レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第3弾リメイク「真カミサン伝説?カタロウ編11」

2009-09-17 23:43:36 | 小説
第3弾リメイク「真カミサン伝説?カタロウ編11」

 「そうだすなあ」
 「まあ、それはいいんじゃないか?」
 「そうねえ」
 「うん」
 結局、
 全員がカタロウが
その後殺されたということを認めることになった。
 「では、話しを続けます。
 結局、カタロウの考えのうち、
30人殺しとは別の人物にとって、
カタロウの行動は邪魔だった
ということは正しかったということになります。
 しかし、
 カタロウが
その人物に殺されない
と考えたことは間違いだったということになります。
 そして、
 当然のことながら、
30人殺しの犯人がカタロウを殺したわけでもない
という結論にもなります。
 そうすると、
 前にも話したように、
 30人殺しの犯人
と生首を運んだ人物が
別にいたということになると思われますが、
 この点、異論ありますか?」
 永久はみんなの顔を見た。
(続く)

改作真END?2-127?「4本のナイフ13」

2009-09-17 23:34:14 | 小説
改作真END?2-127?「4本のナイフ13」

 「そうだ!
 あのとき、
 アスカが
おちたくんがもとこを刺したことを芝居だと言ったのよ」
 アユメの言葉に木太郎が驚く。
 「えっ?
 それはおかしいなあ。
 だって、
 アスカちゃんがチウメの部屋に残したのは、
本物だろう?
 だったら、演技だなんて?」
 「それがねえ。
 アスカはたしかおちたくんだけじゃなく、
もとめ先生もグルみたいな話しをしたのよ」
 「そうか!
 アスカちゃんは、
 おちたが
207号室にあった偽物のナイフを使ったと思っていたのかあ。
 もとめ先生は207号室に
あのとき、いたからなあ。
 でも、何で、
あの後、本当のことを言わなかったんだろう」
 木太郎の言葉に
またアユメたちは考え込んだ。
(続く)

本編リメイク「あおむの推理11」

2009-09-17 23:24:27 | 小説
本編リメイク「あおむの推理11」

 いつきは首を傾げた後、
 「わりい!
 今は早すぎる」と言って、
 頭を下げる。
 「そうか、
この中の誰かと関係する計画だったんじゃのう」
 「おお、そうすると、野郎だすかあ?」
 キタジマの言葉にあおむがいつきの方を見ると、
いつきは目をそらした。
 「そうみたいじゃのう」
 「そうか、
いつきはまだ俺たちの誰かを疑っているんだな」
 木太郎は、いつきの方を見るが、
いつきは顔をそむける。
 「そうじゃのう。
 今はやめておこうかのう。
 あおむ、推理を続けえ」
 キタジマの言葉にあおむは黙って頷くと、
 「僕が永久さんと
ヒラメさんを救出した後の話しからでいいだすよな」と、
 また、話し出した。
(続く)

第14弾レイジーブラザース「みはるの刑?とマスター9」

2009-09-17 23:16:01 | 小説
第14弾レイジーブラザース「みはるの刑?とマスター9」

 「お嬢さん、それは企業秘密ですよ」
 ジュウロウはスネをさすりながら、
 もとこの顔を見てにたにた笑った。
 「ジュウロウ先生も見かけによらず、
意地悪ですこと」
 もとこも怪しい笑いを浮かべる。
 「さあ、次ねえ。
 暴行罪も追加だしねえ。
 そうですわねえ。
 暴行の被害者のジュウロウ先生に、
 また、選んでいただきましょうかねえ」
 もとこがそう言うと、
 ジュウロウはもとこの話しが終わる前に
もう処刑道具をにたにたしながら、
選び始めていた。
 「あのおっさん、
見かけ以上の悪魔かもしれないなあ」
 「そうだすなあ」
 双子はみはるの両手を押さえながら、
こそこそ話す。
 「これはどうかのう?」
 ジュウロウは小さな道具を片手にとると、
にたにた笑って、もとこに手渡した。
 そのとき、
 マスターの耳には、
 「あほ」
 という幼げな可愛い声が聞こえた。
(続く)

 
 

本家アホバカ専用質問掲示板「ベストアンサーさんへ」

2009-09-17 23:10:46 | 小説
本家アホバカ専用質問掲示板「ベストアンサーさんへ」

 ○○○て、もじゃもじゃですよね。
 僕のママもJ○AのCMを見て、
 この人昔素っ裸でテレビに出ていたのに、
出世したのね、
 って本気で言ってましたよ。
 僕にはなんのことだか、
最初わからなかったけど、
友達に訊いて、
やっとその理由が理解できました。
 だから、似てるで正解だと思いますよ。

カミサン伝説16「あおむ編」21

2009-09-17 23:02:20 | 小説
カミサン伝説16「あおむ編」21

 「何か不思議、
 珍しく明るい気分にさせくれただす語さんが、
 今日の今日お見舞いに来てくれるなんて、
 奇跡が起こらないかなあ?」
 美少女は明るく笑った。
 「奇跡だすかあ?」
 「うーん、でも、無理よねえ」
 美少女の顔がまた曇った。
 「話してくれないだすかなあ?
 僕ならできるかもしれないだすよ?」
 「だす語さんって、お医者さんなの?」 
 「違うだすが、できるかもしれないだすよ。
 夢はあきらめちゃダメだすよ!」
 「本当!」
 美少女はあおむにすべて話した。
(続く)

モップおとこ「ロクヨン」

2009-09-17 22:52:07 | 小説
モップおとこ「ロクヨン」

 そうだなあ?
 デシいがいのツギのテか?
 うーん。
 やっぱり、ない!
 あきらめな!
 ナくなって!
 オトコだろ!
 どっかサがせば、ひとりくらい、
 デシをとるキマグレなモップおとこがいるかもしれないよ!
 えっ?
 モップおとこって、
 ひとりだけじゃないのかって?
 あのなあ、
 オレがなんでモップおとこになった
とオモってたんだよ!
 モップおとこにアコガれていたから、
クロウしてここまではいあがったのさ?
 このカミガタ、だって、
 いかすだろう!
 タテ、ロクヨンわけ、
だからな!
 サイショみたときはカンドウもんだったさ。
 フツウはヨコわけだろう。
 それもだいたい、シチサン。
 それをタテに、ロクヨンでわける。
 スゴかったなあ!
 しかも、パーマまでかけて、
ハイイロにソめてさあ!
 シルバーじゃなくて、
ハイイロっていうのがトウジおシャレだったなあ!
 それで、
 オレはモップおとこになることを
ケッシンしたんだよ!
 ああ、しゃべりすぎたな。

大地獄「色とりどり」

2009-09-17 22:43:02 | 小説
大地獄「色とりどり」

 「あかチャン...
 あか...
 うーん、
 レッドさんで、
 どうですか?」
 「ああ、それでいいな。
 で、みどり...」
 「みどりあおです」
 「ああ、みどりあお、
 何で、あんたが2色で、
 俺が1色だかわかるかい」
 「そうですねえ。
 周りも色とりどりですねえ。
 凄いのは
10色くらいのもいますねえ?
 あのー、
誤解されないように言っておきますが、
 私は人殺しはしてませんよ」
 「わかってるって、
 殺した人間の数じゃ、
 門番の横に
天国への階段がある理由が説明できないじゃないかあ?」
 「そうですねえ、
レッドさん。
 うーん。歳でもないし」
 そうか。
あおみどりでもわからないか?
 俺も
最初は何がなんだかわからなかったけどなあ」
 「レッドさん、教えてくださいよ」

   

セリフサービス「警告」

2009-09-17 22:35:40 | 小説
セリフサービス「警告」

 「こんなの可笑しくて読めないぞー」
 「バカー!可笑しくても読むんだ!
肉食いたくないのか」
 「おおー」
 「ピピー」
 「えー、私語3回追加で、
閉店時間より、180分前に終了!」
 また、
 Tシャツに短パン姿の男が
そう言いながら笑いをこらえながら現れた。
 そして、
 今度は180分マイナスと書かれた黒板を持って来て
龍之介の隣の椅子の横に置くと、
90分マイナスと書かれた黒板を持って
素早く消え去った。
 男が行くと、
直哉は龍之介を睨みつけたが、
 龍之介はまだ笑っていた。
 「お客様、ご注文は以上でよろしいですね?」
 「いや」
 直哉は龍之介を睨む。
 すると、
 「パパー、
僕はカルビをたくさんと
ご飯が食べたいよー、
えーん、えーん、えーん」
 龍之介が笑いをこらえながら、
メニューを読み出した。
 「うーん、しょうがない子だなあ。
 よーし、
 じゃあ、
上カルビ3人前とライス2人前追加!」
 直哉が嬉しそうに言う。
 「では、
上カルビ3人前とライス2人前でよろしいですね。
 それで、
 上カルビはタレにしますか?
 塩にしますか?」
 「カルビはタレに決まってるだろ!」
 龍之介がまた横から口を出してしまう。
 直哉は怒鳴ろうと思ったが、
慌てて口を押さえた。
 「ピピー」
 結局、
注文の段階で210分もマイナスとなってしまった。
(続く) 
  

第11弾「楽園?19」

2009-09-17 22:18:23 | 小説
第11弾「楽園?19」

 「ここから先は俺たちのもんだから、
中に入るなよ!」
 「なんだと!
 誰が決めたんだ!
 ここはみんなのものだろ!」
 「何言ってんだよ!
 この畑を作ったのあたしら!
 それに、あたしらは
ずっとここで狩をやってんの。
 入るんじゃないわよ!」
 「あたしたちだって、
手伝ったでしょう!」
 「手伝っただけ!
 考えたのはあたし」
 「そうだ!
 やるなら、やってやるぞ!
 俺たちに勝てるかなあ」

 「また、争いですねえ。
 「下手に物が増えるとなあ。
 欲がでてくるんだよなあ」
 「といっても、ここは限りがありますからね」
 「あっち側にいる奴の方が、条件はいいからなあ」
 「結局、あっち側の人間とこっち側の人間で、戦闘か?
 ここも楽園とはいかないんですかねえ」 
 「ああ、何か起きるとはこのことかもしれないなあ」
(続く)


第??弾「サルーラの蒼き仮面」59

2009-09-17 22:00:55 | 小説
第??弾「サルーラの蒼き仮面」59

 「おまえら、やめとけって」
 サギーはウトーとアニーを見る。
 「そうだよ。
 あたしらだって、
あんまり見せたくないからねえ。
 優しそうなおチビちゃんだって、
今のあたしならイヤじゃないだろう」
 奇妙な老婆の一人はウトーの方を見る。
 「うん。おばあさんは嫌いじゃないよ。
 でも、見てみたいなあ」
 ウトーはまだそんなことを言う。
 「チビちゃん、やめときな。
 あたしのことは正直恐いんだろう?」
 今度は肺女が言うと、
ウトーは首を横に振る。
 「本当は
最初はちょっとだけ恐かったけどね。
 でも、今は大丈夫!
 それより、
そのぶちぶちに触ってみたいなあ」
 「やだねえ。このおチビちゃん。
 これは全部鼻だよ。鼻!」
 「鼻?変なかっこうの鼻だね。
 それに、
なんでそんなにたくさんあるの?」
 「あたしはこの森の妖精!
 悪いやつが来ないか、
この鼻で様子をうかがってるんだよ!」
 「妖精!
 妖精って小さくて可愛いじゃないの?」
 「それは人間が勝手に作った話さ。
 あたしたちはみなこの森の妖精さ。
 うーん。
 あんたたち、この子無邪気だから、
やっぱり隠れた方がいいよ」
 肺女は奇妙な老婆にそう言った。
(続く)

サクラナ外伝「ウメナとタマキ」

2009-09-17 21:51:39 | 小説
サクラナ外伝「ウメナとタマキ」

 「あおくん!
 あたしよ!
 タマキ。
 やっと出てくれたんだあ?
 あたしのこと嫌いになったんじゃないか
とちょっとだけ心配してたんだあ。
 昨日、ううん、一昨日はごめんね。
 楽しかったんで飲み過ぎちゃった。
 許してくれる?
 もう今度からあんなに飲まないから、
 で、お詫びにまた焼肉食べにいかない?
 もちろん、ごちそうするからね!
 それに、
 お酒はちょっとしか飲まないから。
 それから、ウメナには内緒よ。
 ねえ、明日の夜どう?」
 「焼肉!」
 ウメナは一言だけいって携帯電話を切った。
(続く)

第?弾BADEND.C-24「もとこもとめ20」

2009-09-17 21:40:41 | 小説
第?弾BADEND.C-24「もとこもとめ20」

 婦警たちがロープをひっぱり上げると、
2本の腕が見えた。
 「もう少しよ、がんばって」
 婦警の一人が穴の方に声をかける。
 「がんばるだすよ!
 くどいだすが、ひとりだすよな」
 あおむが訊くが、
穴の中から回答はなかった。
 あおむが穴の反対で、
穴の中を覗いていたソウセキを見ると、
 その顔は真っ青になっていた。
(続く)

カミサン伝説18「幸福の像編95」

2009-09-17 21:29:23 | 小説
カミサン伝説18「幸福の像編95」

 「まだかあー!腹減ったぞー」
 「うるさいだすなあ!
 うとうとしかけてただすよ。
 死ぬんだすから、
腹減ったもないだすよ。
 目をつぶって、眠っていれば、
知らない間に死んでるだすよ」
 「おおー、こんなに時間があれば、
あのカレー食っておけばよかったぞー」
 「あー、龍之介はいい度胸してるだすな」
 あおむは横に寝ているその顔を見て、
笑った。

 その頃、
 病室のマジメは、
 「ママ、嘘ついてるでしょう!
 どうして?」
 母親を睨みつけていた。
(続く)