新第3弾ゾンビ「ひさめと永久の大目玉編12」
「あのー、
話しの途中でやめてください」
ひさめが賢明の方を見ると、
賢明は少しだけ頭を下げる。
「いいですか?
続けますよ。
まあ、
賢明くんの話したとおりです。
カタロウを殺した人物は
カミサン公園とある場所を往復したかったのです。
それも、
カタロウと似たような格好をして」
永久がにやりと笑って、
話しを続けようとしたとき、
たまおが手を挙げて、
「ちょっと、
トイレに行かせてくれだす。
もう我慢できないだす」
と言うと、
「俺も」
と、
ふうたもそう言って、
ひさめたちの承諾を得ることもなく、
教室のトイレに入るのではなく、
さっさと教室を出ていってしまったのだった。
(続く)
本編リメイク「ルシフェル?VSあおむ!最後の戦闘の前に」
「あおむにわかって、
俺にわからないとは。
まあ、いいや。
いつき、
先に行け」
木太郎は鼻をほじりながら、
ぶつぶつ言っていたが、
いつきは木太郎に言われるまでもなく、
あおむの後を追っていた。
あおむは、
エイタが飛び込んだ落とし穴の隣にある小さな落とし穴の前まで行くと、
「あれが誤算だっただすな。
もう、
こんなことは終わりにするだすよ。
いくら頑張っても後継者にはなれないだすよ」
と、
大声を出すと、
その落とし穴ではなく、
エイタが飛び込んだ落とし穴から物音がしたのだった。
(続く)
レイジーブラザース「喜劇と悲劇のバー!コワコワ!グリーンカクテル」
「残念でしたねえ。
パープルカクテルは
後で私が残りをゆっくりといただくとしましょう。
次は、
そうですね。
健康的にグリーンカクテル
といきましょうか?」
マスターはそう言って、
にやりと笑うと、
カウンターの奥に引っ込む。
「マスターの奴、
かなり酔っぱらってるようじゃのう?」
「あほ?」
「いつもはこうじゃないんですか?」
「ああ。
こんな色遊びみたいなカクテルじゃないんじゃよ。
こういうのが飲みたいと言うと、
そのとおり造ってくれるんじゃながなあ」
そのとき、
気絶していたカイミヤマが目覚めたのか、
「ここどこですか?」
と、
少しぼーっとした表情で言った。
「ちょうどいいですわねえ」
もとこは、
カイミヤマに、
そのグリーンカクテルという怪しげな酒を試飲させよう
と思って、にやりと笑った。
(続く)
セリフサービス「封筒」
龍之介が、
周りをゆっくりと見まわした後、
そっとテーブル越しに身を乗り出して、
「このメニューには、
こづかいが入ってる封筒が貼ってあるぞ。
もう疲れたから、
これ受け取って帰ろうぜ」
と小さな声で直哉に囁いた。
「こづかい?
俺のメニューには、
寸志とか書いた封筒が貼ってある」
「すんし?
何だ? それ」
「まあ、おとな用のこづかいみたいなもんだろうけど、
何か怪しいよなあ?」
「そうか?
これだけやったから、
千円くらいは入ってんじゃねえか?」
直哉は、
龍之介にそう言われて、
手元のメニュー眺めながら、
少し考えていたが、
ふと、
そのメニューをよく見たとき、
下の方に下手な漢字で書かれた小さな注意書きがあるのを見つけたのだった。
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ダミー「見せてください」94?改
「そこ見せてください」
あー... またか。
この女、病気だ。
「もうキリがないですよ。
いい加減、
他人のアラを探すのはやめましょう。
誰だって、
汚れのひとつやふたつあるものなんですよ」
はっきり言わないとな!
「いけません!
そういう気持ちが世の中を汚くするのです。
いいから、
じっとしていてください」
はー...
「ふんふん、ふんふん。
ニオイもしますね。
お風呂入ってます。
お尻ちゃんと拭いてます。
ふんふん、ふんふん」
余計なお世話だ。
ケツのニオイ嗅ぐな!
「あのー、ニオイの問題じゃなくて、
何かついてるんでしょう?」
「私には両方気になるんです。
いいから、見せてください」
もう、見てるだろうが。
「はい、パンツを降ろして、
ちゃんと中身を見せてください。
パンツが邪魔なんですよ」
なにー!
本家「見てください?」96改
*スルーおすすめ!
「痛いか!
痛むか!
それが仲間を裏切った証だ!
だが、
それで済むとはと思うよな!
痛みは裏切り者への罰の序章!
意味わかるな!
正義の味方、
ミスタとぐろマンのお仕置きは、
これからだ!
まず、
そこで、ふんばれ!
えっ?
便器がない!
いいんだ!
おい、
そこのふんばり女!
ふんばりながら、
ツラだけ、
貸せ!」
「さすが!
ミスターとぐろマン!
イナバウアーですね!」
「そうだ!
マオ流でも荒川流でもない、
とぐろ流イナバウアー!
さあ、それ!
背骨が折れてもいいから、
イナバウアー!」
まあ、いいだろ!
「まさか、
顔の上に直接とぐろを造るんですか?」
「おのれ、愚か者!
訊くまでもない!
顔面とぐろパックの早業だ!」
「さすが、
ミスターとぐろマン」
「やったら、許しを。。。」
「寛大な俺だが、
まずは、実践してから、
頼むのが筋だろ!
いけー!
二人の裏切り者の呼吸が合ってこそ、
これは成功するんだ!
さあ、
やれー!」
あれっ?
偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」214
近田たち3人が首を傾げていることに気づいたその老人は、
「今のは素人考えだからのう。
あまり真剣に考えないでくれるかのう」
と、
その老人はさほど深い考えを持たずに自分の意見を言っただけだなのに、
近田たちが真剣に考え始めてしまったようだったので、思ったことを話したのだった。
しかし、
近田は、
その像がその老人が作ったものであるならば、
トイレ女が関係していることは間違いないと思って、
その老人の言葉にもかかわらず、
その像に関連して起きた恐ろしいできごと
を簡潔に老人に話してから、
「トイレ女を自殺に追い込んだときに、トイレ女の恐ろしい魂が、
この像に乗り移ったとすると、女性にも危害が及ぶのでしょうか?
たしか、噂のトイレ女は女性には一切危害を加えなかったはずだと思うんですが」
と真剣な表情で自分の意見を話すと、
コビタも山下も同じことを考えていたのか、横で頷きながら、
その老人の顔を見たのだった。
老人は、
「素人考えじゃが、
そこはそうかのう?
今の話しでも、
その像に関連して起きた事件の加害者は全員男だから、
あくまでも、
トイレ女のターゲットは男で、
殺された女たちは単に巻き添えをくっただけ
とも考えられぬのかのう」
と、
すぐ思いついたことを言うと、
コビタが、
「なるほど、
たしかに、
そういう考えもできますねえ。
私はそこまで頭が回りませんでした。
ですが、
先程、
近田が話したように、
持っている人間によって、
効果が変わるのは何故でしょうか?
うーん?」
と言って考え込むと、
大男が、
「エロい奴にだけ、
この像は呪いをかけるんじゃないかあ。
俺は違うから、
まったく被害を受けなかったのかもしれないぞー。
たしか、
トイレ女の話しがいろいろ出ていた頃、
たしか、そのターゲットはエロい男だったと俺は覚えているからなあ」
と、
近田たちが考えてもいないことを言いだしたのだった。
(続く)
「そして3人しかいなくなった?」69
たけるが、
ガラス越しに覗くと、
小さな付箋で屋上と書かれた鍵をかける釘のようなものの下には、
屋上の鍵はなかった。
「タケさんの勘が当たったね」
たけるがそう言うと、
「ないみたいだな。 屋上の鍵」
みつるがそう言って、
確認するように鍵の保管ケースのガラスを覗き込んだ。
「なっ!」
たけるが声をかけると、
みつるは笑った。
「じゃあ、行くか?」
「ええ」
「ああ」
3人はエレベータのあるところに向かった。
「いきなり停電なんてないように」
みつるがそう言うと、
「縁起でもないことを言うなよ」
とタケルが言って、
エレベータのボタンを押した。
エレベータはすぐ来て、
その扉が開いたので、
3人はエレベータの中に入っていった。
そして、
Rと表示されたボタン
をたけるが押した。
(続く)
サクラナ外伝「あおむの気持ち」
「わかったわよ。そうよ。
そう、ここはホテル。
でも、あおくんの気持ちも確認しないといけないから、
それから、連絡するわよ」
「気持ち?
ああ、そうね。
じゃあ、約束よ。
それまでウメナを預かっておくからね」
「あんた、誘拐犯みたいなこと言わないでよ。
まあ、いいわよ。
そうね?
うーん、10分くらいで連絡するから」
「わかったわよ。
じゃあ、10分ね。
かかって来なかったら、また、電話するからね」
「しつこいわよ。切るわよ」
サクラナはそう言って携帯電話を切った。
「僕の気持ちってなんだすかあ?」
電話を横で聴いていたあおむが訊く。
「あおくん。
たまきは、あおくんが好きなわけ。
たまきの方は、
結構というか、
確実に本気。
多分、結婚まで考えているのよ。
で、あおくんもその気があるなら、
これからタマキをここに呼ぶことにするから。
でも、あおくんにその気がないなら、
あたしがタマキをどこかのホテルに呼び出して、
きっぱり断ってあげる。
ねえ、あおくん、どうなの?」
サクラナはストレートにあおむにそう訊いたのだった。
(続く)
カッペ?女優レイジー編「カッペフェチもブスはダメ?訛りをなくして磨けばダイヤモンド?」
そなこた「美形が多い割に、
たしかに、
いける!
もんぺかジャージを合わせて完成系?
さあ、
どんな姿がハマりそうな、
女優でしょう?
ほな!」
1923票
仲間由紀恵 |
1570票
宮崎あおい |
1474票
深津絵里 |
1312票
綾瀬はるか |
1004票
上野樹里 |
981票
柴咲コウ |
830票
多部未華子 |
737票
仲里依紗 |
697票
北川景子 |
482票
松たか子 |
466票
井上真央 |
458票
小林聡美 |
457票
新垣結衣 |
407票
堀北真希 |
389票
米倉涼子 |
376票
武井咲 |
232票
蒼井優 |
223票
戸田恵梨香 |
206票
吉高由里子 |
101票
川島海荷 |
見せつけたい?女優レイジー編「ジ?全部脱ぎます!AVの定番!変態男の妄想は広がる?」
そなこた「お尻が痛いから、
みてください?
家政婦のミタは何でもする?
それとも、
あっちか?
どちらにしても、みの字が違う?
今回は変態男の立場からすると、
見せつけたい!
だから、
この字でよし!
さあ、どんな役の女優?
結構、真面目に答えてるので、
簡単な問題でした...
ほな!」
3873票
松嶋菜々子 |
2061票
吉瀬美智子 |
1851票
米倉涼子 |
1816票
綾瀬はるか |
917票
松雪泰子 |
866票
竹内結子 |
839票
深田恭子 |
749票
井川遥 |
729票
小西真奈美 |
641票
菅野美穂 |
530票
仲間由紀恵 |
502票
木村多江 |
461票
檀れい |
409票
鈴木京香 |
353票
稲森いずみ |
337票
中谷美紀 |
288票
内田有紀 |
202票
大塚寧々 |
70票
宮沢りえ |
737票
その他 |
集計期間:2012年12月1日~2012年12月8日 情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(12月調査)
第3弾リメイク「届かない声?と別れる意見?」
ひさめは返事がなかったので、何度も同じことを叫んだが、
やはり、同じように返事はかえってこなかったが、
諦めずに前進しながらも同じように叫び続けた。
その頃、
ネネとみはる、
そして、
それまで激しい頭痛に襲われていたはずのたまおがふうたの手紙を読んだとたん、
その頭痛が治まったのか、あるいは、それどころではない
と思ったのか、
「ふうたの手紙のとおり、もう少し像を探すだすよ。
像がないとここから出ても助からないだすよ。
みんなも手伝ってくれだすよ」
と、
ケンタやひさめ、
そして、
二人と同じ考えになっていたネネとみはる
をまどわすようなことを言いだしたのだった。
そして、
みはるは、
「ケンタがああ言ったんだから、ついていこうぜ」
と言ったが、
ネネは、
たまおはふうたに勝るとも劣らないキレ者だと思っていたので、
迷ったあげく、
「もう少しだけ像を探してみましょう」
と言いだしたので、
みはる、
たまおとネネの意見が別れてしまったのだった。
(続く)
新作ディープ(?改)「BADEND?」
*くそたとケンタを間違えてました。
ゴースト反省...
「やっぱり、これで試すか!」
くそたは管理人室に戻りかけたものの、
そんな場合じゃない
と思い直し、また、木太郎たちがいるはずの部屋に戻ることにした。
そして、
くそたは、合い鍵でまず鍵だけを開けると、
持っていたスコップを扉と横の壁の隙間に
うまく入れて扉を開こうとしたところで、
「あー、そうだった...」
と、
ようやく、ドアノブの役目に気づいたのだったが...
(BADEND?)
第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章221
「なんでしょうか...」
落ち込んでいるペーが、
パティのその手の意味もわからず、力なく言うと、
「いいから、僕にそれ渡して」
パティはそれだけ言うと、強引に水晶を奪うと、
しばらく、あちこちの角度から眺めてから、
「やっぱり、普通のガラスだね」
と言って、
覗き込んできたウトーに手渡した。
「本当だ。
前みたいな輝きもないねえ。
向こうのペーはきっとこの後消えたんだね」
と真顔で言って、
水晶を地面に叩きつけた。
「そんなはずは...」
ペーが驚きの声を上げたように、
その水晶は地面に叩きつけられたとたん、
粉々に砕け散ったのだった。
「壊れるはずなのない水晶が壊れた
ということは、
ウトーの言ったとおりだな」
ラーメンも初めからわかっていたのか、
それだけ言うと、
「はー...
困ったなあ」
と、
今度はサギーが言ったのだった。
(続く)