昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

三軒茶屋『安曇野』で蕎麦を食う。

2016-09-24 14:55:39 | グルメ

今日、土曜日も雨。
なにか身体に黴が生えてきそうな一週間だった。
かーたんは洗濯物が干せないとぼやくことしきり。
気分直しに三茶へお使いを兼ねて出かけてみることにする。
その前に、まずは腹ごしらえ。いつも行く『きゃんどる』ばかりでは芸が無いので、毎度、前を通りかかっていて気になってはいるが、「高くて量が少ない」という評判を聞いて、敬遠していた蕎麦屋さん『安曇野』へ入ってみる。
丁度、昼食時で、店内は混んでいて、始め座敷に通されたが、テーブルが空いたというので移動。
メニューを見渡す。オカブは迷わず蒸篭二枚。780円×2。かーたんは天蒸篭、1760円。
もちろんお酒もつけましたよ。高知の銘酒『亀泉』。750円。
お酒は麹の香りがたまらず、この店の酒選びへのこだわりが感じられる。
蕎麦は、藪風の田舎蕎麦。安曇野という看板を掲げているだけに、江戸前の更科風は出しにくいのであろう。
したがって、二番粉を使ったポロポロとした食感のもの。同じ通りに店を構える『武屋』とは対照的。しかし、それだけに生蕎麦の旨みが伝わってくる。
お酒には『蕎麦かりんとう』の先付もついてくる。
食べてみて、間違いなく、この店は「値段もリーズナブルで、美味い」と実感した。サービスも非常に気持ちがいい。
また来よう。そして今度は気になっていた「田舎そば」に挑戦してみることにしよう。

子は勤め長雨の中家を出る   素閑