レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ改「キモ男三人衆のカミサン伝説3」

2012-02-24 23:39:38 | 小説

新第3弾ゾンビ改「キモ男三人衆のカミサン伝説2」「キモ男三人衆のカミサン伝説3」


 「続けるだすよ。
  えー、それでその老人はニタロウに、

 「よいか。今回のいじめの元凶は誰だと思う」
 「町長の娘のナナですか」
 「よくわかってるのう、そうじゃ」
 「あいつさえ黙らせればいいんですが、
町長の娘だし敵にはできないですよ」
 「そうじゃ、いじめてる連中のほとんども、
彼女に嫉妬しているナナの機嫌をとるためにやってるだけじゃ。
 ナナさえいなくなれば、
おぬしがもう一度庇ってやればいじめは治まるじゃろう」
 「殺せということですか」
 「いや、カミサンに頼むんじゃ」
 「カミサン?」
 「そう、カミサン」
 「それこそ、怪しいですよ」
 「なら、もうこの話しはやめるか」
 「いえ、今はそんな状況ではないので」
 「じゃが、
 カミサンに頼むと言っても覚悟が必要なんじゃ」
 「どういう覚悟ですか」
 「それがのう」
 老人はそこで少し考えただす」
 たまおはまた一呼吸置く。
 そのとき、
 ふうたが
 「なんか腹減ったんで、休憩しない」と言うと、
 「俺も」

 ケンタが同じことを言う。
 サヤが賢明と何かひそひそやりとりしたのち、
 「じゃあ、そうしましょうか」
と、
 サヤが言うと、
 「俺、トイレも行きたいんだけど」
と、
 ケンタが言う。
 「クソかよ」
と、
 ふうたが言うと、
 「悪いかよ。オタクはしないのかよ」
とケンタとふうたが言い合いになったので、
 もとめが
 「じゃあ、各自何か食べるなりトイレに行くなりして、
  30分後ここに集合しましょう」
と言って、
  みんなが頷いたので、30分休憩することになったのだった。  
(続く)


本編リメイク「黒幕の攻撃といつき」

2012-02-24 23:34:01 | 小説

本編リメイク「黒幕の攻撃といつき」


 「いつき、
 伏せろ!」
 木太郎がいち早く、
 いつきめがけて
何かが投げられたことに気づいたので、
 大声を出した。
 しかし、
 いつきは木太郎の言葉にもかかわらず、
 足を止め、
 その場で思わず、
 後ろを振り返ってしまったのだった。
 「いつきーーー!」
 木太郎が絶叫したが、
既に遅かった。
 いつきが振り返った瞬間、
 ミカエルが投げた何かがいつきの右肩を直撃し、
 いつきは持っていたナイフをその場で落とすと、
 左手で右肩を押さえたかと思うと、
 その場でかがみこんでしまったのだった。
(続く)

 


カミサン伝説19三部作改「身代わりの像編13」

2012-02-24 22:51:08 | 小説

カミサン伝説19三部作改「身代わりの像編13」


 かおむがヨクオをが連行されたのを見届けると、
 また、病院へ戻っていった。
 あおむの病室では、
 意識がまだ戻らないあおむの前で、
 龍之介とマジメの二人が必死で祈っていた。
 「刑事さんには逮捕しないで、
 任意で調べてくれ
と言ってあるから、
 絶対ヨクオはあの像を使うよ。
 絶対にな」
 かおむがそう言っても、
 かおむの言葉に気づかず、
振り返ることもなく祈りを続ける二人の姿を見て、
 かおむは自分でも祈りだした。
(続く)      


 


セリフサービス「注文の多い料理店?とアホとバカにはスマフォは無用?」

2012-02-24 22:00:50 | 小説

セリフサービス「注文の多い料理店?とアホとバカにはスマフォは無用?」


 龍之介はスマフォはもちろん携帯電話も持っていなかったので、
高校の入学祝いで貰った某腕時計をじっと見て、時間を計っていた。
 直哉の方は誕生日プレゼントに買ってもらったばかりのスマフォをいじっていたが、 
 ガラケーに慣れていたのと、
 自分で言うほど頭は良くなかったので、
 自分より先にスマフォを持ち始めて自慢していた同級生の木太郎のようには、
うまく操作はできないでいた。
 そして、
 ようやく検索するところまで辿り着いたが、
 今度は検索する文字の入力がガラケー
とは勝手が違っていたので、
 うまく入力出来ず、
 苦労していたのだった。
 「あと2分だぞ!
 たしか、
 生意気な木太郎が、
 アホとバカにはスマフォの操作は無理だ
とか言って、
 偉そうに見せびらかして威張っていたが、
本当なんだなあ」
と、
 龍之介がいつもの仕返しのように、
直哉をからかうように言った。
 「バカとはなんだよ!
 俺はこれでも頭がいいんだぞ。
 アホの龍之介だけにはバカだ
とは言われたくないね。
 手間取ってるのは、まだ、買ってもらたばかりなんだよ。
 今の話しの間はロスタイムだからな。
 後2分だぞ」
 直哉は悔しそうな表情で龍之介に言い返したが、
 龍之介は直哉の様子から後2分でも、
見つかりそうにないので、
 「直哉はバカだから、
 あと3分やるぞ」
と言って、
 直哉をバカにしてイライラも少し治まったのか、
にたりと笑ったのだった。
 「いいよ! 2分。
 俺はバカじゃないからな」
 直哉は意地を張って、そう言い返したものの、
なかなかうまく文字が打てないでいたのだった。
(続く)


レイジーブラザース「脅迫状とみはる消失の動機」

2012-02-24 11:00:39 | 小説

レイジーブラザース「脅迫状とみはる消失の動機」


 「遅すぎるだす!」
 「何かあったのかなあ?」
 「殺されたなんてことないだすよなあ?」
 「な訳ないだろう?
 あのもとネエに限って」
 「でも、わからないだすよ。
 あのおじさんたちは何か怪しいだすからな」
 「あほ!」 
 ウメナがあおむの方を睨みつけた。
 「あれ? あれ何かしら?」
 そういうやりとりの中で、
サヤが応接室で何かを見つけたようだった。
 

 「たしかに、コワコワ先生に動機らしい、
動機はないからのう?
 まずは動機から考え直すかのう?」
 ジュウロウたちは
 動画のトリックだけでは、
 結局犯人の見当がつかなかったので、
 まず、
 今回ジュウロウたちがこの屋敷に来ることになった例の脅迫状や
みはるをどこかに消失または隠匿した動機の観点から、
 今回の事件を整理することにしたのだった。
(続く)


かえってきたモップおとこ「ど・コンジョウ」

2012-02-24 10:00:17 | 小説

かえってきたモップおとこ「ど・コンジョウ」


 チガう?
 ナンだよ!
 さっきはそういっただろうが!
 はっきりしねえヤツらだなあ?
 えっ?
 コウキシン?
 だから、
 それが、
 ヤジウマコンジョウだ
っていうんだよ!
 ヘリクツばかりこねやがって!
 はあ?
 なにー?
 ど・コンジョウ?
 えっ?
 ど・コンジョウもある?
 イミフメイなヤツらだな?
 えっ?
 コウキシン。
と、
 ど・コンジョウ?
 だから、
 ここにナらんでまっている?
 ナニ、
 ワケのわからねえこと、
 ほざいてんだよ!
 えっ?
 ここにナらぼうとおもうのが、
 コウキシンで、
 ここでずっとまっているのには、
 ど・コンジョウがいる?
 また、
 ヘリクツばかりコネやがるな!
 どうして、ただまつだけのに、
 ど・コンジョウがいるんだよ!
 いいか!
 ど・コンジョウだぞ!
 そのウシロ!
 へらへらワラいやがって!
 どこが、
 
 ど・コンジョウだ!
 
 それは、
 ただの、
 ヤジウマコンジョウだろ!
 ちがうか!
 えっ?
 ゼンゼンちがう?
 おい、ウシロ!
 ゼンインでうなずくな!
 うーん?
 どうしてこうなるんだよ?
 えっ!
 オレがフツウじゃないから?
 そうだよ!
 それは、そのとおりだ!
 オレはモップおとこだからな!
 フツウじゃなくて、
 あたりまえだ!
 フツウのおとこが、
 こうして、こんなとこで、
 モップもって、
 つったているか?
 かんがえてもみろよ!
 なっ?
 そういうこと!
 フツウじゃなくて、
 けっこうケだらけ、
 ネコ、ハイだらけだ! 
 へーへーのカッパッパーだ!
 
 あー?
 なにー!
 ここに、
 ナらんでいるのもフツウじゃない?
 どういうことだ?
 えっ?


元祖「見てください?」56

2012-02-24 09:00:10 | 小説

元祖「見てください?」56


  *また、また、
 朝から下品過ぎてすいません...
 トイレ女を強制終了させて、
 そっちの時間帯にUPするか、
 こっちを強制終了するか、
 あっさり終わらせるかまだ検討中です。
 ですから、スルーおすすめ!


 
 で、まさか、
 実践して、
 ミスターとぐろ巻き、
 あるいは、
 ミス・トグラー、
 はたまた、
 とぐろババアになることに、
 成功したアホな方はいないですよね。
 もちろん、成功して喜んで撮影した、
 画像をどこかにUPしたら、いけません!
 
 

 スタート!

 

 「うふふ...」
 まさか...
 「実験成功よ!
 みんなー!
 見て見て!」
 これは...



*強制終了の悪寒...
 


サクラナ外伝フォー「サクラナのカット」

2012-02-24 07:00:46 | 小説

サクラナ外伝フォー「サクラナのカット」


 サクラナはどうにか杖だけで歩けるように回復した。
 しかし、たまに転ぶので外出時は車椅子
を使った方がいいと、
 あおむがサクラナを心配して言ったが、
 サクラナはそれを拒んだ。 
 それどころか、
 早く元の仕事をしたいと言いだしたのだった。
 だが、
 日常生活に支障はないとはいえ、
 まだ繊細に腕や指を動かすだけの回復はしていなかったので、
美容師に戻るのはまだ無理な状況だった。
 それでも、
 美容師に戻ると強く主張したので、
 あおむは、
 サクラナに自分の髪を切らせて、かっこよくカットできたら、
仕事を見つけるのを手伝うと言って
サクラナを説得したのだった。
 
 
 「あほ、あほ!」
 サクラナがカットしたあおむの髪型を見て、
 ウメナが大笑いしながらそれだけ言ったこともあり、
 また、
 自分でもあおむの髪をカットしていてわかったのか、
 さすがのサクラナもまだ自分の腕が完全ではないこと
を自覚して諦めたのだった。
 あおむからすると、
 ウメナは、
 「あほ」
の意味が実はわかっているのではないかと思うほど、
 あおむのカットの出来はひどかった。
 実際、
 あおむはバイトしているコンビニでも
自分で切ったのですかなどと直接言われたり、
こそっと笑われたりしたのだった。
 サクラナは最初のうちはかなり落ち込んでいたが、
 サクラナが美容師に戻りたい
と言った本当の理由は経済的理由だったので、
 「このまま、あおむくんに家計のことまで頼るのも悪いから、
今は諦めたけど、近いうちには美容師に戻るから」
と、
 サクラナは初めてお金のことを口にしたのだった。
 このとき、
 あおむはウメナに多額の貯金があり、
家賃などはウメナの貯金から支出しており、
当面、経済的な心配はない
と正直に言おうかどうか迷っていたのだった。
(続く)


褒め殺しでモテモテ?レイジー編「この言葉で決めろ!キモ男、ダメ女、必見?」

2012-02-24 01:59:20 | 小説

褒め殺しでモテモテ?レイジー編「この言葉で決めろ!キモ男、ダメ女、必見?」


そなこた「恋愛テクニック!
ずばり褒め上手。
上のランキングが男子から女子に。
下が女子から男子に!
さあ、
早速、やって味噌!
がはは!
ほな、さいなら」

貼り付け大失敗すんま損。

 

それ以上に... がはは!

100
お母さんっぽい
           褒めるだけでモテる!? いまどきの恋愛テクニック
33.6
胸が大きい
31.0
背が高い
100
お父さんっぽい
           褒めるだけでモテる!? いまどきの恋愛テクニック
45.5
真面目
43.2
かわいい
 

彼女の○○レイジー編「妥協女が幸せなのか?妥協した男が幸せなのか?後悔先に立たず」

2012-02-24 01:48:54 | 小説

彼女の○○レイジー編「妥協女が幸せなのか?妥協した男が幸せなのか?後悔先に立たず」


そなこた「今日は問題を先に。
結婚する際に妥協できる彼女の○○。
で、
答えは以下。
ここまで妥協していいのだろうか?
は別に。
今日の問題は、
タイトルのとおり!
妥協されて結婚した女と、
妥協して結婚した男、
どちらが幸福なのでしょうか?
女の場合はまた妥協ポイントが、
違うんだろうな?
ほな!」

 

集計期間:2012年2月10日~2012年2月23日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(2月調査)

 

1900票
学歴
1593票
年収
977票
ルックス
686票
年齢
485票
趣味
229票
性格
136票
金銭感覚の違い

本編リメイク「木太郎の決断」

2012-02-24 01:33:01 | 小説

本編リメイク「木太郎の決断」


 木太郎は一度は放り投げた、
いまだに鳴り続ける携帯電話を持ったまま、
電話に出ようか否か迷っていたが、
 エイタとは違い、
 電話をかけてきた相手が
ほぼ黒幕のミカエルに違いない
と確信できたので、
 何故そんな手の込んだいたずら
をしたのかはわからないままではあったが、
 電話に出ることを決断した。
 そして、
 木太郎は電話に出るなり、
 相手が黒幕のミカエルと決めつけ、
 「何故、二人をやった!
 エイタはどうしたんだ!」
と、
 木太郎にしては勇気をふりしぼって、
 電話に向かって怒鳴ったのだった。
 すると...
(続く)

 


第3弾リメイク「怯えと決断と疑い」

2012-02-24 01:19:00 | 小説

第3弾リメイク「怯えと決断と疑い」


 ネネとサヤは、
 ひさめに言われたことで、
その意見に反論できるような思考をするどころか、
ただ怯えてしまい、言葉が出なかったのだった。
 ひさめは二人が表情には出さなかったものの、
明かに自分の一言で怯えているのがわかったので、
 自分が二人に話したように覚悟を決めると、
怯えている二人をさっと押すように内開きの扉側に移動させた後、
 扉が開いた場所の前で、
 スコップを構えてから、
 「さあ、入って来なさいよ!
 ここにいるのは私とネネだけだから」と大声をあげたのだった。


 「聞いただすか?」
 「ああ、ひさめちゃんにそっくりな声だな。でも、変だ」
 「賢明もそう思っただすか?
 今、私とネネだけだと確かに言っただすよな。
 何故、そんなことを言うんだすかな?
 うーん?」
 「おかしいよな」
 たまおと賢明は共にひさめの言葉に疑い
を抱いたことを囁き合った後、
 たまおがまず先に、
 「これは罠かもしれないだすな」
と賢明の耳元で囁くと、
 「俺もそう感じた。
 ひさめちゃんとネネちゃんの二人だけだ
ということを強調しただけでなく、
 
 入って来なさいよ。

というのが怪しすぎる。
 おそらく、
 二人が敵につかまって、
脅されて言わされているんじゃないか?」
 「そうだすな。
 この扉の構造だと僕らの方が不利だすからな。
 だすが、
 二人を助けないといけないだすしな」
 「そうだよな。
 うーん...」
 たまおと賢明はそう囁き合うと、
何か妙案がないかと二人揃って考え込んでしまったのだった。
(続く)




新作ディープ(?改)「視線の先」

2012-02-24 00:59:28 | 小説

新作ディープ(?改)「視線の先」


  以下のグーさん以外に数十日前分くらいは保管済みです(字数の関係などで何作分かまとめてますので、タイトルは本ブログとはズレています)。

 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」


 「オチタ、この画像のもとこ先生の顔をまず見てみろよ」
 ホウセイは、誰かの背中が写った画像の中で、
背後にもとこが写っている画像のその顔の部分を指さした。
 「そうか!
 これを撮影したのはもとめ先生なんだな。
もとこ先生が背後にいるってことは」
 「撮影者はそうかもしれないが、
そんなのはどうでもいいんだよ。
 俺が気づいたのは、もとこ先生の表情なんだ。
 ほら!」
 「うん?」
 「わかんないのかよ」
 ホウセイが指さしたもとこの顔を見ても、
ただ首を傾げたままのオチタに対し
焦れったそうにホウセイが言う。
 「何かに驚いたような表情じゃないか?
 ファンじゃないからわからないのか」
 「あー、そう言われて見れば、そう見えなくもないなあ」
 「見えなくもないな、じゃなく、
 そうなんだよ。
 いいか!
 おそらく、
 もとこ先生がアユメがあることをしていることに気づいて、
驚いたような表情をしているんだよ。
 で、
 アユメも、
 そのときもとこ先生の視線を感じ、
 その表情から自分のしていることを知られた
と悟ったのさ」
 ホウセイが自身ありげに話すと、
 「うーん...
 あくまで、推測だろ。
 いや、推測以下のなんというのかな。
 こじつけじゃないのか?
 これじゃあ、
 もとこ先生の視線の先に何があるのか、
誰がいるのかもわからないから、
 何の証拠にもならないじゃないか」
と、
 オチタはホウセイとは逆にその画像に
何らアユメを自白に追い込むだけの材料がないような言い方
をしたのだった。
(続く)


第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章3

2012-02-24 00:40:56 | 小説

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章3

 
 「それはそうですけど、不可能です」
 ペーがはっきりと言う。
 「サギー、そうよ。
 あんたのその言い方じゃ、出来そうだけど、
また、いい加減なこと言ってるんでしょ。
 妖精のペーや胸女ハルカに出来ないことが、
 人間にできるわけないじゃないの」
と、
 肺女ハイジは、サギーのでまかせだと思って言うと、
 「いや、可能性はあるんだよ。
 今、何故か、俺の頭の中は凄くクリアなんだ。 
 過去や未来に行った場所も思いだせるんだよ。
 でだ。
 実はな。
 そこのペーに似ているが、
 もっと不細工な妖精に出会ったことを思い出したんだよ。
 で、その名がな。
 ポーだったんだよ!
 ペーの後継者だから、
 ポーって感じがしないか?」
と、
 サギーは言いだした。
 「本当ですか?
 パー柿でも、プーでもなく、
 ポーなんですか?」
 「ああ、俺はたまに嘘はつくが、
 今回は本当だ。
 訳あって、
 あまり長くは一緒にいなかったんで、
 水晶までは見てないんだがな」
と、
 詐欺がそこまで話すと、
 「さすが、親分!
 じゃあ、
 サギー様が移動しまくって、
 そのポーに遭ったところで、
待っていればいいわけですよね。
 そうすれば、胸女さんには見えるはずですから」
と、
 ねずみ虫が言ったのだった。
(続く)


カミサン伝説20真?ハッピー編「美女と野獣」

2012-02-24 00:25:21 | 小説

カミサン伝説20真?ハッピー編「美女と野獣」


 「そうそう、僕んちねえ」
 「ああ、あんなカップルって...」
 タロウが何か言いかけたとこで、
 木太郎が、
 口を開けたまま驚いたように、、
 野獣のような不細工な大男が
可愛い美女を連れて歩いているところを見て、
 そっちの方向を指さした。
 「カップルじゃなくて、
 兄妹なんじゃないのか。
 不細工な兄に凄く可愛い妹。
 結構いるんだよ。
 多分、そうだ」
 男がそう言う。
 「僕もそう思うな」
 タロウも同じことを言う。
 「でも、似てないぞ」
 「だから、さっきも話したとおり、
 結構、
 ブ男には、
 可愛い妹がいるんだよ。
 世の中不思議なもんだぜ」
 「そうそう」
 男の言葉にタロウも調子よく頷く。
 「じゃあ、
 ちょっと確かめて来ようかな」
 木太郎は余程気になるのか、
そんなことを言ってから、
大男と女の方に歩いていったのだった。
 すると、
 タロウも、
 兄妹だとは言ったものの、
 やはり気になるのか、
 「僕も行こう」
と言って、
 木太郎の後をついて行った。
(続く)