ヒマジンの試行錯誤

パソコンライフを楽しむ!

「ウェブ時代をゆく」を読んで!

2008年01月10日 09時27分14秒 | 

「ウェブ時代をゆく」  梅田望夫著  (ちくま新書)  定価:740円



【この本を読んだ理由】
新聞の広告欄で見つけた。



【読後感】
IT革命が騒がれ、ネットが広く普及しつつある現在、このウェブ社会にどのように対応していったらよいのだろうか?との思いから、この本を読んだ。
著者は
『本書は、まじめで一生懸命な若者たちの、そして昔そういう若者だった大人たちの心の中に、未知の世界を楽しむエネルギーが生まれてほしいと思いながら書いた。』
と“あとがき”で述べている。
そして、さらに、
『21世紀の最初の何十年かをかけて、ネット空間は「知と情報」に関して「リアルの地球」と同じくらい大きな「もうひとつの地球」とでもいうべき存在へと発展していくだろう。』
と解説している。
このことは、
『福沢諭吉がその生涯の「最初の半分」を封建制の江戸時代に、
「あとの半分」を明治維新の時代に
「一身にして二生を経る」如く生きた。』
ことを例えに、
『ウェブ進化という大変化に直面している同時代の私たちの生涯は、「一身にして二生を経るが如し」だと思う』
と述べている。
つまり、
『インターネットは、私たちの「時間」と「距離」と「無限」についての概念を揺さぶる。』
と説いている。
とにかく、小難しいことはさておき、
「本を読む」という高度に知的な行為も、アウトプットがないならば「知的消費」に過ぎない。
「知的生産」の成果とは「書くこと」、そして、ウェブ進化がもたらす現代の「知的生産」として
ブログを書くこと
も含まれていることがとても気に入った。

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