かつて日本には、「七味五悦三会(しちみごえつさんえ)」なる風習があったという。
大晦日に除夜の鐘を聞きながら、「今年味わった七つの美味しいもの」「今年感じた五つの悦び」「今年あった三つの喜ばしい出会い」について家族で語り合い、過ぎ去る一年に思いを馳せるのだとか。
ブロ友のZUYAさんをまねっこして、今年は私もやってみたい。
7つの美味しいものは、スマホの写真を頼りに発掘した。何しろ、前日の夕食メニューすらおぼえていないお年頃だから、食べてしまって跡形もないものなんぞ思い出せない。そして、思い出すと7つに絞り込む作業に難航する。あれもこれも美味しかったなぁと、よだれを垂らしながら回想してみた。
点心の食パン。ふわふわでクリーミー。同僚に勧めたら「妻に、よく見つけたねと褒められた」そうで、株が上がったのだとか。
秋葉原にあるミニサイズのチーズタルト専門店「PABLO mini」。量、味、見た目、ぜーんぶ気に入った。アキバに来たら、ぜひご賞味を。
リッツカールトン東京のアフタヌーンティー。誕生日のケーキはここで食べたいわぁ~。
パークハイアット東京のマロンタルト。ビールのあとでも存在感バツグンの美味しさだ。
全聚徳の北京ダック。お肉たっぷりの満足感はクセになりそう。
河口湖のお土産にいただいた桔梗信玄ビスキュイ。私も次からこれにしよっと。
神楽坂の日本料理店「千」の胡麻豆腐。セサミン感満載の美味しさは革命的だった。
いかん、いかん。
食べ物がテーマになると、つい力が入ってしまう。今日は他にも「悦び」と「出会い」についても書かねばならんので、スペースを独占せぬよう配慮せねば。
お次は、5つの悦ばしいこと。
一番は、学生時代に所属していたサークルで同窓会をしたことだ。30年経っても、ブランクを感じさせない仲間や先輩、後輩などと話せて幸せだった。
3月の結婚記念日に家族3人でカラオケ大会をしたことも楽しかったし、8月にアドベンチャーワールドでパンダファミリーやペンギンさんにお会いできたことも幸せだった。5月に一人であしかがフラワーパークに行ったのも新鮮な思い出だ。ブロ友さんから混雑すると聞いたため、午前4時半にこっそり家を出て、7時半到着、9時には退園という行程で正解だった。10月の鉄道博物館は、銀河鉄道999でタイムスリップしたようなノスタルジーを感じ、昭和にどっぷり浸かった時間を過ごせた。
最後に、3つの喜ばしい出会いについてもご紹介したい。
まずは、ピアニストで作曲家の松下倫士(ともひと)さん。仕事でお会いし名刺交換をした。もっとも、あちらが全然おぼえていなくても構わないのだ。「作曲家の耳」の偉大さを見せてくれた方だった。吹奏楽の演奏で、多種の楽器の音色を聴き分け、一瞬で「このパートはこういう風に演奏しましょう」と的確なアドバイスを下すところがまさに神業。なのに、全然偉ぶっていないものだから尊敬する。
それから、ヴァイオリニストの岡田鉄平さん。友人に連れられて、渋谷区南平台町のミュージックサロンエスプリという音楽教室のミニコンサートに行ったとき、岡田さんがゲストで演奏していた。クラシックだけでなく、救急車のサイレン、踏切の音、ファミリーマートのメロディなどを再現し、大いに笑わせてもらった。ちょっと変わったことにチャレンジする姿勢が、私の創作意欲の刺激になっている。
3人目は音楽系ではないけれど、うちの校長に会えたことも大きい。決してイケメンではないし、人格者でもないけれど、私と同じ方向を向いているところがありがたい。打ち合わせをしなくても、「多分こう思っている」「こう発言するのでは」と予測すると、かなりの確率で当たるのだ。あちらもおそらく、同じことを思っている。職場の上司と合わない場合は悲惨だけれど、共通項が多いとこんなに楽なのかと驚いた。おかげで、今年はほとんど仕事上のストレスを感じない。
2019年も暮れていく。
来年の干支はネズミだ。このブログを始めた2008年もネズミ。ちょうど一周する計算となる。
拙いエッセイですが、今年もお読みいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
大晦日に除夜の鐘を聞きながら、「今年味わった七つの美味しいもの」「今年感じた五つの悦び」「今年あった三つの喜ばしい出会い」について家族で語り合い、過ぎ去る一年に思いを馳せるのだとか。
ブロ友のZUYAさんをまねっこして、今年は私もやってみたい。
7つの美味しいものは、スマホの写真を頼りに発掘した。何しろ、前日の夕食メニューすらおぼえていないお年頃だから、食べてしまって跡形もないものなんぞ思い出せない。そして、思い出すと7つに絞り込む作業に難航する。あれもこれも美味しかったなぁと、よだれを垂らしながら回想してみた。
点心の食パン。ふわふわでクリーミー。同僚に勧めたら「妻に、よく見つけたねと褒められた」そうで、株が上がったのだとか。
秋葉原にあるミニサイズのチーズタルト専門店「PABLO mini」。量、味、見た目、ぜーんぶ気に入った。アキバに来たら、ぜひご賞味を。
リッツカールトン東京のアフタヌーンティー。誕生日のケーキはここで食べたいわぁ~。
パークハイアット東京のマロンタルト。ビールのあとでも存在感バツグンの美味しさだ。
全聚徳の北京ダック。お肉たっぷりの満足感はクセになりそう。
河口湖のお土産にいただいた桔梗信玄ビスキュイ。私も次からこれにしよっと。
神楽坂の日本料理店「千」の胡麻豆腐。セサミン感満載の美味しさは革命的だった。
いかん、いかん。
食べ物がテーマになると、つい力が入ってしまう。今日は他にも「悦び」と「出会い」についても書かねばならんので、スペースを独占せぬよう配慮せねば。
お次は、5つの悦ばしいこと。
一番は、学生時代に所属していたサークルで同窓会をしたことだ。30年経っても、ブランクを感じさせない仲間や先輩、後輩などと話せて幸せだった。
3月の結婚記念日に家族3人でカラオケ大会をしたことも楽しかったし、8月にアドベンチャーワールドでパンダファミリーやペンギンさんにお会いできたことも幸せだった。5月に一人であしかがフラワーパークに行ったのも新鮮な思い出だ。ブロ友さんから混雑すると聞いたため、午前4時半にこっそり家を出て、7時半到着、9時には退園という行程で正解だった。10月の鉄道博物館は、銀河鉄道999でタイムスリップしたようなノスタルジーを感じ、昭和にどっぷり浸かった時間を過ごせた。
最後に、3つの喜ばしい出会いについてもご紹介したい。
まずは、ピアニストで作曲家の松下倫士(ともひと)さん。仕事でお会いし名刺交換をした。もっとも、あちらが全然おぼえていなくても構わないのだ。「作曲家の耳」の偉大さを見せてくれた方だった。吹奏楽の演奏で、多種の楽器の音色を聴き分け、一瞬で「このパートはこういう風に演奏しましょう」と的確なアドバイスを下すところがまさに神業。なのに、全然偉ぶっていないものだから尊敬する。
それから、ヴァイオリニストの岡田鉄平さん。友人に連れられて、渋谷区南平台町のミュージックサロンエスプリという音楽教室のミニコンサートに行ったとき、岡田さんがゲストで演奏していた。クラシックだけでなく、救急車のサイレン、踏切の音、ファミリーマートのメロディなどを再現し、大いに笑わせてもらった。ちょっと変わったことにチャレンジする姿勢が、私の創作意欲の刺激になっている。
3人目は音楽系ではないけれど、うちの校長に会えたことも大きい。決してイケメンではないし、人格者でもないけれど、私と同じ方向を向いているところがありがたい。打ち合わせをしなくても、「多分こう思っている」「こう発言するのでは」と予測すると、かなりの確率で当たるのだ。あちらもおそらく、同じことを思っている。職場の上司と合わない場合は悲惨だけれど、共通項が多いとこんなに楽なのかと驚いた。おかげで、今年はほとんど仕事上のストレスを感じない。
2019年も暮れていく。
来年の干支はネズミだ。このブログを始めた2008年もネズミ。ちょうど一周する計算となる。
拙いエッセイですが、今年もお読みいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
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クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
去年(2019年)の七味五悦三会は上手く出揃い安心したら、数時間後に風邪を引いてしまいました...
せっかくの元旦の朝の食事は(鼻づまりで)...困ったものです
去年は美味しものを沢山召し上がったんですね。今年も美味しいものを食してくださいね。私も美味しいものが食べたいわ~。
とても思いつきません↓
でもスマホ撮影には少し慣れたので、
スタンプ等活用し、ブログに生かしたいです。
ブログ早や12年目に!素晴らしいです。
明けましておめでとうございます。
本来であれば、大晦日に書く内容だと思うのですが、いかんせん、すぐ新年が来ちゃうので早めにアップしました。
風邪をひかれたとはお気の毒に。
お医者さんもお正月休みに入っちゃいましたね。
保湿と休養、ビタミンCで回復されることをお祈りします。
お大事に~。
明けましておめでとうございます。
今年は無駄遣いを控えて、貯蓄しなくちゃと考えています。
でも、美味しいものを食べることも大事ですね。
勤労意欲を高めるためにも、自分へのご褒美は必要だし。
さて、今年は何を食べようかしら……。
あけましておめでとうございます。
食べたものも、楽しかったことも、すぐ忘れてしまうので記録が欠かせません。
写真はもちろんですが、日記の予備のページに書いておこうかしら。
そうすれば、年末に「うーむ」と唸ることもなくなります。
ブログは続いていますが、内容が薄くなってしまい、もうちょっと何とかしたいところですね。
ああ、時間がほしい。