サワラちゃんの加計呂麻日記
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７月の西南諸島は最小の雨量を記録しましたでしょうか。連日、雨また雨に日々に代わって、晴れまた晴れの日々・・・日本の大分部分が記録更新の大雨、ゲリラ豪雨に見舞われました・・
四季の移り変わりとかは余り関係なく、何時だり且つだり記録尽くめの極端な気候と、同じ場所をしつこく襲う災害。 気候が偏狭質化してきたような感じに見える時があります。
そのような風潮が気象現象だけでなく、政治経済、人身万般の生活に現れて来ております。先日発生した山口県周南で起こった５人ものの殺人事件・・・若年少年少女青年による一人の少女の殺人事件。凄惨ささえ感じられます。アメリカなどの教育現場を舞台にした大量殺人事件。背景が類似したもののようにも見えますが、ある面では日本独特のような面もあります。
爺は軽音楽からクラシックまで幅広い分野を、特に衒いもなく聴いてきました。余り好き嫌いはない方なのですが、最近特に気になるのはNHKの音楽番組に、ブルース・ロックに代表されるような、単調なそれで執拗に同じ旋律を、繰り替えす音楽というか、雑音と言うか分からないような曲が増えてきました。大変失望を感じております。
音楽は現代音楽でさえ、旋律というものが存在するのですが、ホンの僅かなフレーズの曲想を繰り返し、繰り返し執拗に奏でる雑音音楽には僻き僻きされます。ラベルのかの有名な曲（ボレロ）には到底遠く及ばない・・・・・・歌手もよく我慢できるなと言う感じ。
先日ソウルで行われたサッカー東アジア杯の日韓戦で、観客席に「歴史を忘れた民族に未来はない」との横断幕が掲げられた問題・・・・FIFAの規定違反に問われるようですが、上は大統領から下は政治とは関係もない下々に至るまで、こうまでして馬鹿げた事を言わねばならない、執拗さに呆れる思いです。彼らの歴史観の時間的幅はどの程度なのでしょうか。単に近現代程度の幅しかないようです。最近は現在の自衛隊で使用している＜旭日旗＞が振られていた云々で・・・言い訳ですね。個人が振ったからといって組織的に予め用意されていた横断幕を掲げる理由になりません。まさに子供染みた行為と言わざるを得ませんね。
サッカー場の問題の横断幕
古代新羅や百済がこの地球上に存在した辺りまで含んでいるのでしょうか。恐らくそうではありますまい。先日、この国の大統領が中国にまでも自国の記念碑を建設出来るようにと懇願したようであるが、どこか形振り構わぬご婦人の哀れな姿が髣髴する一場面を見る思いでした。
アメリカのカリフォルニア州内の小さな町の＜従軍慰安婦＞の記念像が日米の都市間の問題になっている。このようなヒステリック行動は韓国内からも非難の声がでている。
従軍慰安婦記念像
広島・長崎の原爆投下の日がまた今年も近々巡ってきます。数十万の非戦闘員を一瞬の内に無残にも失った我々は、日米のスポーツの決戦の場所で、韓国国民のような行為をしたことがあるでしょうか。＜韓国人は当然の報いさ＞とのたもうでしょうが、仮に日韓の立場が逆だったら、横断幕どころの騒ぎでは収まりますまい。 このニュースを知って、かの国も民衆の未熟さに暗澹たる思いに駆られたのは爺だけでは有りますまい。
東西ドイツが統一しても数十年、未だに南北同胞同士が憎しみをぶつけ合う悲しい現実は、実は彼ら自ら作り出したものなのかもしれないと思います。本当に歴史的反省をしなければならないのは、実は彼らなのだと思わざるを得ません。悲しむべき事です。政治経済の面でいつも不安定で、揺ら揺ら揺れているのを、他国の責任にし続けてはなりません。
では最後に良い美しい話題を！
「日本、また世界を驚かせた」
日本人が世界から賞賛を浴びたことば・・・・さいたまJR南浦和駅の乗客の快挙！
アメリカ、イギリス、ロシア、中国、タイ・・・世界中からこの一瞬の乗客の一致した行動で、一人の女性を救い出した行為によって、国の別なく賞賛を浴びました。先般の東北大震災に惨状でも、皆さんが助け合う姿は、救援の異国の方々を感動させた事は、今も記憶に新しいことだと思います。
賞賛の言葉の裏には各国の複雑な感情は見え隠れします。でも、良い面を素直に取り上げた事は、ジャーナリズムの一つの見識だと考えます。
＜このような場合に自分なら、自分達なら同じ行動が出来るかどうか＞とても、考えさせられる事件でした。正に一服の清涼剤を炎天の下で飲んだかのような気持ちになりました。
喫茶店でちょっと一服
株式市場の天気予報
週前半
相変わらず株式市場はハッキリしません。３本の滝の流れのような陰線を引き、総投げ状態になり、目先筋は投げ捨ててしまった。 2008年の腐れ玉、因果玉が五月雨のように出て来、買い上げても買い上げても売られるという感じ。嫌気売りに繫がりました。
長期投資で現物買いの方は、ここではじっくり我慢しますでしょう。罫線、チャートでは何も赤信号も黄色い信号も出てないのですから。でも、最近のの上昇人気で買いついた買い方は、冷や冷やもので我慢できないのです。ぶら下り玉といいます。これが相場の足を引っ張るのです。
昔から相場にはこのような集団があり、儲けることもなく最後には損をされて、市場を去っていくのでしょうね。皆さんと同じように動いていては、プロには勝てません。
＜人の行く 裏に道あり 花の山＞と米相場の相場師が残した名言！
月足の長期相場の罫線やチャートを横において、自分は今どこ辺りにいるのか。山に登るのに似ております。これを忘れたら儲け損なうし、最悪の場合にはスッテンテンになるだけです。
とは言うものの、人間は欲の動物です。 なかなか・・・・
一時は＜逆フォルテ曲線＞で倍返しの面も有りましたが、相場に参加する方の安値覚えにとうとう総崩れになりました。皆の弱気心がそうさせてしまったのです。相場の予想は局面のちょっとした変化で大きく変わるのです。 NYとは似て非なる相場環境だったと言うことです。病み上がりのひょろひょろ病人の相場はかくも弱く、疑い深く脆いものですが、しかし、大崩はしません。面白いものです。
「買いたい弱気」が大勢を占めているからでしょう。大手の株式投資者にとっては寧ろ好都合かもしれません。チョコチョコ下がる度に買い下がって、手元の株を増やします。そして最後は一気に売ってしまうでしょう。大金持ちは常に儲かるのですね。
以前から掲載しております長期曲線・・・
＜1＞
今は2008年の岩盤を通過中なのです。因果玉の巣窟です。ここをこなさないと上には上昇できません。
＜2＞ A B
C D
＜A＞の部分は途轍のない腐れ玉の岩盤です。中には未だ所持されている株も有るでしょう。 ＜B>はAの因果玉故に、再度売り崩されてしまった悲しい幼年期です。にもかかわらず、相場が今でもこの辺りの岩礁帯に差し掛かると、売り崩されるのです。やれやれ売りです。
ここを下から買い崩して行かねば、株は上昇できないことになります。これは需給関係からの見方です。ですから、大変なエネルギーが必要であることは理解されると思います。目先の売買以外はかなり長期戦で戦わなければ利は得られないでしょう。空買い、空売りでは持ち堪えられません。
ですから、C,Dの位置で買いつかれた大口投資家は、先の￥15.000程度で売り逃げたでしょう。年金関係はその中の一つかもしれません。それでも大儲け！
爺ならもっと踏ん張って、＜１＞のチャートで￥20.000迄がんばります。１３，２６週移動平均線は順調に伸びています。今は売り時ではないのです。・・・・・あくまでも現物買いの方ですが。
胆力のある方が最後は勝ちを得るのでしょう。しかし、突発的な大変動は予想は無理。ここは腹一つです。理解いただけますでしょうか。
8/1~1にかけて連騰しています。しかし、すぐに戻り売りが出てきます。NY市場のようにはいかないでしょう。整理を繰り返しながら次第に上昇していくことになるでしょう。周りの材料というより需給関係ということでしょう。戻り待ちの株が少なくなるまでの我慢です。市場参加者の胆力が試されている感じです。
8/02 大引け ￥14.466.16 460.39 ↑
本日最終日は大幅高で終了しました。
↓ 戻り売り
そのような訳で、14.600Pointをどのように通過するかというのが問題です。NYの続投で２本陽線を付けました。14.400～14800の間は、戻り売りの五月雨地帯です。簡単に通過すれば先行きは16.000Pointまで順調ですが、ここでもたつくとまた売り崩されます。売り方はこの辺りで売り叩くでしょうから・・・・ ＜失われた15年＞の辛い試練でしょうか。
実体経済は好調ですので、為替の状況、９月～10月にかけて決定する消費税の実施予定が株式市場に影響してきますでしょう。長期的視野で市場をご覧ください。