これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

ぞろ目の魅力

2014年07月10日 21時26分52秒 | エッセイ
 気がつけば、当ブログは今回で「666」回目の更新となる。
 さて、この「666」というぞろ目の数字を見て、何を連想するだろうか。

 やっぱり、「オーメン」でしょっ!

「オーメン」とは、1976年に公開され、大ヒットしたホラー映画である。主人公は、6月6日午前6時に生まれた少年ダミアンで、関わりを持つ者に次々と死をもたらすのだ。髪の下に隠れている頭皮には、悪魔の証拠である「666」のアザがある。新約聖書「ヨハネの黙示録」でも、666を「獣の数字」としていることから、ストーリーに説得力が生まれたところがよかった。
 当時、私は小学生だったので、映画そのものは公開から何年もたってから、テレビ放映されたときに見ている。1作目から3作目まですべて見たが、一番気に入ったのは2作目である「オーメン2」であった。



 思春期を迎えたダミアンは、陸軍士官学校に通うことになる。とても悪魔の子とは思えない、端正な顔立ちの子役を選んだのは正解だった。加えて、私は制服フェチである。士官学校の、禁欲的な制服に惹きつけられた。
 また、ダミアンが自ら「悪魔の子」であることに気づき、悩み苦しむなど、弱い面を見せたことも計算ずくだったのだろう。一緒に見ていた姉や妹も、たちまち、悪魔の子の味方になってしまった。
「ダミアン、かっこいいね」
「うん。周りの人は死んでも仕方ない」
「マークってヤツ、むかつかない?」
「むかつく。ダミアンを泣かせて、まったくもう」
 という具合である。
 もう一度見たくなってきた。夏休みあたりに、DVDをレンタルしたい。
 ぞろ目のタイトルには、結構好きな作品がある。
「仮面ライダー555(ファイズ)」は毎週欠かさず見ていた。主人公を演じた半田健人が、それはそれは素敵だったのだ。子どもと一緒に夢中になり、映画館にも足を運んだ。
 そして、忘れちゃならないのが「銀河鉄道999」である。スケールの大きな宇宙が舞台になっているけれど、テーマは人とのつながりで、出会いや別れを繰り返しながら、たくましく生きていく主人公・鉄郎を描いている。ゴダイゴの主題歌は、吹奏楽でもよく演奏され、聴くと元気が出てくる。

 ぞろ目っていいな~♪

 もし、私が小説デビューしたら、タイトルには「333」か「444」を入れてみたい。


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 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
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コメント (12)
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