元祖「見せてください」リメイク246
「もちろん、賢明は二つ用意してくれたんですが、
僕とソウセキがこのままキミカを許すの悔しかったものですから、
賢明にちゃんと自分たちの作戦を話してこういうことに」
「頭のいいその賢明って子は納得したんですか?
まあ、最初はもういいだろうと反対しましたが、
最後は渋々ですが...」
「だば、
賢明って子に責任はないだすなあ。
だすが、
おまえは自殺したと思っている?
それは何故だすかな?」
「それは、ちょっとした手違いがあって...」
「手違い?」
「それが龍之介とやすおなんです?」
「ちゃんとわかりやすく話すだすよ!」
「龍之介たちにあの隠れ家を教えたのは
賢明の独断だったんです」
「龍之介たちは直接関係ないじゃないだすか?」
「関係ありますよ!
こうして、先生に相談してしまったのもそうじゃないですか?」
「うん?」
(続く)
ばちものズラヅラ仮面蜂「ブレゲのトゥールビヨン!プラチナ製が100万ポッキリ!」
どうだ!
触るなよ!
見るだけだぞ!
プラチナ製だからな!
まあ、
普通は程度が悪くても1000万はくだらねえな!
くだらねえ?
意味が違う!
まあ、アホはいい。
で、今回、訳ありなんで、
特別に100万ポッキリ!
断っておくが、
盗品の類ではない。
実は、
この腕時計をしていた成金が殺されたんだ。
だから、
俺のところに、
えっ?
縁起が悪い!
だから、
訳あり!
きちんとお祓いしたから、
大丈夫。
さっき、
80万ならって言うどケチがいたんだけど、
元を考えると...
まあ、そういうことだ!
正直に言おう。
俺もこういう類のを持ち歩きたくはない。
だが、
オカルト趣味や、
悪霊とか縁起をかつがない奴なら、
とんでもねえほどのお買い得品だ!
プラチナだけでも価値はある!
さあ、どうする?
あとな!
時計に傷も、
血もついてないからな。
くどいが訳ありだからこそ、
お買い得だ!
どうだ?
ブレゲのトゥールビヨン!
普通は見ることもできねえんだぞ!
さあ、どうだ?
税込みで100万円ぽっきりだぞ!
新「ミケーレの蒼き仮面」228
「ここがラーメンと人間とさっきのタコみたいなのが
最初にいたところなのかなあ?」
パティは、
青臭いバナナを腹一杯食べ終わると、
ラーメンの横に仰向けに寝ころびながら、そう言う。
「でも、なんの殺気もしないよな」
アニーも寝ころびながらアクビをしながらそう言う。
「ああ、
俺はこういうことには敏感だが、
危険な気配はまったくないなあ。
もしかしたら、
はるか昔にでもやってきたのかなあ。
でも、あの後だけにほっとするな」
ラーメンは機嫌よくそう言う。
「でも、
ここってバナナしかないのかなあ?
だったら、すぐ飽きちゃうね」
パティが冗談まじりに言う。
「ちょっと休んで海でも入ろうか。
海の幸なら俺に任せておけ」
と、
ラーメンが言ったものの、もう、気持ちよさそうにいびきをかいて寝ていた。
「ラーメンが寝るのを見るのは初めてだねえ」
「そうだっけ?」
アニーもそう言って、
アクビをすると寝てしまった。
パティだけはなかなか寝付けなかったので、
一人で立ち上がると海に入っていったのだった。
(続く)
「そして3人しかいなくなった?」667
そして、
「あー!
やっぱり、
ミイラから変身し始めたぞ」
近くで見ていた信長が秀吉の行動の後、
予想していたのか大声を上げたとき、
「うっ...
まさか...」
と、
変身していくミイラ状のロボットの脇にいた玉様を自称する白猫が
か細いうめき声をあげると、
また、崩れるように倒れ込んだので、
「秀吉くん、もしかすると!
もう一回リセットして!」
と、
みつるが大声を上げたので、
秀吉はまだ頭部はミイラ状のままだったので、
前と同じようにそのロボットの右目の窪みの中に
再度右手の人差し指を入れたのだった。
(続く)
サクラナ外伝フォー「ユリカ違い?百合の存在?」
タマキ、あおむ、ウメナはサクラナのどの辺りの記憶が戻っていないのか
を彼女のいないところで確認、話し合うためにいつもより早めに店に出た。
「ここまで来る途中に僕考えたんだすが、
サクラナさん、あのユリカと昨日のユリカちゃん
と勘違いしてるんじゃないだすか?」
と、
タマキもウメナも思っていなかった意見を言いだしたので、
「それはないでしょう?
百合さんってあたし言っただから」
「あほ!」
「うーん...
たすかに、そう言われて見ればそうだすが、
昔のサクラナさんなら結構そそっかしいだすから、
そこまで気づかない可能性あるんじゃないかと思うだすよ」
タマキとウメナが即否定したのに、
あおむはすぐ反論した。
「だったら、一緒にいた百合さんの存在はどうなるのよ?
やっぱり、サクラナは百合さんをユリカさんだと思い込んだままなのよ。
つまり、
ユリカさんがなくなったという記憶は飛んでるの?
「寿司!」
タマキの意見にウメナがすぐそれだけ言って頷くと、
「おー、そう言わればそうかもしれないだすなあ」
と、
あおむはすぐ自分の意見を撤回するような言い方をした。
「そうかもじゃなくて、そうなのよ」
タマキはあおむの言い方が曖昧だったので、
そう断言してから、
「問題はこの後どうするかなの。
ユリカさんが亡くなったこともサクラナには辛い記憶だから、
ウメナのおとうさんとおかあさんの昔の涙石の件と同じように
何故かはわからないけど、
消し去っている可能性あるからねえ」
「うーん...
だば、こういう難しいことは
主治医の先生に相談するのがいいんじゃないだすか?
今回はたまたま素人考えで半分うまく行っただすが、
この後は難しいだすし、
百合さんにまた協力求めるのは悪いだすよ」
「百合!」
「それもそうねえ。
じゃあ、今日の午後、あたしとウメナだけで店やるから、
あおくん、相談してきてよ。
言い出しっぺなんだから」
「わかっただすよ。
午後は予約入ってないだすからな」
こうして、
あおむが
その日の午後、サクラナの主治医にこれまでの経過と残っている記憶障害の件について
相談に行くことになったのだった。
(続く)
年齢鯖読み男女にはこれを訊け!レイジー編「もろ世代がわかる罠!」
はあ?
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zuradura放送事故はオヅラ自体!レイジー編「バレバレなのに何をいまさら!ワザトラまゆゆ?」
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いきなり失格彼氏!レイジー編「慰謝料代わりに何か買わせるか?」
食事の前に何か買わせてすたこらさっさが理想だが、
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この場合はすたこらさっさが正解!
一番悲惨なのは食事が終わって、いきなり割り勘言い出すケチ男!
貴女ならどう対処する?
でも、上位3は相当女の方もなめられてる?
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BY GOOランキング
いきなり失格彼女!レイジー編「長続きどころじゃない、最初でさいなら!」
某どケチ男「元だけでもとっておくか」
凡「触らぬアホ女子に妊娠なし」
どっちが解?
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BY GOOランキング
カミサン伝説18改「幸福の像編第二部54」
「ギャーーーーー!
やめてください!」
龍之介が尻を押さえてから
なんども飛び上がりながらそう悲鳴をあげたとき、
かおむがそっとあおむとマジメの母親に目で合図した。
「これはおまえへのもとえからの罰だす!
こんなことになったのは全部おまえのせいだすからな」
と、
あおむはすぐかおむの意図に気づき、
龍之介を叱りつけるように言うと、
「俺、いえ、私のどこが...」
「まだ、わかってないんだすか?
もとえ! もう一度」
「いえ、いえ、いえ、
もう勘弁してください」
「だば、反省する前に何が悪かったか考えるだす」
「うーん...
...
あー...
像ばかり可愛がったからか?
いえ、そうですか」
「それだけじゃなく、
像をなくしたり、壊しただすよ。
マジメさんも愛想をつかしただすよ」
「おー.....
俺がマジメだけでなく、像までも...」
龍之介はそこまで言うとまた泣き出した。
「かおむ、直哉を連れて行くだす」
「兄貴、わかった」
「僕も何かやりましたか?」
「いいから、かおむについて行くだすよ」
「はい」
「では、私も」
「あたりも」
かおむの後に直哉がついて行くと、
あおむから目で合図を受けたもとえの姿をしたマジメとその母親がついていったのだった。
(続く)
新作ディープ(?改)レイカ編B35「長い夜」
新作ディープ(?改)レイカ編46「もとめの選択」に続くB編の35です。
だが、それから2時間経過した午前4時になっても動きはなかった。
さすがに疲れたのか、居眠りするものや、
室内の飲み物を飲むものがいたが、
それまでは誰も口を開くものはいなかった。
「もう4時だ...
この時期だから、
日の出までの時間はまだあるな」
沈黙を破ったのはホウセイだったが、
ターゲットの木太郎とくそたは居眠りをしていた。
ホウセイが起こそうとすると、
妻ヒトメが、
「本当に明日、あー、今日の11時半に何かするんじゃないかしら?
相手はもとこよ。
木太郎くんやあなたの考えること以上の考えがあるのかもしれないわよ」
と、
小声でホウセイと落ちつきなく飲み物ばかり飲んでは
メンバーのいる部屋とトイレを行ったり来たりしていた永久に小声で話した。
「そうか...
なら、二人をこのまま寝かしておいた方がいいかもな」
と、
ホウセイが小声で言うと、
「まだ、わからないよ。
相手はもとこだから」
永久が一番もとこを怖れていたので、それだけ言ってから、
「これ以上、考えるのはやめよう」
と言って、
また、トイレに向かったのだった。
(続く)
新作ディープ(?改)「ヒトメの再事情聴取と木太郎」
「早く言いなさいよ」
アスカがさらにヒトメを問いつめると、
「それに、
あの部屋には偽物のナイフしかないと思ったから」
ヒトメがようやく答えると、
「そういうことか。
油断したのは」
ホウセイがつぶやくように言う。
すると、
「もとめ先生が
どこかに本物のナイフを持っているなんて、予想できないから、
あれは本当に事故みたいなものなの」
ヒトメはあたかもチウメを庇うように言う。
「じゃあ、あんたはチウメがもとめ先生を残して、
トイレに入ったことは悪くないと思うの」
と、
アスカが訊くと、ヒトメは黙って頷いた。
すると、
黙っていると言っていた木太郎が、
「俺でも小でも大でも我慢できなかったら、そうするな。
あれは事故だったんだな。
チウメちゃんもそうなら、
ヒトメちゃんとレイカちゃんに正直に言えば良かったのになあ。
もとめ先生を一人にして怒られるとでも思ったのかな?」
と言うと、
「多分ね」
と、
ヒトメは小さな声で言う。
「でもねえ。
それなら、
ヒトメ、
あんたもレイカも、
チウメがあたしじゃないと言って逃げた後、何で逃げたの?
普通は、
チウメがもとめ先生を一人にしてる間に
もとめ先生が自殺した可能性が高い
と思うんじゃない。
それなのに、
何で、
あんなにびびっていたの?」
と、
アスカが訊くと、
ヒトメはまた考え込んだ。
(続く)
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「あおむの推理の致命的欠陥?」
あおむは話しを続けた。
「僕は女の悪魔がだすなあ、
木太郎さんとアスカさんとか生米さんの名前を出していたんで、
最初は、
女の悪魔がアスカさんを探していた
と思い込んでいたんだす。
だすが、よく考えたら、
アレが芝居だとしたら、
あの女の悪魔の意図については、
二つの可能性しかないんだす。
ひとつは、
僕が最初思いこんだように、
あのとき、
女の悪魔が探していたのがアスカさんだという可能性、
そして、
もう一つは、
あの女の悪魔がアスカさんではないと思わせる可能性、
なんだす。
前者の場合、
何故、
そうする必要があるかと考えると、
それは、
あの女の悪魔がアスカさんだったからなんだす。
僕が知らない声はアスカさんだけだすからな。
そう考えると、
アスカさんと永久さんがいなくなったこととも辻褄が合うんだす。
永久さんはアスカさんとではなく、
ヒラメさんと一緒に閉じこめられてアリバイを作り、
アスカさんは、
女の悪魔に扮してそう言って、
犯人ではないと思わせる。
そうだす。
実はアスカさん、永久さん、
そして、
ヒラメさんが共犯だったんだすな。
そして、
この3人の計画で殺すはずだったのはカレイさんのはずだったんだす。
おそらく、
アスカさんは、
先に行方をくらましたので別に犯人がいるとは知らず、
あのとき芝居をしたんだす。
それから、
アスカさんが殺されたフリをしたのも一種のアリバイ作りなんだす。
そして、
この3人をさらに操っていた黒幕がここにいるんだす」
あおむがそう言うと、
「ダメだな。
その推理は致命的欠陥がある。
いや、
あおむ、
今まで話していたこととも、
その推理は矛盾しているぞ。
あおむ、よく考えろ」
エイタはあおむを試すような言い方をしたのだった。
(続く)