レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第3弾リメイク「ひさめと永久の大目玉編10」

2009-10-20 23:51:11 | 小説
第3弾リメイク「ひさめと永久の大目玉編10」

 「疑問をそのまま話しを続けるのかよ!」
 ケンタが文句を言うと、
 「まあ、
みんなその辺にして最後まで話しを聞きましょう」
 今まで黙って聞いていたもとめが
そう口を出す。
 「そうするだすよ」
 「うーん、そうだな」
 ケンタももとめとたまおの言葉を聞いて、
渋々納得する。
 「えー、二人の人物がカタロウが邪魔だったので、
カタロウを殺したところまで話しましたよね」
 永久がそう言うと、みな頷く。
 「でも、何故、その二人にとって、
カタロウは邪魔だったのでしょうか?」
 永久がそこまで話すと、
 また、
 サヤが、
 「よくわからないなあ?」
 と呟いてしまい、
慌てて口を塞いだ。
(続く)

第14弾レイジーブラザース「かかしみはる」

2009-10-20 23:38:12 | 小説
第14弾レイジーブラザース「かかしみはる」

 「冷たいだすよー」
 「あー」
 「ハナワちゃんやりすぎただすかなあ?」
 「あー」
 「どうしたの?」
 「おい!」
 みはるの前で呆然としている双子に、
 サヤと永久が声をかける。
 「死んでるだすよ」 
 「えー、でも、片足で立ってるじゃないの?」
 「わかんないんだよ。
 でも、冷たいんだ!」
 「それに、この目」
 「死・ん・で・る」
 サヤと双子が動揺している中、
永久がそれだけ言って、後に倒れそうになる。
 「あぶないって」
 サヤが倒れそうになった永久をうまく抱きかかえる。
 「でも、なんでな立ったままなのよ!
まるで、かかしみたいじゃないの?」
 「かかしみはる?
 あー、そう言われれば、
 でも、何で、
 立ったまま死んでるのか?
 それがわかんないだよ?」
 「わかんないって、キタにいたちここにいたんでしょ!」
 「違うよ。
 今戻ってきたばかりだよ。
 てっきり、永久たちがすぐ戻ってくると思ってな。
 俺とあおむは何かイヤだから戻るのやめて、
部屋で横になったら、そのまま寝ちゃったんだよ」
 「俺たちはドリンクが見つからないから...」
 「ふけただすか?」 
 「まあ...」
 「何で、一緒にここに来たんだよ」
 「それは、部屋に戻ったら眠くなって寝ちゃったから、
慌てて永久の部屋に行ったら、
やっぱり寝てたわけ。
 で、慌てて起こして
一緒にここに来たわけよ」
 「うーん。そうだすか?
 でも、もとネエたちは?」
 「バーで酔っぱらってるんじゃないか?」
 「で、どうするんだ?」
 「救急車だ!」
 永久はいきなり叫ぶ。
 「とりあえず、そうするだすか!」
 あおむは携帯電話を取りだした。
(続く)

大地獄「一色茶の色数」

2009-10-20 23:32:32 | 小説
大地獄「一色茶の色数」

 「で、一色茶さん。
 今の茶一色になる前は何色だったんだすか?」 
 「あっ?」
 「なんだ?みどりあお」
 「あのすね。
 レッドさん!
 誤審の原因は色数?
 じゃないかと思うすよ。
 あれっ?
 でも、
門番は前が見えないすよねえ」
 「でも、門番の使いは色数はわかるだろう。
 ていうか。
 奴らは色数に敏感だからなあ」
 「なるほど、そうすね。
 で、色数はどうだったすか?」 
 「13だ」
 「13!」
 「俺が見た中で最高だぞ!」
 「10色くらいのが結構いるんで、
俺もあまり意識はしてなかったが、
 たしかにそうかもしれないなあ」
 「わかったすよ!
 やっぱり、誤審の原因は色数すよ!
 誤審をした門番がさぼったんすよ!
 門番の使いから色数をこっそり訊いて、
その多さだけで、
大地獄行きだと決めつけたんすよ!」
 「うーん?たしかに...
 でもなあ?」
 「どうしたんすか?」
 「俺は10色くらいで派手なのが、
地獄に行ったのを見てるし、
 5色くらいでも
大地獄行きは見てるからなあ?」
 「そうなんすか?」

第11弾「楽園?48」

2009-10-20 23:28:30 | 小説
第11弾「楽園?48」

 「緊急に決めないといけない訳じゃなから、
一旦解散しない」
 「そうねえ」
 「その方が大事なことだしねえ」

 「ふー、やっぱり、
あの手紙のとおりにした方がいいと思うの?」
 「でも、だから、いーい...」

 「なんで、
あたしたちだけが呼ばれたの?」
 「バカねえ。
 男の子がいないからでしょ!」
 「ああ、そういうこと!」
 「何?
 「あのねえ。
 何歳にしろ。
男の子がいる母親は先のことを考えるでしょ。
 実際、あたしたちも先のことを考えているわけ」
 「まさか、男の子全員皆殺し?」
 「あんたもバカねえ。
 今、14歳以上の男はいないわけでしょ!
 もし、男の子全員殺したら、
どっちにしろ滅びちゃうじゃないの?」
 「ああ...
 じゃあ、どうすれば?」
 「えっ?」
(続く)

モップおとこ「フリョウ」

2009-10-20 23:21:45 | 小説
モップおとこ「フリョウ」

 あー!
 シショウがめざめない?
 バカなーーー!
 サイセイはセイコウしたはずなんだ!
 モップサイセイフリョウ?
 そんなはずはない!
 タシかめただろ!
 サワっただろ!
 ニオイをカいだだろ!
 サイセイはダイせいこうだったんだ!
 まちがいはなーい!
 バカな!
 ありえーん!
 よし!
 オレにチャレンジさせてくれ!
 イチドだけだ!
 ダメなら、セップク!
 ああ、オレはオトコだ!
 オレをシンヨウしてくれ!

第??弾「サルーラの蒼き仮面」91

2009-10-20 23:02:49 | 小説
第??弾「サルーラの蒼き仮面」91

 「ウトーちゃんとラーメンさんともう一人の...」
 中年女が話し始めると、
 「アニーって言うんだ!」と、
 ウトーがアニーの名前を中年女に教える。
 「そう、アニーさん。
 あたしはチュンメー!
 今度は
あたし自慢の特製アップルパイを用意してきたから、
 食べて見て。
 多分、最高よ」
 チュンメーを名乗った中年女がそう言うと、
 王の家来が取り分けたアップルパイの皿三つを
ラーメンたちの前に出した。
 「これも凄くおいしいねえ」
 「おおっ、俺はこれが一番だな」
 「うん」
 ウトーたちは
あっと言う間にパイを平らげた。
 「ごちそうさま!
 僕はもうおなか一杯だよ」
 「そうだな」
 ウトーとアニーがそう言うと、
 「俺はまだまだだなあ」と、
 ラーメンがそう言うと、
 「そうよねえ。
 その大きな身体じゃねえ。
 でも、
ちゃんとお代わり用意してあるから」
 チュンメーがそう言うと、
王の家来は切り分けてない大きなパイを丸ごとラーメンの前に出す。
 「あー、ありがとう!」
 ラーメンはそう言うと、
あっと言う間にパイを平らげる。
 そして、
 ラーメンはさらにずうずうしく、
 「そうだ!喉が渇いたなあ」
 と言った。
(続く)

サクラナ外伝「再びタマキ」

2009-10-20 22:50:55 | 小説
サクラナ外伝「再びタマキ」

 「おー、タマキさんじゃないだすか!」
 「焼肉!」
 「何よ。誰もいないじゃないの?」
 タマキは客のいない店の中を見て、
そう言う。
 「サクラナ、まだ、ダメなんでしょ!
 それに、こんなんじゃ、
この店の家賃も払えないじゃないの?」
 「うーん、そこまではひどくないだすが、
きつきつだすな」
 「あおくん、あたしと約束したじゃない?」
 「だすが、そこまで困ってはいないだすよ。
 正直、売り上げはだいぶ落ちただすが、
どうにか食べてはいけるだすよ」
 「そうなの?
 心配だなあ?
 で、サクラナは歩けるようにはなったの?」
 「うーん...
 それがだすなあ。
 まだ、杖を使わないと無理だすなあ」
 「じゃあ、あまり良くなってないの?」
 「まあ、少しは良くはなっただすよ」
 「で、このままがんばるつもりなの?」
 「もちろんだすよ」
 「ウメナの貯金を使って、食べてるんじゃないの?」
 ウメナは首を横に振る。
 「僕たちはあまりぜいたくしないだすし、
外食もしないだすからどうにかなるだすよ」
 「そう。ならいいわ。
 じゃあ、またね」
 タマキはそれだけ言うと、
また、店を出ていった。
 「タマキさんなんの用で来ただすかなあ?」
 「焼肉?」
 あおむとウメナは
タマキの突然の訪問に当惑していた。
(続く)

第?弾BADEND.C-24「もとこもとめ51」

2009-10-20 22:41:06 | 小説
第?弾BADEND.C-24「もとこもとめ51」

 「信じられないというのは
よくわかるだすよ」
 あおむは若い警官の方を見て言う。
 「だすが、穴の中を見ていればわかるだすよ。
 もうすぐ、苦しみ始めるだすよ」
 「まさか?」
 「信じられないなら、代わってやれ!」
 警部補が若い警官に言う。
 「だすが、この刑事さん死んじゃうだすよ。
 男じゃ無理みたいだす」
 「本当なんですかねえ」
 「だから、代わってやれって」
 「いいですよ!」
 若い警官はそう言った。
 「だすが、死んじゃうだすよ」
 「その話しが本当ならでしょ!」
 「だすから」
 「先生、こいつに代わらせましょう。
 で、どうやったら?」
 あおむは代える作戦を教えた。
 「なるほど、苦しみだしたら、
こいつを穴に放り込んで、
 奴だけを助ければいいんですね」
 「そんなバカな話しが?」
 「本当だすよ」
 そのとき、
医師があおむたちのところにやってきて、
 「大変です。
穴の中の婦警さんが苦しみだしました。
 何か、もう一人の警察官と話していたら、
気分が悪くなったみたいです」
 「あいつ、
また、余計なこと言ったんだな。
 よし、おまえ、交代だ!
 その代わり、殉職、覚悟しろ!」
 「いいですよ!
 そんなバカな話しはありえません」
 若い警官は穴の方に走って行ったので、
警部補たちも追いかけて行った。
(続く)
  
 

カミサン伝説20「ハッピー編」改4

2009-10-20 22:31:08 | 小説
カミサン伝説20「ハッピー編」改4

 「あんた!正気かよ」
 「頼むから、邪魔しないでくれよ!
 せっかく買い手がついたのに」
 「そうだ!
 あんたはこの象の価値を知らないから、
そんなバカな邪魔をするんだ」
 「なんだと!」
 「いいから、早く」
 「あっ!時価が...」
 「てめえが邪魔するからだ!」
 「ああっ?」
 「で、今いくらだい?」
 「そ、それがあ.....」
(続く)

「ドア女Ⅳ」み

2009-10-20 22:15:08 | 小説
「ドア女Ⅳ」み

 「そう。
 二人でドア女を見たらどっちかが死ぬ」
 「ということは...」
 「見えなければ、
ネネちゃん助かるんだすな」
 「そーう」
 「ねえ、誰か来てよ!
 この女笑ってるだけで、
薄気味悪いのよ」
 「我慢するんだ」
 「そうだすなあ」
 「それしかないよなあ」
 「ねえってば?どうしたの?」
 「ネネちゃん呼んでるだすよ」
 「だから、我慢するんだって」
 「警察が来て、ドア女さえ見えなければ、
警察も納得するって!」
 「ネネちゃん可愛そうだすなあ」
 「ねえ、何で助けに来てくれないのよ。
 この女笑ってんのよ!」

ケラじい「いってんものです」

2009-10-20 22:06:39 | 小説
ケラじい「いってんものです」

 きらきら!
 「いってんものです、ケラじい」
 「いってんものです、ケラじい?」
 「いってんものです、ケラじい??」
 「いってんものです、ケラじい?!」
 「いってんものです、ケラじい!!」
 「いってんものです、ケラじい¥!」
 「いってんものです、ケラじい¥¥」
 「いってんものです、ケラじい*¥
 きらきら!

 「だってさ!」
 「うーん?」
  ...

 きらきら!
 「いってんものです、ケラじい」
 「いってんものです、ケラじい?」
 「いってんものです、ケラじい??」
 「いってんものです、ケラじい?!」
 「いってんものです、ケラじい!!」
 「いってんものです、ケラじい¥!」
 「いってんものです、ケラじい¥¥」 
 「いってんものです、ケラじい*¥
 きらきら!

エスカレーター「子供」

2009-10-20 02:36:01 | 小説
エスカレーター「子供」

 「あのねえ、子供は賭けをしたらいけないの!
 だから、さっきの賭けはなーし!
 で、元に戻って500円頂戴しまーす」
 そういう魂胆だったか!
 汚ねえ!ババアだなあ!
 一応理由訊くか?
 「何でですかあ?」
 「あら、君、馬券買ってるの?」
 「いえ」
 「馬券は大人にならないと買えないのよ。
 それは大人は賭けしていいけど、
子供は賭けしちゃいけないってこと!
 残念ねえ」
 うーん。インチキくさい説明だけどなあ...
 「あのパチンコはどうですかあ?」
 「あれは賭けとは少し違うし、
大人と一緒じゃないとパチンコ屋入れないでしょ?
 もしかして、君パチンコしてるの?」
 あぶなそうだな。注意しないとな。
 「してませーん」
 「でしょ!
 だから、どっちにしろ、
さっきの賭けはなしねえ。
 500円早く!」
 うーん?どっちにしろ?
 あっ、そうだ!
 「あのー、
子供は両親の同意がないとアルバイトできませんよね」
 「何それ!これは乗り物よ。
 電車に乗るのに、
いちいち親の同意もらってんの?君?」
 うーん。乗り物かあ?
 そうだ!
 「あのー、
子供が親の同意もなく借金してもいいんですかあ?」
 「それはいいのよ。
だけど、返さなくてもいいの」
 うーん。ほんとかなあ?
 そうか!
 「じゃあ、
 さっきの賭けも借金みたいなもんだから、
いいんじゃないですか?
 馬券は買うもんですから、
それとは違いますよねえ」
 これはどうだ?
 「あのねえ。競馬は賭け事!
 だから、借金とは違うの!」
 うーん。
 そうか!
 平等だとか言って、
 賭けみたいにしちゃった時点で
このババアにやられてたんだ。
 こっちが同じこと言わないように
あんなこと言ったんだな。
 「わかりましたよ。
 賭けはなしにしましょう。
 でも、本当にいいんですかあ?」