ＢＡＤＥＮＤ「不審者退治」

ＢＡＤＥＮＤ「不審者退治」

　外伝が増えて、ややこしくなってきましたので、
ここらで、ちょって軽く遊びたいと思います。　


　永久の提案に「そうか、そういえば、そうだな。
でかいの来れば、刃向かうより、逃げるよな」
タヨウもエイタも賛成する。
「よし、決まった。まずは武器の調達だ」
タヨウの言葉に４人は屋敷を後にした。
　いつきは、ハンマーを持ち、
永久はスコップを持ち、露天風呂に向かう。
　よし、一気にいくぞ、「わー」
木太郎は大声とじゃりじゃりする音に驚いた。
ババアは「助けにきてくれたのね、
がんばって、そいつをぶった押して」
と風呂の中から大声を出す。
木太郎は立ち上がろうとするが、
左足がつってたちあがれない。
右手もしびれて動かない。
　「いたぞ」永久の声に「抵抗するな」
いつきは不審者が木太郎であることに気づいたが、
かまわず木太郎の頭をハンマーで殴打する。
「おい、死んじゃうぞ」永久が声をかけたときには、
もう遅かった。木太郎は絶命していた。
　翌日、警察が来て、いつきの行動は正当防衛と認められた。
また、警察犬の働きにより、
首のない死体が屋敷から少し離れたところから、発見され、
ＤＮＡ鑑定から生米のものと判明した。
首は見つからなかったが、
合宿に参加した人達の話しから木太郎の犯行と断定された。
（終：ＢＡＤＥＮＤ）