レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

カミサン伝説19三部作改「身代わりの像編11」

2012-02-22 22:47:55 | 小説

カミサン伝説19三部作改「身代わりの像編11」


 その頃、
 ヨクオはあおむともとえの家で、
 いろんなところを探しまくっていた。

 ヨクオが、
 あおむともとえの家のタンスの引き出しにあった通帳には
ほとんど金が残っていなかったからだ。
 しかし、
 もとえのことだから、
 この家のどこかに多額の現金を隠している
と違いないと思い、
 畳の下などを探していたのだった。
 そこへ、
 家のブザー音が鳴った。
 ヨクオは怪しいと思った。
 家の前に売り出しの広告が出ているのに、
 わざわざ家のブザーを押すのは、
 家を見に来ている誰かがいないか確認するために来た泥棒か
何かに違いない
と思ったからだった。
 しかし、
 ヨクオの予想ははずれた。
 やってきたのは4人の警察官だったのだ。
(続く)

 



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