レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ改「キモ男三人衆のカミサン伝説1」

2012-02-22 23:42:13 | 小説

新第3弾ゾンビ改「キモ男三人衆のカミサン伝説1」


 たまおは、 
 わざとらしく腹を掻いてから鼻をほじると、話し始めた。
 「僕が話すだすよ。
 えー、今から10数年前のことだす。
 一人の天才美少女がある田舎町に住んでいたんだす。
 彼女が天才だと言われるようになったのはだすな。
 その田舎町にアメリカ人がやってきたのがきっかけなんだす。
 田舎町だすから英語なんて話せる人間はいなくて、
 アメリカ人が来ただけでも大騒ぎになったんだす。
 仕方なく、
 その町の町長は町に唯一ある高校の英語の教師に通訳
をお願いしたんだすが、
 これがまったく使いものにならなかったんだすよ。
 だば、
 そばにいた当時小学6年生だった彼女がそのアメリカ人
と対等に英語を話してしまったのだす。
 まあ、
 都会では小学生が英語を話せても珍しくもないだすが、
 その田舎町では初めてのことだすから町中は大騒ぎだっただす。
 その少女は目鼻立ちも整っていて、
 かなりの美少女らしいんだすな。
 多分だすな。
 キミカさんとネネさんを二で割ったような感じかもしれないだすな。
 ただ、
 少し肌が黒く、父親もいなかったせいもあったのだすが、
 町での大人たちの評判とは反対に、
その出来事以来、小学校の中では

 「アイツの父ちゃんは黒人だ」

とか言われていじめられるようになっただす。
 特に女子のイジメは陰湿だすた。
 無視するだけではなく、彼女が触ったものにふれると、
 ばい菌が写るとか汚いとか言ってだすな、
わざと手を洗うなどしただすよ。
 当時だすな、
 男子の中で一番人気のあるニタロウという子が、
 うっかりだすな、
 そういう女子のイジメを見て、注意してしまったんだすよ。
 よせばよかったんだすが。
 ニタロウは実はその少女が大好きだったんだすな。
 それで、後のことを考えず、つい、注意してしまったんだす。
 たしかに、
 少しの間だけはいじめはやんだだす。
 しかし、だすな。
 やきもちをやいた女子、
 特にだすな町長の娘で、クラスの女ボス的存在のナナは
それがすごく頭に来たんだすな。
 それで、少女へのいじめは
さらに陰湿になってエスカレートしていったんだすよ」
 そこまで話したところで、
 たまおは自分がいつのまにか持ち込んでいたジュース
を一口飲んだ。
(続く)


本編リメイク「いつきとあおむと迫る外車?」

2012-02-22 23:35:08 | 小説

本編リメイク「いつきとあおむと迫る外車?」


 「あおむ、焦らず来い。
 俺が助けるからな」
 いつきは手に持ったスコップを左手に素早く持ち帰ると、
 這ったままの木太郎が、
 いつのまにか右手で持っていたスコップを素早く奪うと、
 這って近づいてくるあおむとその背後の車に向かって走って行った。
 そして、
 いつきは、
 車を運転しているのが、
 ミカエルの仮面をした人物であることを確認すると、
 右手にあったスコップを、
 いつきから見て左側にある運転席の窓ガラスめがけて
投げつけたのだった。
 いつきが投げたスコップは見事、
 迫ってきた車のフロントガラスを叩き割ったのだった。
 車は急ブレーキをかけると、
 いつきから見て、
 左側の方へスリップしながら、急停車した。
 それを確認したいつきは、
 すぐあおむに近づくと、
 「さあ、これが多分最後の対決だ」
と、
 ほっとしたような表情で、
 いつきの顔を見上げているあおむに声をかけると、
 あおむが持っていた剣とスコップを素早く、
 交換し身構えたのだった。
(続く)


カミサン伝説19三部作改「身代わりの像編11」

2012-02-22 22:47:55 | 小説

カミサン伝説19三部作改「身代わりの像編11」


 その頃、
 ヨクオはあおむともとえの家で、
 いろんなところを探しまくっていた。

 ヨクオが、
 あおむともとえの家のタンスの引き出しにあった通帳には
ほとんど金が残っていなかったからだ。
 しかし、
 もとえのことだから、
 この家のどこかに多額の現金を隠している
と違いないと思い、
 畳の下などを探していたのだった。
 そこへ、
 家のブザー音が鳴った。
 ヨクオは怪しいと思った。
 家の前に売り出しの広告が出ているのに、
 わざわざ家のブザーを押すのは、
 家を見に来ている誰かがいないか確認するために来た泥棒か
何かに違いない
と思ったからだった。
 しかし、
 ヨクオの予想ははずれた。
 やってきたのは4人の警察官だったのだ。
(続く)

 


セリフサービス「注文の多い料理店?と商店街?」

2012-02-22 22:00:29 | 小説

セリフサービス「注文の多い料理店?と商店街?」


 「さびれた商店街か?」
 「そんなことなかったぞ!」
 「そうだったよな...」
 直哉と龍之介は辺りを見回した。
 「やっぱり、
 注文の多い料理店の祟りだ」
 「何で、感想文、ぱくっただけで、
祟られるだよ。
 それより、本屋探そうぜ」
 「待て、ネットだ。ネットだ。
 ああいう古い作品はネットで拾うんだ!」
 「拾う?」
 龍之介はパソコンは
もちろん携帯電話さえも持っていなかったので
何が何だかわからなかったが、
 直哉がスマフォを持ち出し、
何かいじり始めた。
 「あれっ?
 直哉、
 それいつ新しいのにしたんだ?」
 「いまどきガラケーは流行らないからな」
 「ガラケー?」
 「ちょっと、黙ってろ。
 ついでに、マップも表示させるから」
 「マップ?」
 「黙ってろって」
 「早く、この封筒開けたいな」
 「だから、黙ってろって、
 これ、まだ、慣れてないないんだよ」
 直哉はアホな龍之介の言葉に邪魔されながら、
まず、自分たちのいる場所を探していた。
(続く)



レイジーブラザース「脅迫状と黒幕」

2012-02-22 11:00:27 | 小説

レイジーブラザース「脅迫状と黒幕」


 「そうすると、
 例の脅迫状にはみはるさんも関係してることになりますかね」
 マスターがそう言った。
 「いや、必ずしもそうとは言えないじゃろう。
 とにかく、
 みはるさんを探すのが先決だと思うのう」
 ジュウロウがそう言うと、
 もとこが、
 「とにかく、一度、ガキ、いえ、弟たちのいる応接室に戻りますか?」
と言った。
 もとこたちはガラス張りの応接室に向かう途中、
 応接室の中を覗きながら、
 「みはるが共犯でもそうでなくても、
 そんな知能犯がいるとしたら、
 先程話したように、
 ウメナ以外には無理ですわ。
 まず、
 龍之介、
 直哉、
 永久は問題外。
 サヤも見かけと違って頭は空。
 猿知恵くらいなら、
 木太郎やあおむでもどうにかなりそうですけど、
 ここまで手の込んだことは...
 まして、みはるは。
 みはるが共犯だったとしてもただの使い走りですわ」
とやや興奮気味に話す。
 すると、
 カイミヤマが、
 「犯人が、
 木太郎くんとあおむくんに方法だけ教えた
としたらどうですかねえ?」
と、
 突然言いだす。
 「あのカイミヤマ先生?
 でも、そうすると、
 やっぱり犯人はウメナって言うことに...」
と、
 もとこは首を捻りながら言う。
 「いえ、
 私はウメナさんを疑っているわけじゃないんです。
 例の変な脅迫状といい、
 何か我々が来ることを前提に
今回の件が仕組まれたような気がするんですよ。
 他に黒幕がいるんじゃないですかね」
 「カイミヤマ先生、
 じゃったら、コワコワ先生が一番怪しいのう?」
と、
 カイミヤマのその発言に、
 ジュウロウが意外なことを言ったのだった。
(続く)


 


かえってきたモップおとこ「コウキシン」

2012-02-22 10:01:11 | 小説

かえってきたモップおとこ「コウキシン」


 しつこいなー!
 もう、あきらめて!
 さっさと、とおれって!
 なっ!
 つまらねえハナシだ!
 おい!
 ぼけっとした、
 そのウシロ!
 ニヤけてないでどうにかしろ!
 もう、こいつはほっといて、
 とおりたいヤツはさっさととおりな!
 イチレイはキョウはいいから!
 なんだ!
 ダレもとおらねえのか?
 えっ?
 コウキシン?
 あっ?
 だから、おれはモップおとこだ!
 モップおとこのホンショクが、
 どうしてもシりてえ?
 それがコウキシン?
 えっ?
 ここには、
 コウキシンがあるヤツだけが、
 ナらぶんだ?
 わからねえのかだと...
 あー...



 


元祖「見てください?」54

2012-02-22 09:00:09 | 小説

元祖「見てください?」54


  *朝から下品すいません...
 いまだ、
 UP時間帯変更及び強制終了検討中です。
 

 「座ると大も出て、
 凄く臭いですけど、
 我慢してくださいね」
 モノホンだからな。
 きた、きた、きてる!
 ブーはまだ。
 「やっぱり、クソか!
 早くしな」
 完全にヤンキーだ!
 それにしても慣れてるな。
 「では、
 遠慮なく」
 ポロン...
 「ブー...
 今のはまだほんの序曲です」
 なんてね。
 「何が序曲よ。
 早くしな」
 「では、遠慮なく。
 一緒に行きます。
 プー...
 ...
 ブリブリ...
 ...
 ジョー...
 ...」
 俺も度胸でたな。
 女の前でこんなこと。
 これでカッペ卒業だ!
 「くせえな!
 早く流せよ!」
 そうはイカのなんとか!
 「まだ、序章です」
 「序章?」
 「はい、5分お待ちください」 
 「てめえ!
 うっ、くせえ」
 こうなったら、出し切ってやる。
 これがカッペのど根性だっぺ。
 ゆっくりと見てくださいよ!

 

 


サクラナ外伝フォー「回復へ」

2012-02-22 07:00:01 | 小説

サクラナ外伝フォー「回復へ」


 サクラナは少しづつではあるが、回復していった。
 まだ、話しはもちろん起き上がることはできないが、
目が開くようになり、あおむの言うこともわかるようになったような感じなのである。
 ただ、
  主治医の話では動けるようになるには
相当の時間がかかるということだった。
 

 しかし、
  数ヶ月後にはサクラナは奇跡的な回復ぶりを示した。
 あちこちにしびれ等は残っていたので、
話しはまだうまくできなかったが、
 杖は必要だったが車椅子を使わず一人で歩けるようになり、
 また、
 ほとんどの日常生活ができるくらいまで回復したのである。
 「ママ、サンポ行こう」
 「ママは今は無理だすよ。
 また、今度だすよ」
 あおむが言うと、
 ウメナは、
 「ママ、今度、サンポ行こう」
と、
 また新しい言葉を覚えたのである。
 「ウ・メ・ナ」
 サクラナは、
 まだ上手に口が回らないが涙を浮かべてそう言った。
 「サクラナさん、
 無理しちゃダメだすよ。
 ゆっくりだすからね。
 ウメナは僕が面倒みるだすから、
 安心してくれだすよ」
 あおむはやさしく笑った。
(続く)


教えてあげたい俳優レイジー編「第二の黒木メイサはダメ。うっせえ!俺たちこの道の達人だ!BY嵐?」

2012-02-22 01:41:30 | 小説

教えてあげたい俳優レイジー編「第二の黒木メイサはダメ。うっせえ!俺たちこの道の達人だ!BY嵐?」


そなこた「また、易問も嵐圧勝も、
勘違いおばさん、女子が多いかと。
多分、
圧勝した嵐の面々も、

うっせえ!
この道の達人の、
俺たちに教えるだと!
一応、
後輩の、
あいつと一緒にするな!

と激怒?まではしないでしょう。
では、
以下の面々に、
何を教えたいのでしょう?
正確には指南したいのでしょう?
まあ、だいぶ妄想の入ったランキング。
ほな、さいなら」

集計期間:2012年2月14日~2012年2月21日 
情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(2月調査)

 

1760票
櫻井翔
1415票
大野智
1062票
相葉雅紀
696票
三浦春馬
627票
二宮和也
624票
佐藤健
583票
溝端淳平
542票
向井理
438票
松本潤
371票
生田斗真

 


教えたい女優おまけレイジー編「ふーん?全技マスター済みと思われ投票低調?逆に教えられたい?」

2012-02-22 01:38:16 | 小説

教えたい女優おまけレイジー編「ふーん?全技マスター済みと思われ投票低調?逆に教えられたい?」

*ボツ予定なので、時間を前に

 

そなこた「同じ問題を女優版も、
女は早熟だから?投票は低調。
逆に、
教えられたいから?
おまけ。
ほな!」

集計期間:2012年2月14日~2012年2月21日

情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(2月調査)


1059票
綾瀬はるか
661票
瀧本美織
548票
新垣結衣
524票
武井咲
418票
川島海荷
359票
井上真央
320票
ベッキー
319票
堀北真希
282票
北乃きい
253票
沢尻エリカ





 


本編リメイク「木太郎の携帯電話?」

2012-02-22 01:29:32 | 小説

本編リメイク「木太郎の携帯電話?」

 
 木太郎は、
 着信音が鳴り続ける携帯電話を恐怖の余り、
一度は放り投げたが、
 依然として、
 鳴り続ける携帯電話を見て
 思い直して拾い上げると、
 その携帯電話が本当に自分のものか、
確認することにした。
 本当にその携帯電話が自分のものなら、
発信先を木太郎と表示させるには、
この屋敷に来てから、
 誰かがこっそり
と違う番号を木太郎の名で登録した
としか考えられなかったからだった。
 そこで、
 木太郎は、拾い上げた携帯電話を確認したが、
 本体はもとより、ストラップなどから、
それが間違いなく自分のものだと確信した。
 しかし、
 何故、黒幕がそんな手の込んだこと
をやったのか木太郎にはまったく理解できなかったので、
 鳴り続ける電話を持ったまま、
電話に出ようか迷っていたのだった。
(続く)





 


第3弾リメイク「希望?」

2012-02-22 01:15:08 | 小説

第3弾リメイク「希望?」


 「たまお、本当なら3人の声が聞こえない
とおかしいぞ」
 「たしかに、そうだすな。
 だすが、ネネちゃんたちも僕たち
と同じ状況にある可能性はないだすかな?」
 「どういうことだ?」
 「ネネちゃんたちは、
僕たちは車の下から屋敷に潜入することに成功したもの
と思い込んでいて、
 ここにやって来たのは敵だと確信してるとかだすなあ」
 「うーん...
 でも、俺たちの声が聞こえたんだったら、
出てくるんじゃないのか?
 たまおも、そういうことなどを考えて、敵だ
と思ったんだろ」
 「まあ、そうなんだすが...
 迷うだすなあ」
 賢明とたまおはそんなことを囁きながら、
扉を開けることには踏み切れないでいた。


 「ねえ、どうせダメなら、ここで勝負しない」
 ひさめが失望気味のサヤとネネの耳元に交互に囁いた。
 「勝負?」
 「でも、勝てる?
 敵には男もいる可能性大よ。
 武器だって何かわからないわよ」
 「それはわかってる。 
 でも、
 配置は私たちの方が有利でしょ。
 3人で大声を出して、
 その扉を開けさせ、
 さっきの配置と変えて、
 私が囮になってもいいから、
 敵が私に攻撃したところを二人が敵を攻撃するの。
 結構、勝算あると思うけど」
 「でも、敵も部屋の構造はわかっているから、
そう簡単に行くかな」
 「そうね。
 敵がまだ外にいて、音を立てないのは、
この部屋に誰がいるのかを確認したいからじゃない?
 3人で声を出したら、
 女子だけだとバレるじゃない」
 「それも、そうね。
 なら、ネネだけ声を出してくれる?」
 「えっ、あたしが?」
 「じゃあ、私が声を出してもいい。
 餓死するくらいなら、あたしは早く殺されてもいい」
 3人はそんな囁き合いをしたが、
 見た目と違い一番気の強いひさめだけが
ここで勝負に出ることに積極的で、
他の二人はやや消極的だった。
(続く)


新作ディープ(?改)「携帯電話とスマフォとその証拠内容?」

2012-02-22 00:57:03 | 小説

新作ディープ(?改)「携帯電話とスマフォとその証拠内容?」


  以下のグーさん以外に数十日前分くらいは保管済みです(字数の関係などで何作分かまとめてますので、タイトルは本ブログとはズレています)。

 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」
 
 
  「何で、先に携帯なんだ?」
 早く、くそたの考えていることが知りたいホウセイが訊くと、
 「まあ、慌てるなって」
 くそたはにやりと笑うと、
 アユメの携帯を少しいじってから、
 「やっぱりな」
と言って、
 まず、オチタにアユメの携帯電話を確認させた。
 オチタも少しだけ携帯電話をいじり回すと、
 「だから、スマフォか?」
とだけ言って、
 ホウセイにまたその携帯電話を渡した。
 ホウセイはいったん受け取ったが、
 「これは証拠じゃないんだろう」
と、
 二人の表情から察して言うと、
 「まあな」
 「ああ」
とだけ、
 くそたとオチタは言って、
 くそたが、
 ようやくアユメのスマフォを手にしたのだったが、
 「クソー!
 バッテリーがきれている。
 充電器を探して来ないとな」
と、
 悔しそうな表情をすると、
 「くそた、探しに行く前に、ちょっと俺の話しを聞いてくれ」
と言って、
 オチタが気づいたことから、
今、もうひとつの証拠となるべき画像
を探している途中だということを簡単に説明した。
 「オチタにはしては鋭いじゃないか。
 じゃあ、ちょうど良かったかもしれないな。
 俺が戻ってくるまでに、
 探しておけよ。
 それと、
 充電器が揃えば、
 多分、アユメを自白に追い込めるからな」

 くそたは言うと、すぐに部屋を出て行ってしまったのだった。
 

 くそたが出ていくと、
 オチタが、
 「俺、スマフォ、いじったことないんだけど、
 二人とも大丈夫なのか?
 あいつもホウセイも、
 持ってないだろ」
と言うと、
 「俺もそうだけど、
 持っている奴のを、結構、いじったから大丈夫だ。
 くそたの性格から考えても、俺以上に知ってるよ。
 で、
 オチタ、
 スマフォに残っている証拠って一体なんなんだ?」
と、
 ホウセイが一番知りたいことをオチタに訊いたのだった。
(続く)

 


第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章1

2012-02-22 00:40:17 | 小説

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章1


 胸女ハルカやペーたちは、
どうしてもアニーやウトーを見つけられないので、
それぞれ別々に行動するようになっていた。


 そんなことも知らず、
 アニーもウトーも、
 ウトーが被った黒い仮面
を誰かが触っても移動できなかったのと、
 そこが結構居心地がよかったので、
 自分たちがやらなければならないことを忘れ、
 カマキリ鳥と共に、
 少女やチンパンたちと例の洞窟のある場所で
のんびり過ごしていた。
 最初は冷たがっていた滝壺の水にも慣れ、
アニーもウトーもそしてカマキリ鳥まで、
そこの中で遊びほうけていたのだった。


 そして、数ヶ月後、
 ペーがいろいろ移動しまくった結果、
 ある場所に、
 亀男、
 ねずみ虫、
 小判女、
 ラーメン、
 パティ、
 チェリー、
 肺女ハイジ、
 胸女ハルカ、
 そして、
 サギーまで集めることに成功し、
 ペーが自分が知っているこれまでのことを、
一から全員に話しをした結果、
 全員で、
 力を合わせて、
 どうにかして、
 アニーとウトーを見つける方法はないかと、
考え始めるに至ったのだった。
(続く)




カミサン伝説20真?ハッピー編「人を選ぶ像?」

2012-02-22 00:28:07 | 小説

カミサン伝説20真?ハッピー編「人を選ぶ像?」


 「雲のことは、
 どう説明するんですか?
 出ないときは全然でなくて、
 出てもハッピーになれない人がいたんですよ」
 エイタが疑問を口にする。
 「だから、
 それは雲というのはハッピーの像が効果
を発生できるようになると、
 出るだけで人には関係ないんだ。
 でも、
 雲が出ても像を持っている人間が邪心というより、
 この場合は欲を持っていたら、
効果を発動させないだけなんだよ」
 ハゲタはすぐ反論する。
 「うーん...」
 エイタは納得はしていなかったが、
すぐ反論できなかった。
 「あのー」
 男は横から口を出した。
 「あの像は人を選ぶんじゃないんですか」
と。
 「ハッピーになれる人間とそうじゃない人間
をあの像は予め決めているということかな?」
 「そうとしか...」
 「うーん。
 そうとは思えないなあ。
 欲というか、
 カミサンが邪心と評価するものを持っている人間かそうじゃないか
ということと同じじゃないかな?
 例えば、そこの」
 「エイタです」
 「彼も最初はダメだったみたいだし」
 「うーん。
  でも、激しい雷雨がやんだんだよね」
  「実は、
  そこが納得できないんですよ。
 雨がやんだから、
 雷雨がやんだから、
 ハッピーになったんですかねえ。
 よく考えると、
 助けられたことと、
 ハッピーになることは違うんじゃないですかねえ」
 「うーん」
 ハゲタは、
 男にそう言われて考え込んだのだった。
(続く)