金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

Gboardを使ったスマートフォンの音声入力、テレワークとシニアの味方です

2021年12月11日 | デジタル・インターネット
 私は昨年board末で会社をリタイアしましたので、最近のテレワーク事情は知りませんが、スマートフォンやパソコンの音声入力はテレワークの一つのメリットじゃないかな?と思っています。
 日本の会社は大部分オープンスペースなので、スマートフォンやパソコンに向かって音声入力することは周りの人の迷惑になるのでオフィスで使うことは不可能でしょう。
 でも自宅の書斎等ワーキングスペースなら音声入力を使うことができます。
 パソコンでもマイクを使うと音声入力はでき、ワードで文章を作成することが可能です。
ただし現在のところ私はもっぱらスマートフォンでのメールやフェイスブックのメッセンジャー入力に利用しています。
 使っているアプリはグーグルのGboardというアプリです。この無料アプリをインストールしておくと、メールやメッセンジャーのキーボードの上部に出てくるマイクアイコンをタップすると音声入力が可能になります。
 使い始めると結構正確に音声を文字変換してくれるので便利です。詳しいことは分かりませんがAIが反復学習しているような気がします。
 なおテレワークに便利じゃないか?と言いましたが、スマートフォンのキーボードに不慣れなシニアの人も音声入力を使うと手早くメールを書くことができると思います。
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40年ぶりのインフレの中でS&P500高値更新

2021年12月11日 | 投資
 昨日(12月11日)米国労働省が発表した11月の物価上昇率は前年同月比6.8%上昇。これは1982年以降で一番の上昇率となった。食料・エネルギー価格を除いたコアインフレ率は4.9%だった。
 物価高を牽引したのは、新車(11.1%)や家具など耐久消費財だった。またレストランのメニューも上昇を続けている。
 この物価上昇は、消費者の強い需要とサプライチェーンの乱れが衝突した結果だが、賃金が上昇している(11月は4.3%アップ)ので、消費者が物価上昇を吸収しやすいことで企業側はコストアップを消費者にうまく転嫁できているようだ。
 これらの状況を判断して、連銀がインフレ抑制のためテーパリングの速度を速め、政策金利引き上げを急ぐという見方が強いが、金融政策が転換してもなお消費需要は堅調で企業業績は底堅そうだと投資家は判断した。
 よってS&P500は高値を更新した。
 なお11月の物価統計はオミクロン騒動前なのでオミクロン騒動を受けて、今後物価上昇ペースは鈍化すると予想する人もいる。
 米連銀は長年の目標の物価上昇率2%を達成し、失業率もコロナ前の水準まで戻っているので、物価・雇用双方の目標を達成したといえる。
 そして過剰流動性の吸収に向かうと正常化への海図通りに進むように見える。それに較べて日本は卸売り物価の消費者への転嫁が進まず、経済に活気が出てこない。株価が低迷するのは当然である。
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