奈良県桜井市にある安倍文殊院(あべのもんじゅいん)。
三人よれば文殊の知恵という言葉で知られる通りここは、知恵の神様、文殊菩薩
をまつっています。
安倍文殊院は645年(大化元年)安倍一族の氏寺として建立されましたが、兵火に
よって焼失し、1664年に再建されました。
今、コスモスの花がとてもきれいに咲いています。
境内にはコスモス迷路が作られ、親子連れが迷路を楽しんでいました。
30種類5万本のコスモスで作られているそうです。
私が見たコスモス。
チョコレートコスモス。栽培が難しく3日でしぼむそうです。ほんのりチョコレート
の香りがすると書いてありましたが、しませんでした。
花びらの周りが濃いピンクでちょっとかわっています。
よくあるコスモスですが、かなり濃いピンク色。
黄色のコスモス。この黄色がモスモスが咲くとそろそろコスモス迷路も終わり
とのことですが、まだまだきれいに咲きそろっていました。
安倍一族といえば「安倍仲麻呂」や陰陽師「安倍晴明」に代表されますが、この歌碑は
安倍仲麻呂の「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」の歌が
刻まれています。