レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第3弾リメイク「ひさめと永久の大目玉編8」

2009-10-17 23:51:43 | 小説
第3弾リメイク「ひさめと永久の大目玉編8」

 「いいですか?
 大目玉編が前提ですが、
目の見えない人が邪悪だからこそ、
 カミサンのバチがあたらないんですよねえ?
 でも、目の見える人が邪悪なら、
その人にはバチはあたりますし、
 目の見えない人は利用されただけだから、
 バチはそもそも当たらないはずです。
 ですから、
 目が見えない人間には
カミサンの罰があたらないということが真実かどうか、
確認したいと思っていた人物がいたとして、
 それは無駄なことになるはずです。
 だから、
 私にはよくわからないんです。
 何故、大目玉編とカタロウ編が関係あるのか?」
 サヤがもっともらしいことを言う。
 「サヤちゃんの話しは一見もっともだすが、
 サヤちゃんの話しと逆で、
 目の見える人間が邪悪ではなく、
 目の見えない人間が邪悪なら問題はないだすがなあ?」
 たまおが反論のようなことを言うと、
 「でもさあ、
 目の見えない人間は
大目玉編を知っていたんだろう。
 だから、それを教えた人間が黒幕だろう」
 ふうたがたまおの意見に異論を唱える。
 「違うだすよ。
 大目玉編を目の見えない人物に教えた人物は、
 ひさめちゃんが話した、
 目が見えない人間には
カミサンの罰があたらないということが真実かどうか、
確認したいと思っていた人物とは違うんだすよ」
 「うーん、そうかなあ?
 それに、いいか?
 目の見える人間が死体から眼球をくり抜いておいて、
 邪悪じゃないというのも変な話しだぞ」
 「だすから、
 邪悪で、目が見えない人物、
 目が見えない人間には
カミサンの罰があたらないということが真実かどうか、
確認したいと思っていた人物、
 邪悪ではなく、
 ただ、目の見えない人物に大目玉編を話し、
眼球をくり抜いただけの人物
の3人がいたんだすよ」
 たまおはふうたの意見に反論するが、
キミカさえも首を傾げていた。
(続く)

改作真END?2-127?「もとめの部屋で7」

2009-10-17 23:43:41 | 小説
改作真END?2-127?「もとめの部屋で7」

 「だから、
 それはもとめ先生のひっかけよ。
 だって、
 もとめ先生とヒトメは
おちたくんのやったことが芝居だって
わかるはずないんだから」
 木太郎が考え始めたとたん、
アユメが自分の考えを言う。
 「あー、そういうことかあ」
 木太郎がそう呟くように言うと、
 「本当は
二人ともわかるはずなかったんですよねえ。
 あのとき、よく考えれば、でも...」
 チウメはまた口ごもる。
 「その後、何かが起きたのねえ」
 アユメが訊くと、
チウメは黙って頷いた。
(続く)

本編リメイク「あおむの推理33」

2009-10-17 23:37:26 | 小説
本編リメイク「あおむの推理33」

 チウメは
キタジマの最後に太郎に会ったのはいつか
という質問に答えず、黙っていた。
 「ふーん。
 やっぱり、そういうことじゃったのかあ。
 じゃあ、アユメ、
 おぬしはどうだ?」
 「あたしは太郎なんて人知りません」
 アユメはきっぱりと言い張った。
 「おー、
 アユメはそういうことじゃが、
 チウメは答えんでいいのかのう?」
 キタジマはチウメの目を見ようとするが、
 チウメは俯いたまま、黙り込んでいた。
 「どういうことだすかあ?」
 あおむがまた訊く。
 「鈍いのう。おぬしも」
 キタジマは苦笑いした。
(続く)

第14弾レイジーブラザース「喜劇と悲劇のバー!コワコワ!ブルーカクテル3」

2009-10-17 23:30:17 | 小説
第14弾レイジーブラザース「喜劇と悲劇のバー!コワコワ!ブルーカクテル3」

 「わかった!飲もう!」
 ジュウロウはもとこの怪しい目に負けて、
 一気にブルーカクテルを飲み干した。
 「おー、この気分!」
 「ねえ、ジュウロウ先生!
 嘘ついてないでしょう」
 「これはまいったのう」
 顔を赤くしてジュウロウはもとこの方を見る。
 「わたしもいただきます」
 マスターも
自分で作ったブルーカクテルを飲み干す。
 「さあー、心も体も青春そのものー」
 「古いのう!」
 「あー」
 マスターはジュウロウにからかわれて、
 頭を掻く。
 「さあ、これからが本番ですよ!
今夜は飲み明かしましょう!」
 「だめよー!ハナワちゃん」
 「もう、そんなの明日でいいじゃろう!」
 「あほ!!」
 「そうですよ!お嬢さん」
 「綺麗ですよ!お嬢さん」
 「あらそーう?
 じゃあ、とりあえず、もうちょっと行くー」
 「ちょっとじゃなくて、ずーっと!」
 「マスターはおおげさじゃのう。
 じゃが、行くぞー。
 はよ、次の」
 ジュウロウは上機嫌になった。
(続く)

モップおとこ「モップサイセイ」

2009-10-17 23:20:00 | 小説
モップおとこ「モップサイセイ」

 ジュンチョウ!
 ジュンチョウ!
 あとチョイ!

 よし!
 プログラムせいこう!
 どうだ、このモップ!
 サワってミろ!
 ヘイキだって!
 そんなカオすんなよ!
 ほら!
 なあ!
 ほら、サワったテ!
 ペロペロ、マズー!
 だが、サイセイ、ダイせいこう!
 どうだ!
 いいから、サワるだけ!
 なっ!
 そっちも!
 なっ!
 どうだ!
 モップサイセイ!ダイせいこう!

セリフサービス「挙手」

2009-10-17 23:13:43 | 小説
セリフサービス「挙手」

 直哉はまた手を挙げた。
 すると、しばらくして、
普通の女の店員が憂鬱そうな顔でやってきた。
 その女は番茶をまた取り替えると、
 「申し訳ありません。
 只今、料理の方と最高責任者を用意していますので、
もうしばらくお待ちください」
 とまた似たようなことだけ言って、
逃げるように、その場を去ろうした。
 しかし、
 直哉は女が去る前に、
また、手を挙げた。
 女は憂鬱そうな顔で、
 「申し訳ありません。
 只今、料理の方と最高責任者を用意していますので、
もうしばらくお待ちください」
 と、
 同じことを言って、また、去ろうとした。
 しかし、
今度は龍之介が手を挙げた。
(続く)

第??弾「サルーラの蒼き仮面」88

2009-10-17 23:10:00 | 小説
第??弾「サルーラの蒼き仮面」88

 ラーメンに怒鳴られまくられたあげく、
 元右大臣は結局自称樽男と同じ格好にさせられていた。
 「いいの?」
 「この国のためだ!
 俺はこれでもいろいろわかるんだ!
 こうして恥をかかせれば、
 もう、2度と王になるとはこの男も言わないし、
 誰もそうは思わないからな!」
 「これで済むのなら王になるなんて、
2度と言いませんから、
 早めに...」
 「ダメだ!
 そんなことを言ってるってことは、
まだ、反省してない証拠だ!
 しばらく、
その格好でいろ!」
 ラーメンは元右大臣を怒鳴りつけた。
 「結構、厳しいんだねえ」
 「そうだ!
 いいか!
 もう2度とか言う奴に限って、
同じことをするんだ!
 チビも覚えておけ!」
 「そうなんだあ?」
 「それにしても、遅いなあ」
 「少々、お待ちください。
 私が見てまいります」
 左大臣が話しの途中で、
そう言うと、一人の家来を連れて、
王とパティが向かったところへ行ってしまった。

 「おー、こんなことしてる場合じゃないのう」
 「僕が先に持っていくよ」
 パティはそう言うと、
焼きリンゴを3つ持って中年女の家を出て行った。
(続く)

サクラナ外伝「あおむとウメナとサクラナ」

2009-10-17 23:07:16 | 小説
サクラナ外伝「あおむとウメナとサクラナ」

 「ありがとうだす。
 これ返すだすよ」
 あおむはタマキと別れてから、
サクラナの店で待っていたウメナにお金を渡した。
 「焼肉?」
 「あきらめてはくれただすが...」
 あおむはウメナに正直に話した。
 「焼肉...」
 「うーん。これで良かったんだすよなあ」
 「あほ」
 「で、この後、店をどうするかだすなあ」
 「あほ!」
 「そうだすなあ。
僕とウメナで細々がんばるだすかあ」
 「あほ!」

 あおむはサクラナのマンションに戻ると、
お金のことは話さず、
タマキがもう店に来なくなると
約束したことをサクラナに話した。
 「珍しいわねえ。
 あのしつこいタマキが?
 でも、なんかあたしに隠してない?」
 「うーん...」
 「何、本当は内緒で
店に来るっていうんじゃないの?」
 「それはないだすよ!」
 「そーう?
 じゃ、何故?」
 「うーん」
 あおむはサクラナに問いつめられて、
俯いた。
(続く)

第?弾BADEND.C-24「もとこもとめ49」

2009-10-17 23:04:20 | 小説
第?弾BADEND.C-24「もとこもとめ49」

 「先生!
 あいつどうなるんですかねえ」
 「うーん、
 とんでもないことしてくれただすから、
勝負は5時間だすな!」
 「5時間!今から?」
 「いや、あの時からだす」
 「で、どうなるんですかねえ」
 「今苦しんでるんだすかあ?」
 「まだ、そこまでは。
 でも、
急にあたしもっとキレイになりたい
とわめきだしたんだ。
 それで、そのー」
 「あー、ダメだす。
 アリハはダメだすよ」
 「そうだよなあ?
 で、この後は?」
 「とにかく、苦しみだしても助けないで、
うまく騙し続けるだすよ。
 僕の話が嘘なら、
 5時間後助けてあげればいいだけだす。
 だすが...」
 「あのー、
さっきの嘘だと言ってもだめですかあ」
 「バカ野郎!
 そう思うんだったら、
とっとと言ってこい!」
 「はい!」
 マヌケな警官は穴の所に戻って行った。
 「先生、
あのバカに乗り移るってことあるんですかねえ」
 「穴に入ったり、触らなければ大丈夫だすが、
 それより、だすなあ」
 あおむは困った顔で、
その警部補に話しだした。
(続く)

カミサン伝説20「ハッピー編」改2

2009-10-17 22:42:10 | 小説
カミサン伝説20「ハッピー編」改2

 「へえー、カミサン?」
 二人の男の話しを聞いていたのか、
もう一人の男が声を二人にかける。
 「あんた、カミサン知ってるのか?」
 「もちろん」
 「まさか、二人はグルじゃないのか?」
 「ああっ?」
 「もうー、あんたも疑り深いね。
 そのクセ、しつこいねえ。
 本当は気になってるんだろう!」
 「気にならない方がおかしいだろう?
 そんな変なところで、
変な像ひとつだけ売っているんだから、
 しかも、値段が時価って表示だもんな!
 寿司屋じゃあるまいし」
 「だから、そこが訳ありなんだって!」
 「横から悪いけど、時価って今いくら?」
 また、さっき横から口を出した男が訊く。
 「今なら、5万だな」
 「あー、
 そんなインチキな像が5万だって、
 やめときなよ」
 「インチキ?
 あー、私は一応訊いてみただけですから、
 3000円なら、
いただこうかなって思ってましたけどね」
 「3000円でもやめときな!」
 「3000円なんてとんでもないよ。
 こっちが売らないよ。
 時価だけ!
 値引きはないんだ」
 「うーん。じゃあ、本物かなあ?」
 「やめろって、
インチキに決まってるだろう。
 ハッピーな像なんて」
(続く)

「ドア女Ⅳ」へ

2009-10-17 22:35:33 | 小説
「ドア女Ⅳ」へ

 「あっ、この女!
 いるじゃない!
 みんなー!
 大変よ!
 ドア女がー」
 「たいへんだす!」
 「行けー」
 「待てー」
 「どうしてだすかあ」
 「待てってば」
 「みんな、いるわよ!
 早く来てー」
 「助けに行くだすよ!」
 「待て、たまお。
 ふうたの言うとおりにしよう」
 「はっ、賢明まで、なんでだすか?」
 「早くー、逃げちゃうかもしれないわよー」

ケラじい「いただきまーした」

2009-10-17 22:04:13 | 小説
ケラじい「いただきまーした」

 パチパチ!
 「いただきまーした、ケラじい」
 「いただきまーした、ケラじい?」
 「いただきまーした、ケラじい??」
 「いただきまーした、ケラじい?!」
 「いただきまーした、ケラじい!!」
 「いただきまーした、ケラじい¥!」
 「いただきまーした、ケラじい¥¥」
 「いただきまーした、ケラじい*¥
 パチパチ! 

 「もーう、しょうがないなあ」
 「あれ、サクラじゃないの?」
 「しー...
 これでご勘弁を...
 では」
 すたこらさっさ...

 
 パチパチ!
 「いただきまーした、ケラじい」
 「いただきまーした、ケラじい?」
 「いただきまーした、ケラじい??」
 「いただきまーした、ケラじい?!」
 「いただきまーした、ケラじい!!」
 「いただきまーした、ケラじい¥!」
 「いただきまーした、ケラじい¥¥」
 「いただきまーした、ケラじい*¥
 パチパチ!

エスカレーター「ど根性」

2009-10-17 03:13:56 | 小説
エスカレーター「ど・根性」

 うーん?同じこと?
 「拇印くださーい」
 「また...それは...うーん」
 「押してくださーい!」
 「うーん、それは...」
 「くださーい!」
 「もーう!しつこいわねー」
 「お願いします」
 どうだ!
 ど・根性!
 「じゃあ、そのしつこさに負けて
500円!」
 おー!
 「よろしく!」
 「まだなのー!」
 「そこにお願いします」
 「じゃあ、こっちも君が同じこと言うまでがんばるからね」
 「印鑑でーす」
 「ええと...さっき言わなかった?」
 「さっきは...」
 やばいひっかかるとこだった。
 このババアしつこいな。
 「印です。お願いです」
 「それ言わなかった?」
 「いいえ」
 「はい、つぎ!」
 しつこいなあ!
 「指でいいですよ!」
 「それ何?」
 「ひっかかりませんよ!」
 「うん?しつこわいねえ。
 もうあきらめなさい!」
 「早くしてくださーい!」
 どうだ!
 ど・根性!
 あと500円!