昨日( 12月23日)の米国株は、商務省が発表した11月の消費支出データなどが好感され続伸した。
S&P500は、29.23ポイント(0.6%)上昇し、4,725.79ポイントで引けた。これは今年68回目の高値更新となった。
11月の消費支出は、前月比0.6%アップした。内訳をみるとインフレ調整前でサービスが0.9%伸び、モノの消費は0.1%の伸びに留まった。
今日はクリスマスイブで株式市場は閉鎖されるので、実質的には今年の米国株取引は昨日で終了したということができる。
新聞等の記事を見ても、2022年の方向感に関する話題が多い。
消費支出の動向から、来年は物の消費よりもサービスの消費が伸びるだろうと予測するエコノミストもいる。
サービスが伸びるかどうかはコロナウイルス感染状況にかかわる部分が多いが、過去の経験を活かすことができるから最悪事態は避けることができるだろうと考えている人が多い。
一般的に言ってアメリカ人は日本人よりも楽観的だ。その事の良し悪しは別としてアメリカ株に投資する以上このような気質には注意を払っておいた方が良い。