新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「この中に依頼人がいる?2」
「あおむ、嘘つくなよな」
木太郎があおむを睨んで言う。
「俺たち以外には、
アユメとチウメとキタジマさんしかいないんだぞ。
じゃあ、
その3人の中にいるのか」
エイタが今度はあおむを睨みながら、
言う。
また、
あおむが首を横に振る。
「じゃあ、
この中にいないんだな」
と
いつきが今度はあおむを睨むと、
また、
あおむは首を横にふる。
そして、
「もう、勘弁だす。
正直に言うだすよ。
ネットだす。
ネットで知り合った誰かに頼まれたんだす。
だすから、
わからないんだすし怖いんだすよ」
「だったら、
最初から言え、このタコ!」
木太郎が鼻をほじって
あおむのほっぺたに鼻くそをつける。
「ネットだったら、
そのとおり正直に言えば良かったんだぞ。
俺たちだって...」
「野郎?」
エイタが考え込むと、
すかさず、
いつきが野郎のことの説明を始める。
いつきがしばらく野郎の話をした後、
少し考えて、
「あおむ、
ハンドルは何だった。
相手の?」
「ああ、ハンケツ王子だす」
「ふざけたハンドルだな?
ハンケツ王子か?」
「今王子って言ったな」
「そうだすよ」
「王子の話し、
オタクにしたっけ?」
「なんだすか」
「あおむには、
その話しはしてないぞ」
木太郎がそう言いだした。
(続く)
「あおむ、嘘つくなよな」
木太郎があおむを睨んで言う。
「俺たち以外には、
アユメとチウメとキタジマさんしかいないんだぞ。
じゃあ、
その3人の中にいるのか」
エイタが今度はあおむを睨みながら、
言う。
また、
あおむが首を横に振る。
「じゃあ、
この中にいないんだな」
と
いつきが今度はあおむを睨むと、
また、
あおむは首を横にふる。
そして、
「もう、勘弁だす。
正直に言うだすよ。
ネットだす。
ネットで知り合った誰かに頼まれたんだす。
だすから、
わからないんだすし怖いんだすよ」
「だったら、
最初から言え、このタコ!」
木太郎が鼻をほじって
あおむのほっぺたに鼻くそをつける。
「ネットだったら、
そのとおり正直に言えば良かったんだぞ。
俺たちだって...」
「野郎?」
エイタが考え込むと、
すかさず、
いつきが野郎のことの説明を始める。
いつきがしばらく野郎の話をした後、
少し考えて、
「あおむ、
ハンドルは何だった。
相手の?」
「ああ、ハンケツ王子だす」
「ふざけたハンドルだな?
ハンケツ王子か?」
「今王子って言ったな」
「そうだすよ」
「王子の話し、
オタクにしたっけ?」
「なんだすか」
「あおむには、
その話しはしてないぞ」
木太郎がそう言いだした。
(続く)