今日はちと畑違いの分野を取り上げてみました。なぜ、これを素人が取り上げたかは最後に言います。
さて、最近妙にゆうちょ銀行の動きが眼につきだしました。
★先日は、ゆうちょ銀行のトップが、預金の上限1000万円の枠を撤廃して欲しいと表明しておりました。大口顧客を獲得しないと、経営効率が上がらないということらしいです。これには、中小銀行が一斉に反発しました。
さらに、今日はまた別の動きです。
★ゆうちょ銀とスルガ銀、業務提携について24日夕に発表 (ロイター)
[東京 23日 ロイター]
ゆうちょ銀行とスルガ銀行<8358.T>は23日までに、個人向け業務で提携することを決めた。24日夕に記者会見を開き、詳細を発表する。ゆうちょ銀とスルガ銀は昨年9月、業務提携に向けた話し合いを始めることを基本合意し、これまで提携の具体的な中身を詰めてきた。住宅ローン業務など、個人向け商品分野で協業する。
もうひとつの動き
★ゆうちょ銀行5月からクレジットカードを発行 (J-CAST)
ゆうちょ銀行は、三井住友カードと提携してクレジットカードの取り扱いを、2008年5月1日から開始する。カードの名称は「JP BANKカード」で、VISA、マスターの一般カードとゴールドカードを銀行本体が発行する。08年中にはジェーシービーカードとも提携する予定。ゆうちょ銀行の233の直営店と約2万の郵便局(簡易局は除く)で販売し、初年度100万枚をめざす。
それから、私のはもうひとつ興味の対象があります
★インターネットのイーバンク銀行の劣後債発行
先月末、インターネット専業銀行最大手のイーバンク銀行は、サブプライムローンに関連した損失を埋めるため、100億円規模の資本増強を行う方針を固めました。イーバンク銀行は、サブプライムローンに関連した投資で、去年12月までにおよそ50億円の損失を計上し、今年3月期は100億円を超える最終赤字となる見通しです。この損失を埋めるため、イーバンクでは資本を増強する方針を打ち出しました。「イーバンク銀行は日本政策投資銀行に劣後債1000億円を発行した」と日本経済新聞が報じている。
ゆうちょ銀行とイーバンク銀行はサービス提供で、密接な関係があります。イーバンク銀行は、インターネット専業銀行のため、イーバンク専用のATMや店舗は設けておりません。そこで、キャッシュカードを使った引出し・預入れ・残高照会については、ゆうちょ銀行とセブン銀行のATMを利用することになります。
またゆうちょ銀行の自分の口座を登録しておけば、手数料無料でイーバンク銀行に入金できます。そのゆうちょ銀行は全国に膨大な店舗をもっております。
田舎にいくと、三菱東京UFJ……(まったく長ったらしくて面倒な名前だな。早くなんとかしろや)銀行や、みずほ銀行といったメガバンクは通用しません。お店もATMもないのですから。地方に行くと、ゆうちょ銀行は強烈なパワーがある。
それから、上のゆうちょ銀行のニュース記事にでているスルガ銀行もインターネットバンクをやっています。
昔は護送船団と呼ばれ、大蔵省の言うとおりにしていた銀行業界でしたが、さすがに昨今はなかなかたいへんなようです。銀行が財務省の天下りポストになっているのは今でも変わらないようですがね。
金融界も環境変化が起きているようです。ゆうちょ銀行の動向とインターネットバンキングの二つの流れ(専門家はほかにも指摘するかもしれません)が金融界に将来どう影響していくのか。インターネット銀行が、やがて書店販売業におけるアマゾンのような存在になるのでしょうか。興味深いところです。
さて、最近妙にゆうちょ銀行の動きが眼につきだしました。
★先日は、ゆうちょ銀行のトップが、預金の上限1000万円の枠を撤廃して欲しいと表明しておりました。大口顧客を獲得しないと、経営効率が上がらないということらしいです。これには、中小銀行が一斉に反発しました。
さらに、今日はまた別の動きです。
★ゆうちょ銀とスルガ銀、業務提携について24日夕に発表 (ロイター)
[東京 23日 ロイター]
ゆうちょ銀行とスルガ銀行<8358.T>は23日までに、個人向け業務で提携することを決めた。24日夕に記者会見を開き、詳細を発表する。ゆうちょ銀とスルガ銀は昨年9月、業務提携に向けた話し合いを始めることを基本合意し、これまで提携の具体的な中身を詰めてきた。住宅ローン業務など、個人向け商品分野で協業する。
もうひとつの動き
★ゆうちょ銀行5月からクレジットカードを発行 (J-CAST)
ゆうちょ銀行は、三井住友カードと提携してクレジットカードの取り扱いを、2008年5月1日から開始する。カードの名称は「JP BANKカード」で、VISA、マスターの一般カードとゴールドカードを銀行本体が発行する。08年中にはジェーシービーカードとも提携する予定。ゆうちょ銀行の233の直営店と約2万の郵便局(簡易局は除く)で販売し、初年度100万枚をめざす。
それから、私のはもうひとつ興味の対象があります
★インターネットのイーバンク銀行の劣後債発行
先月末、インターネット専業銀行最大手のイーバンク銀行は、サブプライムローンに関連した損失を埋めるため、100億円規模の資本増強を行う方針を固めました。イーバンク銀行は、サブプライムローンに関連した投資で、去年12月までにおよそ50億円の損失を計上し、今年3月期は100億円を超える最終赤字となる見通しです。この損失を埋めるため、イーバンクでは資本を増強する方針を打ち出しました。「イーバンク銀行は日本政策投資銀行に劣後債1000億円を発行した」と日本経済新聞が報じている。
ゆうちょ銀行とイーバンク銀行はサービス提供で、密接な関係があります。イーバンク銀行は、インターネット専業銀行のため、イーバンク専用のATMや店舗は設けておりません。そこで、キャッシュカードを使った引出し・預入れ・残高照会については、ゆうちょ銀行とセブン銀行のATMを利用することになります。
またゆうちょ銀行の自分の口座を登録しておけば、手数料無料でイーバンク銀行に入金できます。そのゆうちょ銀行は全国に膨大な店舗をもっております。
田舎にいくと、三菱東京UFJ……(まったく長ったらしくて面倒な名前だな。早くなんとかしろや)銀行や、みずほ銀行といったメガバンクは通用しません。お店もATMもないのですから。地方に行くと、ゆうちょ銀行は強烈なパワーがある。
それから、上のゆうちょ銀行のニュース記事にでているスルガ銀行もインターネットバンクをやっています。
昔は護送船団と呼ばれ、大蔵省の言うとおりにしていた銀行業界でしたが、さすがに昨今はなかなかたいへんなようです。銀行が財務省の天下りポストになっているのは今でも変わらないようですがね。
金融界も環境変化が起きているようです。ゆうちょ銀行の動向とインターネットバンキングの二つの流れ(専門家はほかにも指摘するかもしれません)が金融界に将来どう影響していくのか。インターネット銀行が、やがて書店販売業におけるアマゾンのような存在になるのでしょうか。興味深いところです。