茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

サワラチャンの加計呂麻日記-056

2013年08月23日 | 教育

 

 

サワラちゃんの加計呂麻日記

                       -056

 

 

 

 お盆が過ぎると一転して雨がちの日が続いて居ります。これだけの旱魃が続いたにもかかわらず、3ヵ月予報は例年より降水量は多くなるとか。 <どうして?>・・・

西南諸島の自然は過酷ですね。台風ハブイノシシの3セット。 今年も後残り4ヵ月、お手柔らかに願いたいものです。先日も台風12号がかすって行きました。海は大荒れ。 湾の中には汽船と海上保安庁の巡視艇が待避しておりました。ここの湾は戦時中は戦艦武蔵が洋上に見えたところとか。

 

 

 

 何時も爺は感じるのだけれど、社会主義国と言うのは中央集権主義のように見えて、その行動に首尾一貫していない、バラバラ行政のような感じが強くします。先日、日本近海にロシアの長距離偵察機が飛来し、自衛隊機がスクランブルを掛けたとか。

プーチン大統領と安部首相の首脳会談が9/05に設定されているにもかかわらず、何故?という感じですね。国際関係に強い影響がある行動は、注意をしてなされるものですが???

各省庁の意思の疎通と、縄張り意識、権力闘争が後ろに見え隠れしています。日本でしたら、即、厳重注意を受けて、責任者は降格させられるでしょう。足で相手を蹴っ飛ばして握手は出来ません。しかし、社会主義国はどのような訳か、このような行動に齟齬が見られます。秋波を日本流しながら尖閣諸島の領海浸入をさせてみたり。上としたがバラバラに動いている。

国際情勢の判断能力に問題が有るのでしょう。お役所仕事の権化みたいな国家ですから。さて、日露交渉はどのようになるのでしょうか。今回でハッキリけりを付けねば。米ロの反目している今はチャンスですね。

北方領土はロシアに譲渡するから、サハリン全てをくれないかね>・・なんてね 

日露の間では南樺太は今でも日本領土ですから、特に問題ありませんがね

 

 

その代わり日本は経済協力しますとか何とか・・・悪い話ではありません。シベリア新幹線は日本が全面的に請け負います・・・なんてね。良い話でしょ。 プーチン大統領!

 

 

 

とうとうやりましたね。イチロウ選手

大変な選手です。古武士を連想します。 

今の日本に是非欲しい男の人格です。

有限実行・・> 不言実行

 

 

   喫茶店でちょっと一服  

 

                          株式市場の天気予報   

 

 

 先ずは順調に予想通りの動きをしました。突発的な事件が起こらなければ、チャート・罫線理論通りの動きを相場はするものです、なかなか傾向線の外には出れないのですね。実に不思議なものです。本日はぴたりと三角保ちあい別れ寸前で止まりました。来週は傾向線を上に切ってくると思います。そして、一度下押し、上値傾向線が逆に下値傾向線に変化し、上昇して行くでしょう。

 

 

 

ただ、13週移動平均線と26週移動平均線がデッド・クロス寸前です。これが先行きの動きを決めます。aとbの2方向が予想されます。中期予想はクロスが決まってからで良いと思います。aであればそのまま持続すれば良い。bであれば月足で判断し。売るも良し。持続も良しです。

 

 

 消費税実施を延期したり、税率の段階的引き上げ(毎年1%づつ)になった場合は、国際的公約は別として、相場の下げ要因にはならないでしょう。恐らく安全パイを振ると思うのですが。円安がさらに進んだ場合は、景気の足を取ることにはなりません。大手企業の収益上昇は眼に見えておりますから、歳入の増加が期待でき、赤字国債の発行が少なくなり、原油の市場価格や輸入品目の価格上昇はありますが、ロットではプラスですから市場は歓迎でしょう。

内外の中国問題ががこのまま沈静化すればの話ですが、これが不安定要因でしょう。 プーチンさんがどのように動くかですね。北方領土・日露1/2痛み分けとなれば、日露経済交渉は進展します。その辺りが落とし所と思いますが。

                   日本             ロシア

 

TPPも予定通りのようですし、突発的なことが発生しなければ、中期的に市場は強いと爺はみます。 東京市場は20.000円を目指して上昇するしかないと思いますが、みなさんいかがでしょうか???                    

                          爺ちゃん大丈夫 

 

 

 

 

金融経済学入門講座

 

「一般論」-002

 先回に引き続いて、いま少し一般論を書いて見ましょう。この講座の根幹に関わることだからです。

 大正時代末から現在までの政治金融経済を俯瞰して、特徴的な事柄が3つ程見えてきます。

A- 社会主義経済思想の流入と修正資本主義

B- 総力戦に見られる戦時経済体制組織

C- 戦後の国際経済の中でのIMF・国際通貨基金の存在とその実態

考えようによっては様々な事があげられましょうが、これも一つの定義の仕方のように思えます。そして、これらと平行してもう一つの事項が垣間見えてきます。

 

            D- 日本銀行と大蔵省の管轄問題をめぐる権力闘争

 

                     

 

です。 A,Bの昭和初期から戦後暫くは・・大蔵省日銀 でした。日銀の金融政策は日銀から発表され実行されるが、最終的な許認可権限は大蔵大臣に掌握されておりました。戦後、日銀の一万田総裁がその後、大蔵大臣になったケースは一回有りましたが、これはアメリカの力を背景とした特別な事で、上記のパターンが暫くの間踏襲されて来ました。

A,B,Cについてはこれから随時時系列的に書いていきましょう。Dについてはその後にぜひとも書かねばなりません。日本銀行の大蔵省からの独立という強力な願望が、平成バブルの発生と崩壊をもたらした原因のひとつであることは間違いのない所だからです。 

 現代の金融政策において「金利」は新・古典主義経済学で重要視されているようですが、実際の経済に対する効果は限定的で、通貨政策通貨の供給量)の方が、より強力であるというのが本当のようです。戦後アメリカから来た経済政策担当の学者の影響で、金利>通貨という概念が伝わり、この事が大蔵省をして重大な判断ミスをなし、それが何時の間にか日銀に主導権を握られ、日銀法改正に至った主要な要因であることも事実です。

 

                    日銀

  

 

「窓口規制」・「窓口指導」という法律的に裏づけのない日銀の権力が、実は日本経済に多大なる力を持っていた事も事実です。ある期間は日銀総裁でもその実態が把握できていなかった(大蔵省出身の日銀総裁の就任期間)のも事実でした。大蔵省はその後解体され、組織改革の上縮小され、金融政策は他省庁に移され、責任者は日銀関係者が握るとか?

 そして、もっと大事な事が上記 D の中に垣間見えて来ます。日本の平成経済大変動の後、東南アジアの経済が一時壊滅的な大変動を経験しました。手法は日本の金融政策のコピーのようでもありました。 しかし、何時もその影にはIMF国際通貨基金の影が見えていることも事実でした。これはスペインなどの欧州でも同じです。IMFの実態はどのようなものか。  

 

 

余談ですが、爺が若きサラリーマンのころ、IMF・国際通貨基金とSDR・特別引き出し権に関係する図書を会社内で読み始めたとき、先輩から皮肉られたものでした。<君にはまだ早いよ>ってね。・・・・本当は先輩諸氏もハッキリと理解できていなかったと思います。彼らの僻みかな 

金の価格、ダイヤモンドの価格は今でもアメリカ本国で決定されているわけではありません。ロンドンのCITYと呼ばれる所であったり、ベルギーのルクセンブルグですね。 IMFの本部はワシントン・DCですが。どうしてなのでしょうか。国際金融の不思議な部分です。スイス、ルクセンブルグ、リヒテンシュアタインの銀行の秘密預金の口座。今でも厳然として重要な所であり、国際政治経済に重要な影響を及ぼしています。

                           金とダイア

 

                    

 

世界金融経済は別な基準で動かされ動いているようですねウランという危険なものを扱う原子力政策が今なお世界中に展開されておりますが、それを操る組織の実態は何なんでしょうか?日本が原子爆弾の核廃絶に素直に賛同できない理由は何なんでしょうか?これらの事情のその源泉は遠く昭和初期まで遡ります。

前にも書きましたが。共産主義革命、社会主義革命はマルクス、エンゲルスの予想とは違った、ロシアで起こりました。「資本主義の最高の段階としての帝国主義」なるもの。これはスラブ人でない、ユダヤ人達が考え、著書に著したものです。 レーニンはロシア人では有りません。革命の最中に列車に隠れて浸入しました。この3人はどのような組織の中から出て来たのでしょうか。もっとも資本主義の資本主義たる中で、熟成された、教育を受けた人物のように思えます。

                           レーニン

 

そうなると、アメリカ、日本、欧米諸国 VS ロシア、中国 という図式は、表面的なことのように思えてなません。 実は同じ穴の狢ではないのでしょうか。

爺にはこのように現実世界の姿が見えてきます。教科書的な知識では大間違いしそうですね。慎重に考えてみなければならないと思います。

このような上記の事柄が複雑に絡み合って、政治経済金融政策に影響を及ぼしております。教科書的な数理経済学的な経済理論では解けない問題です。理外の理が多すぎます。円が円安に振れて100円付近でウロウロしています。経済界は120円を希望しているようですが、誰が何故79円まで引き上げてたのでしょうか。そして、今頃になって短期間に100迄引き降ろしたのでしょうか。

                         円=360度

                     

1$=360円は過去の円のレートです。日本の国旗は日の丸は円です。円=360度 ここからこのレートが生み出されたとか。思わずびっくりするような話ですが、本当のようです。つい最近までこのレートは固定化されておりました。そして、変動相場制に変わりましたが。誠に不思議。

以上のような本当のような嘘のような話を交えて、金融経済学超入門を始めたいと思います。

 

 

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