新第3弾ゾンビ改「キモ男三人衆のカミサン伝説2」
たまおは話しを続けた。
「ニタロウは考えただす。
彼がその少女をいくら好きだとしてもだすな、
これ以上みんなのいる前で彼女を庇うことは危険だ
と思っただすからな。
そこで、
ニタロウは彼女にいじめたフリをするだけだから
と書いた手紙を郵送した後、
逆に、
彼女をいじめているフリをすることにしたのだす。
だば、
その町の郵便配達員がニタロウが
彼女に手紙を送ったことを
そっと友人に話してしまったため、
その話しがニタロウが彼女にラブレターを送った
という話しに変わって、
あっと言う間に町中には広がってしまっただす。
それで、
ますます彼女へのいじめはひどくなってしまったのだすよ。
ニタロウが何度否定しても、
過去にニタロウが彼女を庇ったことや彼女が美少女であったことから
誰も信用しなかっただす。
そのときのことだす。
町の神社の境内でうつむいているニタロウに対し、
白い髭を生やした老人が声をかけたのだす。
「おぬしがあのおせっかいなニタロウじゃな。」
「何で僕の名を?」
「この町は狭いからのう。
ニタロウのラブレターの話しを知らない人間は
この町にはいないからのう」
「じゃあ、
彼女がいじめられていることもですか?」
「ああ、
でも、やり方が陰湿だからどうしようもないのう、
下手に大人が口を出すと余計ひどくなるかもしれないしのう」
「ああ、いやだ、この町は」
ニタロウはまた頭を抱えただすよ。
「この状況を本気で変える気があるのかな?」
老人はニタロウの目をじーっと見つめながら訊いただす。
「そんな方法があるんですか?」
「一つだけなあ」
「教えてください」
「うーん、しかし、失敗すると大変なことになるんじゃぞ。
それでもやってみるか」
「はい、もうこれ以上、我慢できませんから」
「そうか」
老人はそう言うと」
そこまで話すと、
たまおは一呼吸入れた。
(続く)
本編リメイク「車内のミカエル?と?」
あおむがいつきの脇を通って、
どうにか這って落とし穴の間に来ると、
「あおむ、危機一髪だったな」
と、
木太郎が嬉しそうにあおむの頭を撫でた。
「木太郎さんが焦らせるから、
危ないところだっただすよ」
「そうだぞ。
木太郎」
あおむの言葉にエイタがそう言うと、
「結果、オーライ。
それより、
本番はこれからだよ。
このまま這って、
両脇の落とし穴の後ろに下がろう。
エイタもあおむもすぐ動け。
いつきもだ」
木太郎はそんなことを言って、
立ち上がると、
エイタを押すようにして、
両脇の落とし穴には慣れたのか、
スムーズに後退した。
エイタも後退し、
あおむは這いつくばりながらも、
やはり、
同じような位置まで後退した。
急停車した車がしばらく動かず、
あおむたちが二つある落とし穴の後ろに避難したのを確認すると、
いつきも、
同じように、
車に背を向けて、
落とし穴の間を走って、
木太郎たちのいるところまで、
戻って来ようとしたとき、
車の方から、
いつき目がけて何かが投げつけられたのだった。
(続く)
「トイレ女ショート2」「妖怪トイレ女とやり残した経験者?」
*インチキ!?
下品! 想像厳禁!
すぐショート。
また、
強制終了の大チャンス?
続き!
経験者は、激痛と快楽の間を彷徨いながらも、
その美女の方を見て、
「や、やることですか...」
とどうにか声を出したのだが、
その美女は、
「あなた、そのままでいいと思ってるの?」
とだけしか答えなかったので、
その男は
激痛と快楽の間を彷徨う、うちに朦朧としてきた頭で
必死に考えた末、
あることに気づき...
で、ショート!
このインチキ野郎?
うーん...
まあ、インチキ認定は次回に!
バーイ!
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元祖「見せてください」リメイク114
「兄貴、ここもやばいんじゃないですか?」
子分のような男が考え込んでいる、
その男に言うと、
「てめえ、どういうことだ!」
と、
その男が子分のような男を怒鳴りつけた。
「まだ、警察に通報したかどうかはわりやせんが、
もし、あの女が通報して嘘をついたら、
ここがバレるんじゃないかと...
それに、
そこの女もそんな格好で...」
「てめえがドジ踏むからだろう。
...
わかった。
おまえだけ、この女とここに残れ!
俺はひとまず隠れる。
また、電話するからな」
と、
その男は怒鳴るように一方的に言うと、
子分のような男と、
何故かスーツケースを開けるのに苦労しているネネ
をその部屋に残したまま、
その部屋を出ていってしまったのだった。
(続く)
カミサン伝説19三部作改「身代わりの像編12」
「ミカワヨクオさんだね、
署までご同行願います」
数名の警察官がヨクオを取り囲んだ。
「何だよ。今は俺は堅気だぞ」
「とにかく、ご同行を」
「逮捕状でもあるのかよ」
「じゃあ、逮捕しようか」
警察官の一人が笑って見せる。
そのとたん、
ヨクオが逃げようとしたが、すぐに捕まった。
「何の容疑だ」
「私文書偽造など、容疑はたくさんあるぞ」
「ふーん、証拠はあるのか?」
と、
ヨクオがそう言ったとき、
かおむが現れたので、
ヨクオはあおむと勘違いしたのか、
「チェッ、意識が戻ったわけか。
ついてねえな。
まあ、どうせまたすぐ戻れる」
と捨てぜりふを吐くと、
「さあ乗れ」
という警察官の言葉に素直に従い、
パトカーに乗せられて、
警察署まで連行されることになったのだった。
「頼むぞ、刑事さん」
かおむはそれだけ祈るようにつぶやいたのだった。
(続く)
セリフサービス「注文の多い料理店?と商店街?とスマフォ初心者」
「なに、もたもたしてるんだよ!」
「だから、まだ、買って貰ったばかりなんだよ。
焦らせるな」
「この場所より、
なんとか料理店の方が大事だろ」
「バカ!
注文の多い料理店だよ!」
「どっちがバカだ!
俺はこの封筒を早く開けてえんだよ」
龍之介は慣れない手つきでスマフォ
を操作する直哉にイライラし始めて、文句をつけ始めた。
「だから、待てよ。
おかしいなあ?」
「歩いて本屋探そうぜ」
「本屋よりネットで拾った方が早い!」
「だったら、拾えよ」
「だから、待て!
うーん...」
「拾ってないじゃないか」
「意味が違うんだよ!
電波が入ってるんだから、
拾えるんだよ」
「わからねえなあ!
じゃあ、5分!
ダメなら歩いて本屋を探す」
「5分?
うーん...
わかった。 それまで黙ってろよ」
「おー!
俺も男だ!」
とりあえず、
こうして、直哉と龍之介はいったん手打ち?した。
レイジーブラザース「犯人は?」
「あのー、
ジュウロウ先生は、
父が仕組んだっておっしゃるんですかあ?
でも、何故、父が?
動機が不明ですが?」
「ジュウロウ先生、
お言葉ですが、
なんとなく私も違うと思いますよ」
もとこの言葉にカイミヤマも頷きながら、
同様な意見を言う。
「ほおー、なんとなくのう?
わしは状況から
直感でそう思っただけなんじゃがな?
だとすると、
誰がこんな手の込んだことを?
そう言うからには、
カイミヤマ先生には犯人の目星がついてるんじゃろう?」
「いやー、それがまったく...」
「えー。
カイミヤマ先生、
しっかりしてくださいよー」
マスターはがっくりと肩を落とした後、
呆れた表情でカイミヤマを見つめたのだった。
(続く)
かえってきたモップおとこ「ヤジウマコンジョウ」
コウキシンだと?
そういえば、
なんとなくセイトウカできるようだが、
ケッキョク、
ただのヤジウマコンジョウだな!
うん!
そうか!
これにはきづかなかったぜ。
ヤジウマコンジョウを、
セイするものこそ、
イチリュウのモップおとこだったのか!
そうだ!
ヤジウマコンジョウがあるから、
オレのマエにナラぶってワケだ!
ひとつベンキョウになったぜ!
えっ?
イチリュウ?
ニセモノじゃなくて、
ニリュウのモップおとこもいるのか?
いや、
イマのはききながしてくれ!
ただのおれのヒトリゴト!
えっ?
ごまかすな?
そんなことはどうでもいい!
ハヤく、
ホンショクをオシえろ!
まあ、アセるなって!
どうせヒマなんだろう!
チガうか?
だって、
ただのヤジウマコンジョウで、
ここにナらんでいるだけなんだろう!
元祖「見てください?」55
*朝から下品過ぎてすいません...
いまだ、
UP時間帯変更及び強制終了検討中です。
スルーおすすめ!
「どうです!
この芸術的なとぐろは!
滅多にこうはいきません」
すげえー!
今まで失敗続きだったのが、
この非常事態に見事なとぐろに仕上がった。
カッペのど根性だっぺ!
これはいいまじないだな。
「くせえぞー!
流せ!
ケツを拭け!」
やったー!
ヤンキー女の顔が...
まさか、
本当にやるとは思ったなかったなあ。
こうなったら、
この女が出ていくまで、
流すレバーの前で、
フルチンで仁王立ちだ!
「てめえーーー!
うっ...」
へへへ...
自分のは慣れてるから臭くても、
平気のへーだ!
「くー...」
よし、手で。
「てめえー、
ケツ拭いた手でレバーを触る奴がいるか!」
あはー! うはー!
これでこの女触れない!
「後で掃除しまーす」
うん...
あれっ?
俺の人格って...
サクラナ外伝フォー「サクラナの退院と気になるあおむ」
「あほ、カレー」
「ウメナは相変わらず、
この調子だすよ。
だすが、いやなんでもないだす...」
あおむはお金のことを話そうと思ったが、
まだ話す時期ではないと考え直し、
今は黙っていることにした。
サクラナはあおむの様子が変なので、
何か訊こうとしたが、言葉がうまく出ないようだった。
それから、
サクラナの本格的なリハビリが始まった。
あおむたちの予想以上にサクラナの回復は早かった。
まず、
手がほとんど自由に動くようになった。
次に言葉もほぼ通常に戻った。
そこまで回復したので、
後は自宅でリハビリを行うことになり、
サクラナは無事退院した。
サクラナの退院後のリハビリは主に朝の散歩時に行った。
「サクラナさん、
ゆっくり歩けばいいだすよ。
無理は禁物だす」
あおむがそばでサクラナの歩行などをを見守った。
「ママ、無理しないだすよ」
ウメナも何故かそのときだけはそう言った。
「大丈夫よ。
もう少しすれば普通の早さで歩けるようになるからね」
サクラナは退院後も順調に回復していったのだった。
そして、
あおむはサクラナが退院してからも、 結局、
そのままサクラナのマンションで暮らすことになった。
そして、
3人の不思議な共同生活が始まった。
一緒に暮らしているうちに、
あおむは、
サクラの顔にずいぶん皺があることに気づいたのだった。
倒れたせいだろうかとも思ったが、
実は、
あおむは彼女の歳や誕生日さえ知らなかったのである。
そして、
ウメナの時は保険証を見たのに、
サクラナの保険証を見たことがないことも思い出したのだ。
入院費等を支払っていたというのに。
保険証はサクラナが倒れてから、
ずっと病院が預かっていたのだろうか。
退院の手続きは、
サクラナが自分でやったので自分は確認していない。
あおむは、
サクラナがまだ30歳くらいの歳であると思い込んでいたが、
改めて見ると、もっと歳がいっているようにも見えた。
あおむは干支でも聞いてみたくなったが、
それもできなかった。
しかし、
あおむはサクラナの歳が気になってしょうがなかった。
何故、
今頃、
サクラナの歳が気になりだしたのかもあおむには不思議でならなかったのだ。
(続く)
本編リメイク「エイタの決断」
仮に、
真のミカエルが木太郎といつきを倒し、
他の電話では出ないエイタを騙すために、
ミカエルが倒した木太郎の携帯電話を使って
電話をかけてきた可能性があるにしても、
一分でも、
その電話が木太郎からの電話である可能性があるなら、
電話に出るという決断をとるのが、
通常ならエイタが取るべき選択であるのだが、
エイタの頭には、
例の、
「死人は生き返らないんだよ。
さあ、もう諦めて、そこら中彷徨え!
いずれ、警察を呼んでやるからさ。
殺人鬼がいますとな。
フォフォフォ!」
という言葉が頭から離れずに残っていたので、
もし、仮にその電話が木太郎からのものでなかったとしたら、
自分は絶望の上、
辺りを彷徨うどころか
自殺したい衝動にかられるかもしれない
と怖れたので、
エイタはそのまま携帯の電源を切ったのだった。
(続く)
第3弾リメイク「慎重と勝算と覚悟」
「でも、まだ、早過ぎない?」
「そうよ。敵が入って来ないのは向こうも勝算がある
と思ってないからでしょう。
こちらが5人いるかもしれないからね。
たしかに、
このまま、時間が経てば餓死してしまうけど、
まだ、ここに閉じこめられるようになって、間がないから、
焦らないでもう少し様子を見てからでも
遅くないんじゃないかな。
ここはやっぱり慎重にいきましょう」
サヤに続いて、
ネネも消極的な意見をひさめに囁いた。
しかし、
「私は違うと思う。
扉の向こうに敵がいるから勝算というか、
助かる可能性があるのよ。
もし、
敵が今この扉の向こうから去ったとして、
再度、戻ってくると断言できる?
私たちはそこの扉を開けることはできないのよ。
もし、敵が戻って来なければ餓死は決まりよ。
勝負するなら、
私は今しかないと思う。
餓死するくらいなら、殺された方がいい。
私はもう覚悟してるから」
ひさめは同じ意見を今度は理由をつけて、二人に囁いた。
ひさめの、
敵が戻って来なければ餓死しかないということを聞いて、
ネネもサヤもその可能性も高いことに気づき、
黙り込んでしまったのだった。
(続く)
新作ディープ(?改)「スマフォとその証拠内容と画像の確認作業」
以下のグーさん以外に数十日前分くらいは保管済みです(字数の関係などで何作分かまとめてますので、タイトルは本ブログとはズレています)。
「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」
「まだ、わからないのかよ。
ホウセイにしては珍しいな。
楽しみは後にして、
先にさっきの作業を続けよう。
他の証拠も探しておかないと
くそたに文句言われるぞ」
「楽しみ?
なんか、もったいぶってるな。
まあ、いい。 探すか」
と、
ホウセイは、
自分の質問に、
オチタにそう答えられたので、
意外にも素直に画像の確認作業を再開した。
が、二人は最初のうちはアユメだけを探していたので、
オチタが気づいたような画像を見つけることはできなかったが、
ホウセイが、
ふと、もとこが写っている画像を見て
あることに気づいたのだった。
(続く)
第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章2
「おい、何で、
アニーとウトーとカマキリ鳥の奴だけ水晶に写らないんだよ!
パーだか、なんとか女だか、しらねえが、
未来も過去も思いうかべたところを写す
という水晶を持っているのに、どうしてなんだよ!」
ペーたちと合流したばかりのサギーがペーの話しを聞いて、
しばらく考えた後、まるで怒っているかのような口調で、
ペーと胸女ハルカに詰め寄った。
「私、パーではなく、ペーで、こちらは胸女ハルカ様。
それはともかく、先程もお話ししたとおり、
ここまで集めることに成功はしたんですが、
どう思い浮かべても、
アニー様たちだけは水晶に写らないんですよ。
ですから、こうして皆様のお知恵を...」
ペーがそこまで話すと、
今度はパティが、
「そこの水晶、どこか壊れているんじゃないの?」
と、
単純な意見を言った。
「パティ、
あんた、相変わらず頭が悪いわねえ。
その二つの水晶が壊れていたら、
あたしらと合流できないでしょ。
もっと、深い謎があるのよ」
と、
肺女ハイジがパティの方を見ながら言う。
「そうかな?
私もパティちゃんと同じふうに考えたんだけど。
どこか一部だけ壊れているって考えるの頭悪いのかな」
チェリーがパティの味方をすると、
「俺もなあ。
それに近い考えだな。
うん。
水晶が壊れているというより、
あんたらの見た目がへぼいから、
力不足で
そこの水晶の力を引き出せていないんじゃないのか。
だって、
その水晶を使えるのは、
あんたらだけなんだよな。
だとしたら、
その可能性もあるぞ」
と、
ラーメンがパティとチェリーを援護するようなことを言う。
すると、
サギーが、
「他にそこの水晶を使える妖精はいないのか?」
ペーと胸女ハルカの方を見る。
「あたしはその水晶で未来を見られるの。
で、ペーは逆に過去を見られるの。
このことは、
ぺーが話したとおりで、
本当は思い浮かべたものは、
すべて見られるはずなのよ。
だけど、ダメだったから、
実はあたしもペーもその可能性は考えたのよ。
ペーは話さなかったけどね。
で、
あたしたちより、
凄い力を持った妖精がいるとしたら、
あたしの先祖か、
ペーの子孫というか後継の妖精なんだけど、
わかるでしょ。
どちらもその姿を知らないから、
思い浮かべることもできないわけ。
でも、どうにかここまでみんなを集めることはできたのよ」
と、
胸女ハルカが弁解するように言ったとき、
サギーが、
「そうすると、
あんたらの祖先か後継者を見つけられればいいんだな」
と、
まるで、その方法がわかるかのような言い方をしたのだった。
(続く)