1月9日から放送が始まったNHK大河ドラマ「江(ごう)~姫たちの戦国」。
ここ伊勢上野城跡が江ゆかりの地だと聞き驚いています。
それまでにも数回訪れたことがありますが、草が生い茂り、木もうっそうとして
蚊が多いところだという印象しか残っていませんでした。
ところが、大河ドラマ放送決定後はにわかに整備されたのかあたかも
以前からりっぱな城跡であったかのようにきれいになっていました。
一番驚いたのは、この東屋です。以前は、ここに近づくことすらできなかった
ように記憶しています。
この東屋の前にこんな案内板がありました。
田淵久美子さんの著書「江~姫たちの戦国」の中に
「城の本丸のはずれに立つ松の巨木の陰に敷物をのべて座り、江は二人の姉と
並んで、海から吹き寄せる風に涼をとっていた。上野城は、伊勢湾を望む小高い
丘陵地に建っている。真っ青な海は、遠く、空とひとつに合わさる水平線まで見渡
せた。「いい眺め。海の色もあんなにきれい。」江は嘆声を上げた。磯の香りを含んだ
風が姉妹たちの髪を揺らして過ぎた。」
その隣には「お江の生涯について」簡略に書かれていました。
東屋からは、今も伊勢湾が一望できます。中央に神島、左手に答志島が見えます。
この標識は、前にもありましたが、こんなにきれいだったかな
本丸跡にある展望台。これもちょっとお色直しされているような・・・。
2階には資料室ができていました。私が行った日は休館日でしたから
後日訪ねようと思います。
展望台からも伊勢湾がきれいに見えます。
日本庭園。ここもきれいに整備されています。こんなきれいな庭園だったのですね。
1月9日からは、江にちなんだ場所をガイドとともに回る「江姫ゆかりの地周遊バス」
の運航が始まりました。このバスに乗るともっと詳しく江のことがわかるのでしょうね。
本日の天気。今日もよいお天気でしたが、風が強くて寒かったです。