エレベータ改「再び上に」
「あれえ?
上に上がってるぞ」
「下押したよな」
「ああ、ていうことは?」
「それは...」
「俺たちが1階のボタンを押す前に、
誰かがどこかの階でボタンを押したってことだよな?」
「ああ」
「そうか!
謎は解けたよ!
俺たちが死体だ
と思っていた人間の中に生きてる奴がいたってことだ!
そう!
そいつが犯人だ!」
「まさか?」
「それしかない。
あー、もう5階だ。
次は死体のなかった6階だな」
「まさか、
犯人が待っている...」
「そして3人しかいなくなった?」279
エミが結構大きな声を出したので、
たけるとリカ以外は、
エミの指さす大きな木の周りに集まってきた。
ポンは、
どうにかエミのために、
そのピンクの果実を落としてやろうと、
自分の身体をそれにぶつけたが、
うまく行かなかった。
すると、
信長少年が、
「僕が取ってあげるよ」
と言ったかと思うと、
みつるに、
取ったいろいろな果実をつめた袋を黙って渡すと、
その小さめの身体でその木に登り始めてしまった。
「危ないから気をつけて」
「タケさん、たけるみたいだから、大丈夫よ」
タケは心配そうに信長少年を見て、
マルナは笑顔で彼を見守った。
信長少年はうまく気によじ登ると、
枝からまず1個そのピンクの果実をもぎ取ると、
「エミちゃん、投げるからうまく取るんだよ」
と言うと、
「お兄ちゃん、ありがとう」
と、
エミが言って手を差し出すと、
信長少年がその果実をエミの手に向かって、
そっと放り投げたのだった。
それをうまくエミがキャッチすると、
「後はみつるお兄ちゃんが拾ってくれるから、
エミちゃんはそれを食べてみれば」
と、
勝手に、
マルナがみつるにも信長少年にも聞こえるように言ったので、
みつるは自分でもそうしようと思ったので、
持っている袋をマルナに渡すと、
「信長くん、今度はこっちに投げて」
と言ったのだった。
その後...
(続く)
サクラナ外伝フォー「回復するあおむと眠るウメナと涙石」
それから数ヶ月後、
あおむは順調に回復し、退院して杖をつかえば歩けるようにまでなった。
しかし、
ウメナは涙石を置いたにもかかわらず、意識のない状態が続いていた。
「ウメナ。起きるだすよ」
あおむは毎日ウメナの病室に通ってはウメナに声をかけたが、
ウメナはまったく反応しなかった。
「おかしいだすなあ?」
楽天的だったあおむも、
少し心配になりかけていた。
「涙石もあるのにだすな」
あおむはそう言って、
涙石の袋を手にとって、
中を確認した。
「あおー」
あおむは袋の中を見て、
思わず声をあげてしまったのだった。
(続く)
ザル俳優?レイジー編「見かけだけ?実は大猿以下...!で、脱ぎだします」
被害者「ちょんまげやられました!」
さあ、どんな俳優?
2919票
香取慎吾 |
1801票
長瀬智也 |
1793票
吉川晃司 |
4位 |
1687票
伊藤英明 |
5位 |
1470票
館ひろし |
6位 |
1358票
坂口憲二 |
7位 |
920票
佐藤浩市 |
8位 |
802票
高橋克典 |
9位 |
580票
渡辺謙 |
10位 |
316票
阿部寛 |
11位 |
261票
向井理 |
12位 |
257票
反町隆史 |
13位 |
207票
木村拓哉 |
14位 |
188票
西島秀俊 |
15位 |
109票
大森南朋 |
16位 |
103票
松坂桃李 |
17位 |
84票
玉山鉄二 |
18位 |
75票
永瀬正敏 |
19位 |
59票
田村正和 |
20位 |
650票
その他 |
集計期間:2013年6月30日~2013年7月7日 情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(7月調査)
モテ女程名役者!レイジー編「見抜け!か弱い女は演技だ!女は強く、男を立ててこそなんぼのもの!」
騙され人「男の面子をつぶさぬ、
か弱い女に男はたらしこまれる!」
モテ女子になりたいなら、
絶対にやってはいけないことが以下!
1320票
早食い・大食い |
1231票
重いものを持つ |
1003票
虫退治 |
4位 |
367票
キャップ開け |
5位 |
153票
日曜大工 |
6位 |
132票
運転 |
7位 |
93票
パソコン設定 |
8位 |
85票
地図を見る |
9位 |
78票
一人旅 |
10位 |
68票
一般教養 |
11位 |
55票
電車の乗り継ぎ |
12位 |
39票
昇進 |
13位 |
35票
雑学 |
14位 |
31票
資格取得 |
15位 |
21票
暗算 |
16位 |
15票
地理 |
集計期間:2013年5月14日~2013年5月27日 情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(5月調査)
第3弾リメイク「勝者と正解?」
「よし!
勝負だ!
一回だ!」
「あー、望むところだ!」
「みはるちゃん、
かけ声かけていいぞ!
「ああ、なら、遠慮無く!
早速、じゃんけんぽん!」
勝者は?
そして、
勝者の意見が正解なのか?
エンドまでもう少しの我慢!
(続く)
新作ディープ(?改) 「動機は盗撮ではない?」
「どうしたんだよ! 大声だして」
オチタが木太郎の方を見て、驚いたように訊くと、
「パソコン室だ!
俺がもとこの名前を語って、
永久に脅しのメールを書いたんだ。
自分のパソコンからだと
万一の場合やばいだろ。
で、
今思い出したら、
出したメールは削除しただけなんだ」
「なら、問題ないだろ」
「それが...」
木太郎がオチタの問いに口籠もると、
「それが...
使ったのがもとこ専用のパソコンなんだ...」
「なんで、パスワード知ってたんだよ...」
木太郎の言葉に、
くそたが大声で訊くと、
「盗撮か...」
オチタはくそたと違い、
すぐ木太郎がもとこ専用パソコンのパスワードを知った理由に気づくと、
「ということは、
木太郎がもとこ専用パソコンをいじっているのを知られて、
その中身にあった、真の黒幕の秘密を知っていると思われたわけか」
オチタがそこまで話すと、
「ただ...」
と言って、黙り込んだ。
(続く)
「ミケーレの蒼き仮面」第五章379
だが、
「どうしたの?
サギー?」
「いい考えじゃない?」
パティとウトーの二人は
アニーとは違い、まだ、その辺の見方が出来てなかったので、
黙り込んでいるサギーの方をそれぞれ怪訝そうな表情で見て、
それだけ言った。
すると、
肺女ハイジが、
「サギーも、ラーメンも、アニーも気づいてみたいだね。
最初に殺された仮面職人と最初のミケーレが仮面を作り出せるまでの間に、
どう計算しても、時間があるんだよ。
その間、仮面好きのあいつが待ってられる
と思うかい?
おそらく、
他の職人が仮面を造っていて、
その仮面をミケーレ一族がさらに改良したんだろう。
もし、
今の小判女の計画どおりなら、
仮面造りはそこで止まるからもしれない。
殺された仮面職人が仮面を完成させた時点では、
まだ、
仮面自体は不完全だったかもしれないのさ。
だから、
最初に殺された仮面職人
をこの国から連れ去ってはダメなのよ」
と、
ウトーやパティからすると、
やや理解できないことを話したので、
アニーが、
「最初の職人を殺させないまま、
この国に残して置かないと、
完全な仮面は出来ない可能性があるんだよ。
そうだよねえ。
サギー」
と、自分なりに理解したことを話すと、
「さすがだな。
アニー。
あくまでも可能性だが、かなり高い。
それに、
ミケーレ一族はあいつの血をひいているんだ。
それも問題なんだよ」
と、
サギーは言った。
(続く)
カミサン伝説20「ハッピー編」506
「シンプルですね」
「でも、おいしそう!」
「えーと、ユイさんも春美ちゃんも、
後でレシピという程でもないけど、造り方教えてあげるから、
作ってみるといいよ。
私も、
たまにつまみで作るんだ。
今日はアレだけど、
ビールに結構合うんだな」
春美とユイが出てきたシンプルなタコ料理に一言感想を漏らすと、
木太郎はそんなことを言った。
「早く食べなよ」
「ぴりっとした辛さと蛸のプリプリ感がおいしいです」
「オリーブオイルも合ってますね」
「どれ?
結構、いけるな。
これなら、
木太郎だけでなく、
私でも作れそうだな」
ユイ、春美、エイタが一口頬張ってから感想を言うと、
「じゃあ、
次はシャンピニオンのセゴビア風、
行くか」
木太郎は自分ではまだ食べていないのに、
右手を挙げた後、すぐに、そう言った。
(続く)
ドア女「ドア女Ⅸ」り
「先生、
マスコミの責任とかにふれるのは、
やめてくださいね」
「わかってます。
ネットの責任でいきましょう。
実際、
ネットから広まった都市伝説ですからね。
それに、
誰も、
ドア女を見ていないんですよ!
いえ、不正確ですね。
ドア女を見た正気の人間は、
いないのです。
ドア女の噂は、
ネットから広まっただけのホラ話なんですよ」
「はい。
で、まとめをお願いしますね」
「任せてください」
続エスカレーター改「強盗犯から凶悪爆弾犯!右手のクソ袋が重い極悪?爆弾強盗アホ元高校生?」
そこにいるのは警察犬?
泣き声もさっきのとは微妙に違う?
まさか、ガキども花火か何か犬の糞に混ぜて、
俺が隠れていたゴミ箱に投げていたのかあ...
で、警察犬が火薬のニオイに反応?
名推理!
なんて、考えてる場合じゃない!
このままだと、射殺される!
「違います!
これは火薬ではなく、
ただのアレです!」
「黙れ!
もう騙されない!
知能犯め!」
知能犯って...
ただのアレだって...
「ライフル銃来たな!
よし!
少しづつ後退だ!
爆弾処理犯が来る前にアレを投げられたら、
多数の死人だ!
みなさん、
ここからすぐ離れてください!
一見、マヌケズラのあの男は、
凶悪爆弾犯なんです!
さあ、
ゆっくりを!」
一見マヌケヅラ?
クソー!
それにしても、
ガキども、
どうやって、
ここまで...
「あの刑事さんもマヌケだねえ」
「だすから、
僕があの作戦立てたんだすよ!
今のうちに、諭吉を山分けにしにいくだすよ。
多分、時間かかるだすからな」
「タマちゃんと組んで良かったよ!
行こう!」
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