、憧れのスペクトラルを聴かせて頂く事になりました。スペクトラルがどうして?と言うことを話すと其れで終わってしまいますので此処では割愛させて頂きます。








トラポは当然ながらソウルノートのCT1.0,DACは同じくsd2.0 スペクトラルのプリ・パワー スピーカーはディナのConfidence C1Signatuerと言う布陣で聴かせて頂きました。

とてもスムースで空間の広がりも十分で現代的なハイエンドの音がしておりますが何かもの足りません。いつもの吉田苑さんにきれがありません。お聞きするとスペクトラルといえども現代のハイスピードアンプに比べると遅く感じられると言うことのようです。

過去に於いてハイスピード・アンプの代名詞であったスペクトラルのことを思うと信じられません。そこでアンプをFANDAMENTALの超弩級プリLA10にNmodeのプリメインX-PM10を繋いで聴かせて頂きました。





スペクトラルに比べても明らかにハイスピードで切れがあります。これでも充分すぎる感じなのですが、以前のディナSP-SS25のイメージが強すぎるのかこのC1Signatuerはどうしても低域がゆるく感じられます。最近のディナの傾向だそうですが私にはピンと来ませんでした。


こんなものかと思いながら最後に気になっていたTIDALのことを伺うと「聴かれた事はありますか?聴かれたことがなければ聴いてみますか?」と言ってセッティングを始めてくれましたが、聴きたい半面に申し訳ないと言う気持ちもあり複雑でしたが、嫌な顔ひとつしないでわざわざセッティングをやり直してくださいました。

トラポとDACは同じソウルノートCT1.0とsd2.0 アンプはさすがにNmode X-PM10ではドライブしきれないとのことで再びスペクトラルのプリとパワーに戻しました。

あまり大きな期待もしないで聴くことになりましたが、1発目の音が出た瞬間にぶっ飛んでしまいました。此処近年これ程までのスピーカーを聴いた事がありません。いつも聴いている音とは正反対の音でしたので、心の準備が出来ないままに不意打ちにカウンターパンチをくらってノックアウト状態になってしまいました。

確かいつものフェイキーから始まったと思いますが興奮状態で何が何だかハッキリ覚えていない状態です。兎に角、何のストレスもなくスピーカーから出た音が瞬間的に空間に吸い込まれるように広がっていきます。このサイズのスピーカーが完全に空間と同化してスピーカーの存在が完全に消えています。

ブックシェルフ型なら解からなくもありませんが、決して小さくないこのサイズのスピーカーが目前から消え去り、音楽だけが部屋中を埋め尽くすように鳴っています。思わず立ち上がって部屋の隅々に移動して聴いておりましたが、どこの位置で聴いても同じようにスピーカーの存在が完全に消えており、そこにあるのは只スピーカーから放たれた音が音楽を奏でておりました。

あまりの興奮で「凄い!、凄い!」を連発していたように思います。久々に「欲しい!」と真剣に思いました。しかしながら一番安価な機種でも手が出ません。しかし、[出来るものならば所有したい!]衝動に駆られました。



ただ最後にロドガブのジャパン・ライブ「激情セッション」はあまりに普段聴いている音とはかけ離れて、スピーカーの後方いっぱいに見事に音場が広がりステージが見渡せるようです。しかしながら、ライブ会場に居て熱気に包まれる感じは全くしないで飽くまで冷静沈着にステージを後方から観察しているような錯覚を覚えます。この音場の鳴り方が正確にライブ会場を再現しているのかも知れませんが隙か嫌いかで言うと好きではありません。もう少し音楽がこちらに寄り添ってきて欲しいです。

そんな思いをしながら久々に興奮した時間が過ごせました。何時行っても丁寧な応対をして頂いて吉田苑さんのは本当に恐縮してします。尾崎さんの所とは全く違った雰囲気で出てくる音も正反対かも知れませんがオーディオに対する真摯な姿勢は共通しています。博多在住の方が羨ましく思えてきます。

大佐邸訪問とHB-X1

2014-01-28 21:36:13 | オ-ディオ
「年末年始にかけてHB-X1を借りることが出来たので聴きに来ませんか?」と言うお誘いが大佐からあり、久々に大佐邸に伺ってきました。これも、1月4日のお話で申し訳ありません。

丁度、タイミングよくヤマテツさんのブログにもその日のことが詳しくアップされておりますので、昨日に引き続き他人の力を拝借いたしました。

午後1時過ぎにお伺いする予定だったのですが色々と手間取りまして、1時間ほど遅れてしまいました。既にヤマテツさんとRayさんはHB-X1の実力を充分に堪能された感じで、特等席を譲っていただきました。

昨年のオーディオフェアーで聴いて、「これは只者ではない!」と直感で思っておりましたので、大佐宅でFMのプリパワーで聴けるのを楽しみにしておりました。

その期待が大きすぎたのか、大佐宅で聴くHB-X1は思っていた以上ではなく想定内と言ったところではないでしょうか。決してダメと言うことではなく、高いレベルでこれぐらいは鳴って当たり前だと言う事です。

現時点では大佐のハワイアンコアとは音の浸透力に大きなひらきがあると思ったのが素直な気持ちです。ただこれはヤマテツさんもブログで書かれておりましたが、大佐のハワイアンコアを聴いたことがない人にはいくら説明しても理解してもらえないと言うことです。

HB-1のデモの音しか聴いたことがない方はいくら説明しても理解できないように、全く別物(こう言ってしまうと身も蓋もありませんが)です。デモにしても例えば尾崎さんの所のように、音楽の何かやオーディオの何かを理解されているショップが鳴らす音と、失礼ながらそこのところをあまり理解されていないショップが鳴らされている音とは大きな隔たりがあります。

オーディオは面白いもので、口でいくら凄いことを言っていても、出している音がダメだと全く信用がなくなります。しかし、結構こういうマニアの方が意外と多いのです。

こう言う時は無口になってしまいますもの。私はタバコを吸いませんのでタバコを吸いに外にも出れませんし苦痛の何ものでもありません。

話が逸れてしまって申し訳ありません。しかし、このHB-X1の実力を一番理解されているのは大佐自身だと思います。HB-1ハワイアンコアをあの域まで高めた御仁ですから、HB-X1のこれからの進化が既に大佐の頭の中にはしっかりとイメージされているのだと思います。その証拠に「経済的に許せばHB-X1とハワイアンコアを両方持って聴く音楽に合わせて交互に切り替えて聴きたい!」そうです。

私と言えば「ハワイアンコアには全然及びませんね!」などとデリカシーにかけるコメントを言ってしまって、大佐のレベルまで到達していないにもかかわらず偉そうな事を言ってしまいました。

今になって思えば何と恥ずかしい事か、穴があったら入りたい気分です。今後のHB-X1の進化を見守りながら次回聴く機会があることを楽しみにしております。

こんな、素晴らしい体験をさせて頂いて有難うございます。遅ればせながら一言お礼を・・・。


半年振りの更新!先ずはゆうけい邸!

2014-01-27 22:02:36 | よもやま話
昨年の話で申し訳ありません。12月1日に念願のゆうけい邸に伺うことが出来ました。

ゆうけい邸は北六甲の閑静な住宅街にあり、想像していた通りのお洒落で素敵なお宅で、

ゆうけいさんも同様に穏やかで優しい人柄が滲み出て、小生とは間逆の人格の風情を醸し出されておりました。

OFF会の詳しい様子はゆうけいさんのブログ ゆうけいの月夜のラプソディ に記されておりますのでそちらのほうを参考にしていただければ幸いです。

先ずは、素敵なリビング・オーディオを構築されている様子はこんな感じです。







天井の高さが我が家とは比べ物にならないぐらいです。

その他細かいインテリアも趣味の良いものばかりで憧れてしまいます。

機器はこんな具合です。



そして、ROKSAN ザクシーズです。素晴らしい!



音はと言えば人柄がそのまま反映されている様で、スムーズで何処にも引っ掛かりのない優しくて気持ちの良い音です。

スピーカーがディナウディオのサファイアでツイーターがエソターであることで非常に我が家と似た音がしております。

ディナと言えばエソターと言われるぐらいにディナの製品群でも群を抜いて秀逸なユニットです。

このユニットの支配力は相当なもので、システムの音を大きく左右すると言っても過言ではありません。

以前、amberさんが我が家にいらした時も同じようなことを言っておられました。

ひと通りCDを聴かせて頂きましたが、非常に旨く低域をコントロールされており、

「絶妙に出していない低域」と申し上げました。

ゆうけいさんにお聞きしてわかったことは「80~100Hzが出過ぎると耳が痛くなるためにコントロールして落としている」

と言うことでした。納得!

少し物足りないように感じられたディスクもあったCDに比べて、アナログの浸透力は相当なものです。

「断然アナログが良いですね!」と申し上げましたが、ゆうけいさんは何だか複雑な心境だったようです。

決してCDがダメではなく「私の好みはアナログの持つ音の芯が好きだ」ということです。

今回は、時間がなく短い間のOFF会となってしまいましたが、また機会がありましたら、ラグビーの話や絵画や映画のお話も

聴けたらと思っております。

オーディオに於けるスピード。

2013-08-01 23:29:52 | オ-ディオ
やっと重い腰をあげて、パワーアンプの修理を尾崎さんのところに持って行きました。

ちょうど大佐殿が居りましたので少し話をさせて頂きました。昨日聴きに行ったコンサートの打楽器の音のスピードの速さが半端ではなかった。

大佐殿はコンサートの音をいかに忠実に其れらしく再生出来ないかと日々努力されていますし大佐邸のHB-1からは素晴らしいスピードで力感と伴って音が飛んできます。

スカーッと抜けの良い音が身体を突き抜けていく快感は大口径のスピーカーからは難しいと思います。

しかし小口径であれば何でも良いかというとそうではなく、どうしても力感(エネルギー感)が不足しているものがほとんどです。

この相反する音を現時点でバランスよく再生できる可能性のあるものはやはりHB-1と言うことになるのでしょうね。

同じように低域のスピードの遅れを指摘して小口径ユニットをハイパワーアンプでドライブすることが流行りましたが、その代表とされるのがAE(アコースティックエナジー)やプラチナムで知られたフィル・ジョーンズです。

小生もプラチナムは使っていましたが100%鳴らしていたかと聞かれると自信がありません。しかしながらそれらのスピーカーどれもが今思えばスピードは速く歪みも少なかったと思いますが、何処か詰まった感じがありエネルギー感も少なく開放感がある音とは言えなかった様に思います。

今となればマジコを代表とするハイスピードで低歪みでカミソリのように切れ込みの鋭い音が好まれているようですが、どうもこのような無機質の音は生理的に合わないようで・・・。

明らかにHB-1とは出てくる音は全く違っているように思います。今流行の歪みの少ない蒸留水のような音は小生の求めている音とは違いますので流行の音を求めている方は無視して頂ければとおもいますが・・・。

話が逸れてしまいましたが大佐が言われたことで「HB-1をFMで鳴らして反則技を使っているから大佐が何を言おうとまともには聞いてもらえない」と言うことがとても気になりました。

確かに「FMそれも811で鳴らすと何でも鳴る」ということは間違っていないのですが、

はたして全てがそのように(オーディオルームがライブ会場に変身した」ようには鳴らないと思いますし、

FMを使おうがオーディオは出てきた音が紛れもない真実ですからHB-1にはそれだけのポテンシャルがあるということだと思います。

しかしながらこの事実を自分の耳で確認出来る方が大勢いるとは思えませんし、HB-1同様に誤解されている部分が殆どですね。


相変わらずですね~!

2013-07-30 23:19:56 | よもやま話
先日のOFF会の道中にあるコミュニティーから2ちゃんねるにリンクが張られていてその話題から2ちゃんねるに飛ぶと言うようなことを聞きました。
「そう言えばコミュニティーも2ちゃんねるも最近は見てないよな~」と思って久しぶりに2ちゃんねるをみましたが相変わらずなんですね。
キソを批判している人も相変わらずで何も進歩もしていないし変わっていないんですよね。同じような事を書いて引っかかってくる獲物をがぶっとひと噛みにして楽しんでいるようですね。
大佐の事も変わらずにのっているし、良くわかっている人は相手にしないから新しい人が来るとワンパターンの攻撃で絡んでくるようですね。
私のブログもキソ関係と2ちゃんねるを乗せただけで凄いアクセスでしたから・・・。

今度、Xタイプが発売されるようですがその話題もありました。情報だけはチェックしているんですね。

その他のスレッドも似たようなものでフラストレーションの捌け口といったところでしょうか。

世の中病んでますね!

オーディオの定説は本当か?

2013-07-25 23:27:28 | オ-ディオ
トラポをct1.0に変えてから色々なことを思うように成ってきました。

ゴローさん推薦のハイブリッドCDです。
ゴローさんが亡くなられてからamberさんが紹介されていたので購入してみました。
amberさん宅のトラポと拙宅のSA11-S1とは比較にならないかも知れませんが・・・。
 Clarinet Classical/マルティン・フレストと仲間たち~アンコール集

Viola Classical/ヴィオラとピアノのためのソナタ集第1集~ブラームス第2番、ヴュータン、レベッカ


このCDはマルチチャンネルとSACDと通常CDの3つのレイヤーに分かれており、拙宅ではマルチの環境がないのでこれについては触れられませんが、SACDはかかりますのでこれとの比較になります。

通説として通常CDのレイヤーは音が悪いということですが、録音の良いものは通常CDの再生でも決して音は悪くないと思います。

同じ録音のハイブリッド盤とCDのみの通常盤とを持ち合わせていないので完璧な比較にはなりませんが、拙宅の環境ではしっかりと力強く再生されますが決して音の粒子が粗くなることも無く滑らかに鳴っている様に思います。

DSD特有の柔らかな表現ではありませんが、CDレイヤーの音は悪くないと思います。この件に関しても冷静に第三者に判断していただこうと思います。

Silver Rain

2013-07-24 23:14:19 | オ-ディオ
ヤマテツさんのブログに刺激を受けて小生も塗り塗りをやってしまいました。
当方はヤマテツさんもプラチナムとは違って以前にも登場したEX CONTACTです。

おおむねこの手の溶剤は処理後の傾向は似ているようです。

少し違うのはクリアーにはなりますが美音系にはならないことです。それも、個々のシステムで違ってくるのかもしれません。

ところで驚いたのがタイトルのCDである Marcus MillerのSilver Rainです。



ソウルノートの機器は電源ケーブルなども結局付属のモノがいちばんバランスが良いのでいろいろ交換しても元に戻ってしまうので最初から付属の電ケーを使用しておりました。デジタルケーブルも同様です。

今回それにEX CONTACT処理をしてしまいました。これがまたまた凄いことになってしまいました。マランツSA11-S1改もそれなりの解像度を持っておりますから、他のトラポと比較してもそれなりに鳴っておりました。

しかし今回は事情が違います。根本的に出音がまったく違います。クリアーになって解像度はあがっておりますが力強さは後退することなくむしろ増している感じです。

Silver Rainも「それなりに」と言う表現ではなく「そのように」と言う言い回しがぴったりくるくらいに実在感を伴って再現されています。

もし、我が家がマンションでなければ限界までボリュームを上げてもびくともしないような安定感があるベースが存在します。
この快感を目一杯味わえないのが残念でなりません。

何度も言うようですが世に言うハイエンドの音では決してありません。しかしながら望んでいる方向に一直線と言う感じです。

「望めば叶えられる」ぴったりの言葉です。