金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

これからの人生の中では、今の自分が一番若い

2021年07月30日 | ライフプランニングファイル
 前回「山は逃げないが、年は逃げる」では少し弱気なことを書きました。確かに年を取るということは体力的には選択肢が減っていくことでその現実から目をそらせてはダメでしょう。
でも必要以上に悲観することもありません。
「シニアの断捨離」(宝島社)の中に作家・本田 健さんの「断捨離的、ハッピーな生き方」という一文があります。
 本田さんは「なんとなく先細りで終わっていくような感覚になっている人もいるでしょう。でも、もっと年上の人から見たらまだまだ若造です。・・・視点を変えると、これからの人生の中では、今の自分が一番若いのです。」
「自分の人生が終わりつつあると思うのか、これからはじまると思うのか。同じ状況にいても、どちらの目線で生きるのかによって全然違う人生になりますよね。しかも、どちらを選ぶかは自分次第といえます」と書いています。

山登りのコツは足元と歩いていく先とに均等に目配りすることです。足元だけを見ているとルートを見失ったり向こうから来る人にぶつかりそうになります。遠くばかり見ていると足元の石ころにつまずく危険性があります。
おそらくシニアライフを歩くのも同じ要領なのでしょうね。
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ヘッジファンドはハイテク銘柄をオーバーウエイト

2021年07月30日 | 投資
 CNBCは調査会社Jefferiesの調査によると、今月ヘッジファンドは金融等のエクスポージャーを減らし、ハイテク銘柄のウエイトを高めていると報じている。
 ヘッジファンドや投資信託の間で特に人気が高いのは、おなじみのアマゾン、フェイスブック、アルファベット、マイクロソフトだ。
 これらの銘柄は現在好決算を発表中だし、コロナウイルス感染の再拡大による在宅勤務の長期化などを考えるとポジションを増やす理由は納得できる。
 私は感染再拡大で景気が逆戻りすることはないと思うが、暫く回復ピッチが鈍化する可能性は高いと考えている。
 回復ピッチが鈍化するということは、低金利政策が持続するということでパンデミック相場を牽引した主役が再登場すると考えるのは自然なことだろう。
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「山は逃げないが、年は逃げる」

2021年07月30日 | ライフプランニングファイル
「山は逃げないが、年は逃げる」というのは、シンガーソングライターのみなみらんぼうさんの名言です。
この前秋田・山形の県境にまたがる鳥海山に登った時この言葉を思い出しました。年による体力低下に、猛暑やコロナウイルスによる日頃の運動量低下が加わりノロノロペースの登山になりました。
 「山は逃げない」というのは、少々の悪天なら無理をして登ろうとする若者を戒める言葉で中年までは胸に刻んでおくべき箴言です。
 しかし年齢が平均健康寿命に近づいてくると「山に登る機会」にも限りがあると考えるようになります。
 私の先輩に「人が食事をする回数は限られている。だから口に合わない不味いものを食うのは損をした気になる。一食一食納得できる旨いものを食べたい」といった人がいます。これも名言ですね。
 さてその限られたチャンスがコロナウイルスにより抑制されるのは残念なことです。登山自体は風通しが良い大自然の中を歩く行為なのでコロナウイルス感染リスクは極めて低いと考えています。少なくとも駅前のスポーツジムのトレッドミルでジョギングをしているよりリスクは低いでしょう。
 登山に伴う感染リスクがあるとすれば登山口までの交通機関です。
 できる限りマイカーやレンタカーを使って多くの人と接触する機会を減らしたいと思います。
 コロナの中で山登り?という批判の声もあるかもしれませんが、「山は逃げないが、年は逃げる」というのも真実なのです。
コメント (2)
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