レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ「キミカVSネネ2」

2012-10-01 23:39:19 | 小説

新第3弾ゾンビ「キミカVSネネ2」


 「あのー」
 サヤが手を挙げたので、
 ひさめが発言を許す。
 「えー、
 補欠でもない私が発言するのも何ですけど、
 二人の話は、
 かみ合ってないと思います。
 キミカは、
 カミサン伝説という枠の中で、
 
 カミサンをバカにするとバチが当たる
という恐怖が一番重要だと言っていて、
 あくまでもカミサン伝説の要件で、
 何が重要かを問題にして話しているようですが」
 サヤがそこまで言うと、
 キミカが少し嬉しそうに頷く。
 「逆に、 
 ネネは、
 カミサン伝説を抜きにして、
 あくまでも一般論として
 悪いことをしたらバチが当たる
ということは俗に言われていることで、
カミサン伝説特有の恐怖ではない
と話していて、
 あくまでもカミサン伝説の枠を越えたところで話しをしているのではないですか?」
 今度はネネが頷く。
 「ですから、このまま話していても、
 議論は平行線のままになるんじゃないでしょうか?」 
 サヤがそう言うと、
 みはるとケンタ以外は理解できたようだった。
 すると、
 賢明がまた手を挙げたので、
 ひさめが発言を許す。
 「まあ、
 そういうことみたいだね。
 結局、
 ネネちゃんは22の認定されているカミサン伝説の中に残すべきものはない
と考えているわけだから、
 そういう発想になるし、
 逆に、
 キミカちゃんは、
 雛祭り編は残すべき
と考えているからそういう考えになるんじゃないの?」
 賢明がそう言うと、
 「僕にはまったく理解できないぞ」
 みはるがハンカチを勝手にはずして、ぼっそと呟いたので、
 ひさめにお尻をつねられたのだった。
(続く)


本編リメイク「木太郎の決断」

2012-10-01 23:30:06 | 小説

本編リメイク「木太郎の決断」


 木太郎は一度は放り投げた、
いまだに鳴り続ける携帯電話を持ったまま、
電話に出ようか否か迷っていたが、
 エイタとは違い、
 電話をかけてきた相手がほぼ黒幕のミカエルに違いない
と確信できたので、
 何故そんな手の込んだいたずらをしたのかはわからないままではあったが、
 電話に出ることを決断した。
 そして、
 木太郎は電話に出るなり、
 相手が黒幕のミカエルと決めつけ、
 「何故、二人をやった!
 エイタはどうしたんだ!」
と、
 木太郎にしては勇気をふりしぼって、
 電話に向かって怒鳴ったのだった。
 すると...
(続く)


レイジーブラザース「スケスケ黒パンツの刑と二つの部屋」

2012-10-01 23:12:13 | 小説

レイジーブラザース「スケスケ黒パンツの刑と二つの部屋」


 表のスケスケ黒女王もとこはコワコワクエーの部屋の前に辿り着くと、
 ノックもせず、いきなり、ドアを開けた。
 「くさー」
 マスターが鼻をつまむと、
 「やっぱり!」
と、
 もとこは言い、
 コワコワクエーの応接室と比べるとかなり狭苦しい部屋の中で
 あのフランケン龍之介とチビ猿直哉が、
部屋に置いてあった変わった像と人形を前にして、
 びっくりしたようにもとこの顔を見たから、
 それぞれ、
 「うわー、もとネエだあ!」
 「直哉が誘ったんだぞ」
とだけ言った。



 「おっさん、もし、見つけられなかったアレを履いてもらうからな」
 木太郎はスケスケ黒パンツを指さす。
 「時間を制限するだすよ。
 30分だす」
 「そうだ。
 その時間以内に見つけろ!」
 あおむの言葉に永久は偉そうに言った。
 「30分もかい。
 でも、約束だぞ。
 もし、嘘をついたら、
 逆に、
 それを履いてもらうけど、
 いいかな?」
 カイミヤマが不敵な笑いを浮かべながら言った。
 「言ったな!
 おっさん。
 俺は嘘はつかないぞ」
 「そうだすよ。
 もし、そんなことをしたら、永久がそのパンツを履くだすよ」
 「えっ?」
 「大丈夫だ。
 永久。
 どうせ、
 このおっさんは部屋に入れないんだから、
 見つけられるはずないんだよ」
 木太郎は万一カイミヤマが本を見つけても
スケスケ黒パンツの刑に処されるのは永久なので、気楽にそう言った。
 「そうだすよ」
 あおむはそれだけ言って、
 永久を見る。
 「よーし、俺も男だ!
 嘘はつかない。
 いいか、これから時間を計るから。
 30分以内だぞ。
 一秒でも遅れたら、
 スケスケ黒パンツの刑だからな!」
 永久はそう言って、
 携帯電話を取り出すと、
 「この携帯で、計るからな」
と言って、
 カイミヤマの顔を見たのだった。



セリフサービス「システム」

2012-10-01 22:30:50 | 小説

セリフサービス「システム」


 「セルフでも、
 セリフでもいいけど?
 本当にタダなのかあ?」
 「おい、龍之介、ちゃんと話せよ!
 あのー、
 こいつはでかい割に、
 頭が悪くて、
 口も悪いので」
 「バカ、
 何ででかいと、
 頭がよくなるんだあ」
 「おい、
 おいどうするんだ?
 本当にタダだよ。
 信用できないなら、
 無理にとは言わないぞ」
 「よし、オヤジ!
 信用するぞお」
 「うーん...
 セリフサービス?」
 「付き合え!」
 「わかったよ」
 「よし、決まった。
 お客様2名ご来店、
ちゃんとこの店のシステム説明してな」

  
 「おい、店広いのに、
 俺たちだけだぞ!」
 「騙されたかなあ?」
 「うーん...」
 「でも、
 まだこんな時間だからなあ?」
 「いらっしゃいませ!」
 「なんだ!
 普通の店員だぞー」
 「やめろよ」
 「いらっしゃいませー。
 当店は初めてですね」
 「はい」
 「オヤジに聞いてなかったのか?」
 「いえいえ、確認です。
 当店はセリフサービスですので」
 「やっぱり、セリフサービス?」
 「はい、セリフサービスです。
 では、当店のシステムをご説明させていただきます」
 ごくごく普通の女の店員は
いかにもマヌケそうな高校生二人相手にしごく丁寧に話した後、微笑んだ。
(続く)




ダミー「見せてください」24改

2012-10-01 21:53:02 | 小説

ダミー「見せてください」24改

 
 「うーん。わかりましたけど、
 あんなとこで、
 変なことしないでくださいね」
 変なことしてるのは、
 そっちだろう!
 「じゃあ」
 「あー、そこ!
 見せてください」
 えー、今度はどこだ?
 「そのままじっとしていてください」
 またか?
 今、首を横に向けたとこなんだぞ。
 「あー!
 動いたらわからなくなります」
 移動する前にやられた。
 「やっぱり!
 そこです。
 そこ見せてください」
 この格好でじっとしているのは辛い!
 「そのままですよ。
 じっとしていてくださいね。
 今よーく見てますからね」
 ああー!
 変な女につかまったなあ。


本家「見てください?」25

2012-10-01 21:00:05 | 小説

本家「見てください?」25

 
 「また、恥ずかしい写真ですか?」 
 「はあ?」
 違ったか?
 「いえ、
さっきそういう女の人にとっつかまったもんですから?」
 「痴女ですか?」
 痴女? 
 また、違うパターンか?
 「いや、
 そういう変な女の人でもなかったですけど」
 「でも、つかまって、恥ずかしい写真を見せられたんでしょう?」
 「うーん。まあ」
 「ご安心ください。
 私のは大丈夫ですから!
 だから、見てくださいね」
 今度は何だ?




偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」139

2012-10-01 09:09:09 | 小説

偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」139



 「まず、
 最初に疑問に思ったのは、
 山下が消えたことだ。
 あいつは、
 ただ例の像の模造品を作っただけで、
 別に、
 カミサンをバカにしていたわけではない。
 むしろ、
 最初は、
 カミサンのことなんて、
 信じてもいなかった、
と考えていいだろう。
 それがニセモノのカミサンの像を作ったから、
 それで、
 カミサンのバチがあたるという話しをされてから、
 急におかしくなり、
 消えてしまったんだ。
 だから、
 俺は、
 その時点で、
 例の像が悪女よけの像ではないことを確信したんだよ」
と、
 そこまで、
 近田が話すと、
 「俺も、
 山下のことは腑に落ちなかった。
 だから、
 俺は山下のチキンな性格が出たから、
 まず、
 あの像は本性の像ではないかと仮定して、
 持論を展開したワケだ。
 まさか、
 近田もそこから疑問が生じたとは思ってもいなかったな。
 近田のレポートを読む限りは、
 教授や豆野のことに力点をおいていたからな。
 悪い。
 途中で口出して、
 話しを続けてくれ」
と、
 愛田はそう言って、
 近田に軽く頭を下げたのだった。
(続く)




サクラナ外伝フォー第3章「ユリカのもとへ?2」

2012-10-01 07:04:44 | 小説

サクラナ外伝フォー第3章「ユリカのもとへ?2」


 「あおー...
 なんか頭が痛いだすよ...」
 「あほ...」
 「あおくん! 
 ウメナ!
 がんばって!
 あたし、消えるから」
 「消えるって...
 どういうことだすか?
 頭痛は前からだすから...」
 「あほ...」
 「ウメナもだすか...」
 「大丈夫二人...
 あー、どうしたら...
 消えるに消えられない...」


(続く)
 


美人の条件レイジー編「実は貴女こそ美人なんです。よいしょ!おだでてなんとか!」

2012-10-01 02:06:58 | 小説

美人の条件レイジー編「実は貴女こそ美人なんです。口説き文句に使え!美人もおだでてりゃなんとかなる?」


そなこた「ブスの次は美人。
もうネタがない!
普通だと思っていた貴女
実は美人なんです!
チビでもデコでもいいんです!
下記がその条件!
該当したら、
自信をもってやりましょう!
えっ? 何を?
何でも!
ほな!」

 

4870票
大きな目
4344票
上品
2056票
小さな顔
1938票
白い肌
1559票
高い鼻
1052票
きれいな歯並び
855票
きれいな髪
556票
高い身長
40票
低い身長

 

集計期間:2011年6月5日~2011年6月26日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(6月調査)


ブス自覚法レイジー編「貴女は本当はブスなんです!早く自覚しなさい!」

2012-10-01 01:58:11 | 小説

ブス自覚法レイジー編「貴女は本当はブスなんです!早く自覚しなさい!」



そなこた「カワイイ!
なのに、モテない?
カワイ過ぎて男子が遠慮する?
なワケはない!
はっきり言いましょう!
そんなあなたはブスです。
そして、
その判別法を特別にパクって、
伝授!
はい、以下!
ほら、
該当するものばかりじゃないですか?
ほな!」

集計期間:2012年8月3日~2012年8月6日  情報提供:goo調べ (2012年8月調査)



100
鏡で自分をチェックする頻度が高い
69.0
太っていないのに「痩せたい」が口癖
68.4
彼氏がコロコロ変わる
48.7
彼氏の理想像が高い

 

 

まあ、ここまでにしておきましょう!

実際勘違い女が多いんだな!

えっ? 男も? ...

 


第3弾リメイク「永久の命と引き換えに?」

2012-10-01 01:28:13 | 小説

第3弾リメイク「永久の命と引き換えに?」


 「あれっ?
 みんな...
 ...
 ねえ、ここどこ?
 ねえ、どこ?」
 死んだはずのひさめがいきなりぱっと目を開けると、
驚いたような声を出して周りを見回した。
 「ひさめ!
 良かった!」
 いじめられていたはずのみはるが
まっ先にひさめに抱きついた。
 このとき、
 みはるを除く、他の生徒たちの頭の中には、
永久の命と引き換えにひさめが生き返ったのだ
と内心思っていたが、 
 誰も口にはせず、次の心配をし始めたのだった。

(続く)


新作ディープ(?改)「最後の推理対決動機編7」

2012-10-01 01:18:11 | 小説

新作ディープ(?改)「最後の推理対決動機編7」


 「他殺でも自殺でもない...
 ということは事故か?」
と、
 木太郎が鼻をひくひくさせながら言うと、
 「それも違うんだな」
と、
 くそたはまたにやりと笑って言う。
 「ということは、
 ヒトメ以外の人物がもとめ先生を殺した
という可能性しかない?
 だとすると、
 もとめ先生に例のナイフが偽物だ
と思わせて誰かを脅かすように仕向けた...
 たしか、前にそれに近いこと話していたなあ...
 だけど、 
 もとめ先生が使ったナイフは俺が偶然置き忘れたナイフなんだぞ。
 うーん...」
 ホウセイがそう言って首を傾げると、
 「くそたの推理が合っているとは限らないだろ!
 くそたはそこまで考えてないよ」
と、
 木太郎が何故かムキになって言ったが、
 くそたは怒ることなくまたにやりと笑ったのだった。
(続く)


第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章171

2012-10-01 01:08:28 | 小説

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章171


 「そうか!
 あんなところだから口も開けられないのか」
 「相当臭うのか?
 チェリーちゃん、
手で触ってもあの仮面は移動できないだったよね」
 「私たちの力では...
 ペーさんたちの水晶みたいに
自分の意思で移動できる仮面はまだ造れなかったんです。
 雨でも降ってくれればいいんですが...」
 肺女ハイジが気づいたことをウトーとアニーが口にすると、
 チェリーが申し訳なさそうに答えた。
 「あー...
 あんなとこで雨が降るまでじっとしているのか...」
 ラーメンが気の毒そうに言う。
 すると、
 ペーが乳女ニューに向かって、
 「少しの我慢だから、私たちだけで救出に行くしかないかな?」
と言うと、
 「あの世界についたら、息を止めてすぐサギー様たち
を連れて逃げてくるしかないですね。
 あのままじゃ、
 気の毒すぎます」
と、
 乳女も覚悟を決めたようだった。
 そのとき...


(続く)

  


カミサン伝説20「ハッピー編」295

2012-10-01 00:35:32 | 小説

カミサン伝説20「ハッピー編」295


 「うーん?
 さっき今一だったからな」
 龍之介は気乗りしないようだったが、
 後から今度はハルカが、
 「騙されたと思って食べてみてくださいよ」
と言った。
 「そうだな。うん」
 龍之介はハルカに促されて、
 寿司屋が出してきた大トロを目を瞑って、
 同じように、
 そのまま醤油もつけずに口に放り込んだ。
 「う、うめえ...
 何故だ?」
 「おもしろい手品だろ。
 まあ、そういうことだ」
 「あのー、私もいいですか?」
 マジメが、
 龍之介のいかにも満足気な顔を見て、
寿司屋に訊くと、
 「もちろんだよ」
と、
 寿司屋がにやけながら言うと、
 マジメは同じように口に入れた。
 「えー...。
 さっきもおいしかったですけど...」
 「マジメ、さっきは今一だっただろ」
 「こっちがおいし過ぎるだけだと思うんだけど」
 「ネタは同じ。
 でも、後は手品と同じで企業秘密。
 旦那さん、寿司もいけるだろ」
 寿司屋がにやけながら言うと、
 「ああ。うめえ。
 マジメ、ここに決めたぞ」
 「龍之介さん、
 その言い方! 失礼ですよ!」
 「いいって、俺も口が悪いからな。
 味のわかる旦那さんでよかったな」
 「あ、ありがとうございます。
 では、早速、6人で予約させていただきたいのですが...」
 この一件がハルカの運命を決める
とはこのときは誰も思うはずはなかった。
(続く)