金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

廻り目平の秋

2008年10月19日 | 

10月18日(土)・19日(日)に会社の連中と廻り目平から金峰山(2599m)登山に出かけた。回り目平で一泊して翌日金峰山を往復して下山後帰京する計画だ。一日目5人のメンバーは車2台で中央自動車道須玉ICから清里経由で高原野菜で有名な川上村の奥の廻り目平を目指した。廻り目平は現代的なロッククライマーのメッカだと聞く。もっともボルダリングなど新しい岩登りの楽しみ方を知らない私のようなオールド・クライマーはもっぱら紅葉と夜の焚き火を楽しむことにする。

Yaneone2

とはいうもののキャンプサイトに到着して午後1時頃からビールを飲み始めるのも気が引けるので回り目平の西に広がる岩山の中腹を巡るパノラマ・カモシカコースの散策に出かける。写真はパノラマコースの上にそびえる屋根岩第一岩峰だ。

Atamaiwa

この辺りには奇妙な形をした岩が多い。この岩は左を向いている人の頭そっくりだ。

Karasawataki

このコースの見所の一つは写真の唐沢ノ滝30mだ。水量は少ないが中々のスケールである。カモシカコースの入り口に上級者コースという注意書きがあった。岩峰郡のトラバースやルートファインティングにちょっと経験を要するところがあり中々面白かった。午後1時半に出て4時過ぎに戻ったので2時間半程岩場のすそを歩いていたことになる。途中ボルダリングを楽しんでいる人を何組か見た。ボルダリングの対象となる高さ3m程度で多少オーバーハングしたような岩はこのコースの所々にあった。

写真はカモシカコースの岩場から廻り目平を見たものだ。尖った岩の横に小さく車が見える。

Togariiwa

廻り目平の東側にも切り立った岩場が沢山ありこちらではロープが確保しあったフリークライマー達が岩登りを楽しんでいる。写真の屋根は金峰山荘の屋根だ。

Kouyou4

廻り目平には標高1570m、明るく開けたキャンプサイトがある。飲料水・トイレ・シャワー・貸しバーベキュー・セットなどが充実していてキャンプ好適地だ。

私達は4時半頃からファイヤーを始め、バーベキューや回鍋肉などを楽しんだ。火は中年の男達を若い日に戻す。酒を飲み、山の歌のさわりを歌っている内に寝る時間が来た。今回はテント組と小屋泊まり組に分かれたが、小屋の門限は8時である。

Fire

見上げると白樺のこずえに月がかかり星も瞬いていた。翌日は快晴の金峰山登山となったがその話は別途書くことにする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする