元祖「見せてください」リメイク251
「その顔は?
そうだす。
おまえらがいう事故が起きた後、
おまえが頭のいい子に電話して相談したんだすな。
それで、おまえはいない方がいいと。
頭のいい子にしても、それは都合が悪いだすからなあ。
そうすると、
あの現場には、
キミカ、ネネ、おまえ、ソウセキだけしかいなかったことになるだすな。
だば、
事故と言ってるだすが、
何故、ネネがキミカを突き飛ばしたことと、
事故なら重要な証人のはずのおまえらの話しを聞いてる範囲では
相当したたかな女が殺人の容疑で逮捕・拘留されているのに
否認しつづけられているんだすかなあ?
ついている弁護士が入れ知恵するにも何か勝算がない
と厳しい取り調べには耐えられないはずだすからなあ?
なのに、おまえはまだ隠している。
事故なのに、そうまでしてネネはおまらのことを隠し、
おまえらは正直なことは言わない。
いいだすか?
次、白状しないと、
僕は警察に行くだす。
これでも、顔はきくだすよ」
「先生、それだけは!」
「なら、今度こそ、真実を話すだす!」
(続く)
ばちものズラヅラ仮面蜂「上には上がいる?悪党ズラヅラ仮面?」
あのズラじじい、
まんまと俺様の罠に嵌ったな。
奴は、
このトゥールビヨンのばちものをブランド名を変えて
倍以上の値段で売りさばく気だ。
だが、そこが甘いな。
おい!
用意していた、これの、ばちもの100個持ってこい!
それから、モノホンは金庫にしまへ!
よっしゃー!
9800万円ゲッツ!
あー、古い!
株を現物で買うか、
信用で売るか?
どうせ、あぶく銭!
選挙の前に丁半バクチの気分で仕込む種銭できたぜ!
おい、100万の札束と例のアレ持ってこい!
詐欺仮面野郎がはまったぜ!
やっぱり、
訛って話すのが騙すには一番!
さて!
勝者は?
新「ミケーレの蒼き仮面」236
「アニー、
そこで、チャーシューメンから何かおいしいもの貰いなよ。
僕が、あっちでラーメンに説明してくるから」
パティがそう言うと、
「何でここではダメなんだよ!」
と、
ラーメンが言うと、
アニーがチャーシューメンに、
「あっち行くように、言ってくれ」
と、
ラーメンを指さしたので、
チャーシューメンが、
「頼むから、
おまえはあっち行ってくれ」
とラーメンに向かって言ったので、
ラーメンは、
「ははあ」
と言って、
既に歩き始めていたパティの後ろについて行った。
「どうして、
初代海王様がアニーなんかにペコペコしてるんだよ!」
パティについて砂浜についたラーメンが、そう訊く。
「僕は頭は悪いけど、
ラーメンもそうみたいだね」
「なんだと?」
「まあ、
怒らないで僕の話を聞いてよ」
「怒らせたのおまえだろ!」
「ごめんよ。
でも、ラーメンまだわからないの?」
「あー?」
「わかったよ。
鬼神だと言ってたタコチュが話してた逃げた海王
って、
チャーシューメンなんだよ。
で、
タコチュと一緒にチャーシューメンをやっつけたというか、
実際はひとりで海王をやっつけた陸王が、
アニーなんだよ」
と、
パティが説明した。
「えっ?
でも、陸王は滅びたんだろう。
それに、あのタコ野郎はアニーのこと何も言ってなかったぞ」
「だから、
鬼神といるときは、
アニーは今の仮面を被っていなかったのさ。
多分、違う仮面でも被っていたんじゃないかなあ?
だけど、
チャーシューメンをやっつけたときは、
あの仮面を被っていたのさ。
で、
何故、こんなことになったのか、
これから、その原因をアニーと一緒に調べて、
どうにか人類が滅びるのを避けないといけないんだ」
パティはそう言って笑った。
(続く)
「そして3人しかいなくなった?」672
「冊子って何ですか?」
玉を名乗る白猫がすぐ興味を示したように言ったので、
信長がすぐ例の冊子を走ってとりに行き、
すぐにその白猫の前で広げて見せた。
「どこかで見た文字ですねえ...
うーん...
やっぱり、私はクローンだから完全じゃないみたいで、
ここまで出てるんですけど、すぐ思い出せません...
すいません」
と、
白猫が言って頭を少し下に下げると、
「まだ、ここにいる誰も解けてないから焦らないで見てくれるかな。
ページの方は信長くんに言えば、すぐ変えてくれるから」
と、
みつるがやさしく言うと、
「お気遣いありがとうございます。
見た記憶があるということは
クローンの私でも頑張れば思い出せるはずです」と、
例の白猫が感謝するように言うと、
「違うページ見てみますか?
遠慮なく言ってください。
その方が記憶が戻るかもしれないですよ」
と、
信長がいつもより丁寧な感じで言うと、
「恐縮です。
では、お願いがあります。
数十秒おきにページを先に開き直していただけますか?
文字をたくさん見ているうちに
記憶がはっきりするかもしれませんので」
と、
白猫がすぐに言ったので、
「わかりました」
とだけ信長が言うと、
「じゃあ、僕が秒数数えます。
とりあえず、30秒ごとにしましょう」
と、
横から秀吉が言ったのだった。
(続く)
サクラナ外伝フォー「演技?」
そして、それからまた2週間くらい経過したある日、
あおむとタマキだけが店に出ていて、
ちょうど客がいなくなったとき、
タマキが、
「あおくん、サクラナ記憶全部戻っているんじゃないかしら?
記憶が飛んでいるフリしているだけのような感じがするの。
あおくんは感じない?」
と、
真顔で話すと、
「そうだすかあ?
僕はそんな風には感じないだすなあ。
それに何故そんな演技をするんだすか?」
あおむは首を傾げながらタマキの顔を見た。
「理由がわからないから、あおくんに訊いたのよ。
別にあおくんと百合さんの中を裂こう
としているわけじゃなさそうだし、
逆にもならないしね。
あたしの思い過ごしかなあ?」
「うーん...
タマキさんは僕より勘がいいから、
そうかもしれないだすなあ。
うーん?
だすが、それで僕らに気をつかうことになるでもないだすしなあ?」
と、
あおむは半信半疑な感じで首を傾げながら言うと、
タマキがそんなあおむの目を見ながら、
「試してみる?」
とだけ言ったのだった。
(続く)
胡散クサータレント?レイジー編「怪しい副業の持ち主?本業もぱっとせず?」
稲川さんの副業ってホラータレントじゃなかった?
いかにも副業でおとうさんしそうな...
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80ennたかが80円されど80円!レイジー編「吉牛おまえもか!約3割値上げはいたたー!」
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BY いまトピ
カミサン伝説18改「幸福の像編第二部56」
「マジメ、本当にあなた、死んだの?
幸福の像を壊したバチなのね」
マジメの母親が涙を浮かべながら断定したように言うと、
「ママ、気にしないで。
寿命よ。寿命。
でも、こうしてみんなと話しができるから。
むしろ、
もとえ先生の方が気の毒。
だって、
話しもできないですから」
もとえの姿をしたマジメも涙を浮かべながらそう言う。
あおむが、
「どちらも生きかえったんだす。
マジメさんのおかあさんのせいじゃないだすよ。
それに、
僕らは絶対に二人とも元に戻すだすよ。
直哉もそんな顔してないで協力するだすよ」
あおむは造り笑顔で
今にも泣き出しそうな3人を慰めるというより、力強く励ましたのだった。
(続く)
新作ディープ(?改)レイカ編B37「もとこの罠?」
新作ディープ(?改)レイカ編46「もとめの選択」に続くB編の37です。
「俺だ!
昨夜から今朝までオンシラ公園の方は張っていたか?
...
いませんって!
...
俺は俺の邸宅とくそたの古くさいアパートを張れとは言ったが、
オチタから連絡があったオンシラ公園の方の警戒
をといていいとは言ってないぞ!
...
すいませんですめば、おまらいらないよ!
親父にも強く言うからな。
...
なら、これからすぐオンシラ公園へも人員
を最低10名以上送って調べまくれ!
何かがある!
いいな!
絶対、何かがある。
...
もちろん、人でもいいんだよ!
30分後、途中経過でもいいから俺に報告しろ!
今度はぬかるなよ!」
木太郎は自分で自分の家とくそたのアパートを注意して
見張るよう命令したクセに、
あたかも今電話をかけた相手がぬかったような感じで偉そうに大声で怒鳴りまくった。
「木太郎!
相手は警察の結構お偉いさんなんだろ!
よくああ言うこと言えるな!
今考えれば、
木太郎とくそたのとこに警察の目を行かせたのがもとこの罠だとわかるだろ!
おまえが余計なこと言わなければ、オンシラ公園にも人員を回していたはずだぞ!
もとこの逃走の件は公にできないんだから、そんなに人員動かせないだろう」と、
ホウセイが呆れた感じで言うと、
「俺たちは素人だよ!
警察だったら、俺たちが気づかないことを気づくべきなんだ。
それに、
あいつらにはこのくらい強く言わないとダメなんだよ」
木太郎は偉そうに反論した。
「もういいよ。
で、もとこは何をやったって言うんだよ」
木太郎とホウセイの言い合いには慣れている永久が肝心なことを訊くと、
「わからないから、調べさせてるんだろ」
と、
寝起きに機嫌が悪いのか、
木太郎は永久を怒鳴りつけたのだった。
(続く)
新作ディープ(?改)「懐柔作戦?と次なる事情聴取」
ヒトメがまた泣き出すと、
アスカは、
今度は、
ヒトメの頭を撫でて、
「今だけは信じてあげる。
さあ、
涙を拭いたら
木太郎くんとホウセイくんと一緒に
みんなのところに戻るのよ。
お願い。
木太郎くん、ホウセイくん、
一緒にヒトメを連れて行くの手伝って」
と一転してやさしく言った。
アスカの意図を理解した木太郎とホウセイは黙って頷くと、
すぐヒトメを、くそたたちのいる部屋まで連れていった。
アスカたちはヒトメをくそたたちのいる部屋に連れて行くと、
チウメに声をかけて、
「悪いけど、
今度は
チウメ、
もう少し詳しく話しを訊かせてくれる」
と言い、
チウメが黙って頷いたのを確認すると、
「ごめんなさい。
みんなはもう少し待っていてくれる」と言って、
木太郎たちと3人で
チウメを前にいた部屋に連れていったのだった。
(続く)
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「共犯者は3人?」
キタジマは黙ったまま答えなかったので、また同じことを訊いたが、
「それだけじゃ」
と、
キタジマはそれだけ言うと、もう話すことはない
という感じそっぽを向いてしまった。
「うーん。何か違和感があるなあ?
話してるのは3人だけだし」
エイタはぼそっと呟くと、
「あおむが考えている犯人は、
キタジマさん、
チウメ、
アユメ、
の3人なのか?」
と、
エイタはあおむの方を見て訊いた。
「そんなあ? ひどい」
「エイタさん」
「わしはじゃなあ」
3人ともそう言って、
エイタの方を睨んだ。
「うーん。
はっきり言ってだすなあ?
エイタさんの考えは惜しいだすが、
ちょっと違うと
僕は思うだすよ」
あおむが早速話し出した。
「僕は思うだすよって?」
エイタがわざとツッコミを入れると、
「ああ、すまんだす。
僕の推理だすから、そう言っただけだす。深い意味はないだすよ」
「じゃあ、どこが違うんだ?」
「ううん。
それはまだ言えないだすな。
僕はまだ100%僕の推理が正しい
とは思ってないだすから。
それに、もう一人、黒幕が残っている
と、
僕は思ってるだす」
あおむはそう言うと、また、ある方向をちらっと見た。
「あおむが考えている黒幕
って言うのは、
タヨウなんだろう!」
エイタがあおむに向かって、
そう言うと、
「そうだすよ。
それであの惨劇は説明つくんだす。
それに、
4人の首を切断した理由もつくんだすよ。
それから、
僕が後で聞いた話しによると、
タヨウ先生は、
キタジマさんにかっこよくしてもらったとも聞いてるんだす。
それは、
ダミーの死体に似せるためだったんだすよ」
あおむが話しだす。
「それで、
キタジマさんも共犯ってわけか?
さらに」
エイタはそこまでで話すをやめた。
「エイタさん、何故、黙るだすか?」
「いや、
少し、飛躍があるかと思って」
エイタはある考えがあって、
そうごまかした。
「僕はエイタさんの考えでいいと思うだすよ。
おそらくだすな。
キタジマさんの車が消えたのは、
キタジマさんが車の鍵をタヨウ先生に渡したからだすよ」
あおむがそう言うと、
その場の人間がいっせいにキタジマの方を見た。
「やっぱりそのようだすな。
そうすると、
タヨウ先生、
キタジマさんはまず共犯の可能性大だすな。
そして、アユメさんもだす」
あおむが、
突然アユメの名前を特定したので、
今度はみなアユメの方を見る。
「どうして?
あたしが?」
「それはだすなあ。
アユメさんとヒラメさんだけが、
最初から、
この合宿に来ることが決まっていた
と、
僕は聞いてるからだすよ」
あおむはそう話している途中もちらちらとある方向を見ていた。
(続く)